サークル活動の一環としてのボランティア活動 [2014年12月12日(Fri)]
大学生の頃、友人と小さな音楽サークルを立ち上げ、学園祭などで地道にライブを重ねていく内に徐々に知名度が上がっていきました。
私が二回生になったある夏の日、仲良くしていた大学の庶務課の人から、地域の夏祭りに出てみないかとお誘いを受けました。 出演料が支払われない代わりにこちらも支払わなくても良い、学外サークル活動の一環として、私たちは参加することにしました。 練習の合間に夏祭りの企画代表者の方と何度かお会いして、当日の打ち合わせをしました。 機材をタダで用意してもらう代わりに、当日少しお祭りのお手伝いをすることにしました。 そして迎えた当日は予想外の忙しさでした。 出番以外の時間は地域の方の出し物の準備や盆踊りのセッティングを手伝ったり、たこ焼き屋さんから足りなくなったソースを買いに行かされたりなどして、自分たちの出番があることをうっかり忘れてしまいそうになるくらい、常に動き回っていました。 ハチャメチャな状態で出演し、無事に夏祭りが終わったときの達成感は気持ちのよいものでした。 手伝ってくれたお礼だと、屋台をやっていた方たちが焼きトウモロコシやかき氷を差し入れしてくれました。 我々は夏祭りを肌で感じながら、市民活動に参加するのはこれほど楽しいものなのだと初めて知りました。 それ以来、毎年ボランティアサークルとして、地域の夏祭りに出演することになりました。 |
Posted by
グリッド
at 21:30