デフレをスローガンにする政策を転換する必要があるのでは[2019年04月09日(Tue)]
朝日新聞2019年2月27日付け「『だらだらデフレ』景気低迷の現況でない」立正大教授吉川洋さんから、持続的な物価下落という定義しかない「デフレ」が景気低迷と同義で使われ、「デフレ脱却」は政治のスローガン、旗印になった。この旗がある限り、日銀は大規模な金融緩和を続けざるを得ない。そのために国の借金である国債を日銀は大量に買い続けると、財政に規律はゆがみ、銀行経営も圧迫する。もはやデフレではない今、そんな旗は降ろした方がいい。平成は閉塞感に覆われた。非正規の労働者が増えた。次の時代、日本経済の根本課題であるイノベーション(技術革新)に取り組むしかない。
持続的な物価下落という定義しかない「デフレ」が景気低迷と同義で使われ、「デフレ脱却」は政治のスローガン、旗印にした経済政策や公共事業を増やす手法で国債を発行して借金を増やし続けていますが、国の財政は大丈夫なのでしょうか。1000兆円以上の借金を抱えて大丈夫と言える人はいるのでしょうか。東日本大震災のような大惨事が起きたら経済が破綻して超インフレ状態に陥ることはないのでしょうか。そのような事態になる可能性も考えてかじ取りをしているのでしょうか。吉川教授が指摘するようにもはやデフレではない今、そんな旗は降ろして非正規労働者が減るような政策に転換する必要があるのではないでしょうか。それがイノベーションだとすればそれを実現するような政策を推進すべきではないでしょうか。
持続的な物価下落という定義しかない「デフレ」が景気低迷と同義で使われ、「デフレ脱却」は政治のスローガン、旗印にした経済政策や公共事業を増やす手法で国債を発行して借金を増やし続けていますが、国の財政は大丈夫なのでしょうか。1000兆円以上の借金を抱えて大丈夫と言える人はいるのでしょうか。東日本大震災のような大惨事が起きたら経済が破綻して超インフレ状態に陥ることはないのでしょうか。そのような事態になる可能性も考えてかじ取りをしているのでしょうか。吉川教授が指摘するようにもはやデフレではない今、そんな旗は降ろして非正規労働者が減るような政策に転換する必要があるのではないでしょうか。それがイノベーションだとすればそれを実現するような政策を推進すべきではないでしょうか。