政権も官邸も権力的になり過ぎているのではないでしょうか。マスメディに対して特定の記者に対する圧力のかけ方は問題なのでしょうか。沖縄県辺野古基地移設に関しての官房長官の発言、首相の答弁も県民であり国民である人たちに対してほとんど耳を傾けることなく強行的に政策を推進しようとする姿勢は問題なのでしょうか。秋田県、山口県に予定されているイージス・アショアの配備に関しても地域住民はほとんど反対しているのに予算を確保して反対世論に寄り添うことなく配備するだけになっているのではないでしょうか。

　政権、官邸の権力的な姿勢が強くなっているのではないでしょうか。国民やマスメディアと正面から向き合って丁寧にわかりやすく納得できるような説明をする努力を怠っているのではないでしょうか。反対は反対で仕方ないと片付け、手続きを間違わないようにして政策を進めることだけを考えているとすれば、民主主義的な手法とは言い難いのではないでしょうか。少数意見や反対意見意にも真摯に向き合い説明を尽くすことが大事なのではないでしょうか。説明しても理解が得られない時には納得してもらうことができるような案に変更するのが大事なのではないでしょうか。マスメディア、野党も権力のチェックも追及も迫力不足で、明らかに力不足であることは間違いないでしょうが、だからと言って説明責任を果たさなくてもいいということはないでしょう。世論調査の結果からもわかるように政権が推進する政策や政権の政治姿勢に対して過半数以上の人たちが評価していない現実を受け止める必要があるのではないでしょうか。そうしないと独善的で権力的と見られるようになるのではないでしょうか。