人口減少問題に正面から取り組んでいる人と話をしてよいと思われることがありました。社員を大事にする企業は景気に左右されることなく持続できているということでした。そのような企業が雇用を創出することで地域を元気にすることができるのではないでしょうか。行政に携わる職員としては縦割りに関係なく、違い業務だから対応できないという言い訳をしないでスピーディーに対処する。県が市町村をバックアップして県と市町村が連携してワンストップで対応できるような仕組みづくりを推進する。移住してくる人たちは人生をかけて一生の問題として移り住むことを理解して人生相談に真剣に乗ることが大事である。どれも納得することばかりです。地域の活性化に取り組んでいるNPO法人としては肝に銘じることだと思います。

　人を大切にする経営会議（社長行動会議）は国内のどこにもありますが、そのような優良企業を就職希望する高校生や大学生などにPRすることが大事だということです。具体的1社が1人を採用する計画を立てれば有効なのではないでしょうか。小さい頃から地域の郷土芸能などに関わらせ重要な役割を担ってもらうことで、地域を大事にして地域を存続させる人材となって活躍してもらう。そのような人たちを増やすことが大事ではないでしょうか。企業セミナーは承認数ワークショップ形式で行い直接対話することで企業の良さが伝わり雇用を創出することにつながるのではないか。県民全員が一人ひとり参画する仕組みづくりを考える。緩やかで活動しやすい仕組みをつくることが継続できるのではないでしょうか。どの話も大変参考になりました。一人ひとりが関わって人口減少をはじめとする地域の課題に立ち向かうことで気付きあい前に突き進むことができるようになるのではないでしょうか。