8月5日(木)に開催したHADEEPオープンセミナーの報告をお届けします。
今回は、今年度からHADEEP特任研究員となった3名の発表でした。今回の3名は、海洋の化学、生物、地殻を対象に研究しています。
まず、
海洋の無機化学が専門の大久保綾子さんが、 「天然放射性核種を利用して海洋の物質循環過程を解析する」と題して発表してくださいました。
海水の塩辛さは塩が3%含まれるからですが、塩以外にも海水には様々な物質が微量に含まれています。それぞれの微量元素の海洋での分布を調べることにより、海洋での物質の循環を明らかにできるのだそうです。
次に
海洋生物の生理学が専門の野畑重教さんが、「海水魚の延髄最高野を介した飲水調節」について発表を行いました。
海と陸を回遊するウナギは、両方の塩分で生きられるように飲む水の量を調節しています。飲水調節にかかわるホルモンについて話してくださいました。
最後は、
海洋底のプレートの動きを専門に研究している内藤和也さんが、「変形する海の底 ― プレートが沈み込む理由」について発表してくださいました。
海底で生まれるプレートが日本近海などで沈み込む様子について、モデルを使ってシュミレーションした結果を動画でみせていただきました。
セミナーの後には暑気払いのパーティー。猛暑の中でしたが、楽しい時間でした。
今回発表してくださった3名の方の研究内容は、9月末頃には
HADEEPホームページからご覧いただけるようになる予定です。
なお、HADEEPオープンセミナーは、特任研究員の研究を一般の方々にやさしく紹介することを目的として開催しております。次回のお知らせを、どうぞお楽しみに。
Posted by HADEEP事務局
at 17:12
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