秋田さきがけ2019年4月29日付け「高校普通科　特色類型化　政府教育再生会議提言へ　国際化対応、地域人材育成」から、高校生の7割が在籍する普通科のあり方を議論している政府の教育再生実行会議が、各校ごとに重視する教育を明確にし、特色を類型化するよう提言することがわかった。各行が示す特色により「国際化対応」「地域の貢献する人材育成」などの枠組みに分けることを想定。画一化とされる普通科の学びの改革を促す。普通科では、大学受験を念頭に置いた指導や授業編成が大半で、生徒の多様な能力や関心に十分に応えられていないとの指摘がある。普通科を�@国際的に活躍�A科学技術の分野をけん引�B地域課題を解決といった各校の人材育成のイメージに応じて分類し、学びの変化を促す。

　高校普通科を変革する必要に迫られてきていることは理解できます。国際化に対応する人材、地域課題を解決する人材の育成は必要でしょう。さらに言えば、農業高校、工業高校、商業高校、福祉関係の学科を有する高校などを地域の中で育て、農業法人、企業、商店、介護施設、社会福祉法人などと連携して持続的な地域づくりを進めることがよいのではないでしょうか。カリキュラムを柔軟にすることも大事なのではないでしょうか。大学に進学する子どもたちは、高校時代から将来のことを見据えて地域の課題を解決するという視点を持ち続けてもらい、高校を卒業してすぐに地域貢献のために活躍する人材を増やすことも重要でしょう。教育は日本の将来を担う人材を創り出す重要な役割を担っていることを考えれば、税金を増やしていくことが必要なのではないでしょうか。