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初めての青年センターにドキドキ [2015年05月30日(Sat)]
こんにちは!北海道教育大学3年目の奥崎愛予です。
今日、社会教育主事実習の一環で函館市青年センターにお邪魔しました!
初めての青年センターにドキドキでしたが、職員のみなさんが温かく迎えてくださり、落ち着いて実習に臨むことができました!

体育館や会議室だけでなく勉強スペースや図書コーナーなど、個人でも利用できる空間があるんですね、知りませんでした!
特に勉強するコーナーは、図書館が混んでいて席がない!という経験が過去にあったので、もっと早くから利用したかったです…。
皆さんにも、これらのスペースの見どころを紹介したいところですが、前の実習生が見どころをたくさん綴ってくれていたので、少し違った見どころを紹介しますね!

センターに入ってすぐの受付前には、貸し出し用の傘が用意されています!
CIMG3230.jpg
これで万が一、急に雨が降ってくることがあっても、濡れずに帰れるし、慌てて自転車を飛ばして帰る必要もありません!
他にも、自転車のタイヤの空気入れも用意されていました!
さりげないところに、利用者の急なトラブルに応じた準備をされていることから、職員さんの優しさがひしひしと伝わってきますね。

さて、今日の実習ですが課題は、青年センターの改善点を見つけることでした。
初めての青年センターを何度も練り歩いて気付いた改善点は以下の3つです。
@リーフレットを見やすく分類!
青年センターに入ったことがある方はご存知かもしれませんが、青年センターにはたくさんのリーフレットが掲示されていて、情報が満載です!特に受付向かいの棚にはイベントの広告が多く、その他にいくつか講座の募集、映画の広告が混じっている状態で少しバラバラな印象を受けました。まとめてジャンルを掲示するべきと提案したところ、イベントの期間がバラバラであるという新たな問題を発見しました。リーフレットを詳しく見てみると…今の時期だと6月、7月のイベントが多く、最長では10月までのイベントがありました。このことから直近の2ヶ月の広告が多いようなので、「2か月以内のイベント」「3か月以降のイベント」というように期間ごとで分類し、月の初めに広告を入れ替えると利用者が見やすくなるのではないか、という結論に至りました。

A置いている図書を探しやすく!
図書コーナーには最新の話題作を始め、以前話題になっていた本もたくさん見受けられました!現在、小説と文庫どちらにも五十音の見出しが付けられ、十分に工夫されているのですが、本を探すのに人一倍苦労してしまう私は、さらに工夫できないかと頭をひねりました。図書館のように検索するパソコンを置けば手っ取り早いのですが設置が大変なので、置いている図書の一覧表をぶら下げることを提案します!一覧の著者名から作品名を探すことで、必死に棚を探さずとも、その本の有無を確認できます。図書館や書店ほど本の数が多くないからこそできる手段です。

Bセンター長文庫の本を紹介!
図書コーナーには、センター長オススメの本が陳列された棚があります。そこから1,2冊ほど本の内容を紹介したポップを貼れば、さらに利用者の読んでみたい!という興味を掻き立てられると考えました。他にもポップを作ることで棚も華やかになり、目を楽しませることもできます!

CIMG3232.jpg
今回の実習の中で、「今ある利用上のルールは、ちゃんと市民と職員との間で経緯を経て出来たもの」という言葉が強く印象に残り、青年センターは利用する市民の声とそれに応える職員とで成り立つものなのだと実感しました。実際に運営している現場に入り、職員の生の声を聞かないと分からない点も多々あり、座学にはない学びを得られました。職員の皆さん、利用者の皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。

実習生 奥崎愛予