海外からの人たちを対等に受け入れる仕組みを考える必要があるのでは[2017年12月31日(Sun)]
朝日新聞12月13日付け「外国人実習生の失踪急増、半年で3千人超 賃金に不満か」から、 日本で働きながら技術を学ぶ技能実習生として入国し、実習先の企業などからいなくなる外国人が急増している。法務省によると、今年は6月末までに325人で半年間で初めて3千人を突破。年間では初の6千人台になる可能性が高い。実習生が増える中、賃金などがより良い職場を求めて失踪するケースが続出しているとみられている。近年の失踪者の急増を受けて、法務省は失踪者が出た受け入れ企業などへの指導を強化。賃金不払いなど不正行為があった企業などには実習生の受け入れをやめさせたりした。その結果、一昨年に過去最多の5803人となった失踪者は昨年、5058人にまで減っていた。今年の失踪問題の再燃を、法務省は「率直に言って遺憾だ。さらに分析しないと、何が原因か示せない」(幹部)と深刻に受け止めている。法務省によると、日本にいる実習生は6月末時点で25万1721人。ベトナム人が10万4802人と最も多く、中国人(7万9959人)が続いた。この半年の失踪者もベトナム人が1618人で最多。次いで中国人(859人)、ミャンマー人(227人)、カンボジア人(204人)だった。昨年上半期に比べ、ベトナム人は793人、ミャンマー人は160人も増えた。
海外から訪れ日本の労働力不足を解消するために働いている人たちの待遇を真剣に考える必要があるのではないでしょうか。実習生として受け入れている企業は、中小零細企業が多く経営面でも苦労しているのかもしれませんが、安い労働力として考えていないようなら制度を変更する必要があるのではないでしょうか。零細企業は儲けを出すことが困難かもしれませんが、労働者としては日本人も海外から訪れる労働者も変わらないのではないでしょうか。技能習得が必要な期間は多少人件費を抑えることがあっても仕方ないのかもしれませんが、技能習得後は日本人と同じような待遇にしなければならないのではないでしょうか。家族への送金のために一生懸命働いてくれていることを受け止めるべきではないでしょうか。海外から訪れる人たちが日本の待遇の良さがわかれば、海外からより多くの優秀な人材を確保できるようになるのではないでしょうか。それは日本のためにもなるのではないでしょうか。
海外から訪れ日本の労働力不足を解消するために働いている人たちの待遇を真剣に考える必要があるのではないでしょうか。実習生として受け入れている企業は、中小零細企業が多く経営面でも苦労しているのかもしれませんが、安い労働力として考えていないようなら制度を変更する必要があるのではないでしょうか。零細企業は儲けを出すことが困難かもしれませんが、労働者としては日本人も海外から訪れる労働者も変わらないのではないでしょうか。技能習得が必要な期間は多少人件費を抑えることがあっても仕方ないのかもしれませんが、技能習得後は日本人と同じような待遇にしなければならないのではないでしょうか。家族への送金のために一生懸命働いてくれていることを受け止めるべきではないでしょうか。海外から訪れる人たちが日本の待遇の良さがわかれば、海外からより多くの優秀な人材を確保できるようになるのではないでしょうか。それは日本のためにもなるのではないでしょうか。