熊本県・合志市泉ヶ丘市民センター児童館のびのびクラブでみそづくり! [2010年03月31日(Wed)]
Aコース「みそづくり」に参加いただいた合志市泉ヶ丘市民センター児童館 のびのびクラブさんからのレポートが届きました。一部抜粋してご紹介致します。【育成財団事務局】
〜事業概要〜 会 場・・・合志市泉ヶ丘市民センター公民館調理室 日 時・・・10月24日(土) 午前10時〜午後12時 主 催・・・合志市泉ヶ丘市民センター児童館 のびのびクラブ 参 加 者・・・合志市内在住の小学生とその保護者17組(児童21人 保護者他20人) 〜事業内容〜 講師の方から大豆が体に良い食べ物だということ、またその大豆から「みそ」ができると いうお話しを聞いた後「みそ作り」が始まりました。 まず 1)茹でて柔らかくなった大豆を容器に移し、一人ずつ交代でつぶしていく。 2)別の大きな容器に麦麹と塩を入れ固まっている麹をほぐしながらよく混ぜ合わせる。 3)そこへつぶした大豆を加えさらに混ぜ合わせる。 4)しっかりと混ぜたらボール状にして容器に入れる。空気を抜くようにして隙間なく詰め表 面を平らにする。 子どもたちや保護者の皆さんは茹でた大豆の香り、混ぜる時の大豆や麹の感触に初めはび っくりしていましたが、後から楽しむように作業を進めていく姿がありました。「みそ作り」が進 むかたわらで講師の方々による「みそ」を使った家庭料理「だご汁」作りも行われ「みそ作り」が 終わった後みんなでおいしい「だご汁」を味わいました。 〜参加者の感想〜 ・思っていたよりも簡単に作ることができたので、また作ってみたいと思いました。 ・混ぜるのが楽しかったです。 ・子どもといっしょに楽しく参加することができてよかったです。 ・いつもは食べない野菜を今日はおかわりして食べていました。びっくりしましたがとてもうれ しかったです。 〜考察〜 “みそ”はスーパーの店頭に並んでいるもの・・・。と思っていた子どもたちが「まさか大豆が “みそ”になるなんて!」と驚いたことと思います。茹でた大豆をつぶしたり、麦麹と塩を混ぜ 合わせるという工程の中で子どもたちの表情がどんどん変わっていきました。 初めはびっくりしたり恐る恐る手を出していた子どもたちが全部混ぜ終わるころには、みん なにこにこと笑顔になり容器に詰め終わると達成感で満足そうでした。 普段なにげなく口にしている“みそ”が大豆からできていることを知り、その“みそ”を使ったみ そ汁がご飯といっしょに食することにより栄養素を補い合い「最高の組み合わせ」さらには「最 高の朝食」になることも知ることができました。「みそ作り」後の試食会ではご飯とだご汁を誰 一人残すことなく反対におかわりをして食べている姿に、いっしょに参加した保護者のみなさ んもびっくりでした。 なかなか取り組むことができなかったこのような企画が育成財団のおかげで思いがけず実施 できたことは、参加した子どもたちにも児童館活動にも大いにプラスになりました。本当にあり がとうございました。これから先も子どもたちが気軽に楽しく参加できるような色々な企画を積 極的に計画して、今回「みそ作り」に参加できなかった子どもたちをはじめ多くの子どもたちの 体験の場をたくさん作っていきたいと思います。 |