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国の官庁が絡んだ理解しがたいことが増えていませんか[2018年04月04日(Wed)]
 朝日新聞3月15日付け「前川前次官の講演、録音データ提供求める 文部科学省」から、名古屋市立の中学校で2月、文部科学省前事務次官の前川喜平氏が授業の一環で講演したことをめぐり、文科省が市教委に対し、前川氏を呼んだ狙いや講演の内容を問い合わせ、録音データの提供を求めていたことが15日、わかった。文科省が個別の学校の授業内容について調べるのは異例。前川氏は文科省の組織的な天下りの問題に関与したとして、昨年1月に辞任し、その後は学校法人「加計学園」の獣医学部新設などをめぐって「行政がゆがめられた」と発言している。文科省教育課程課によると、総合的な学習の時間の授業で講演したことを報道で知り、前川氏が辞任したことや「出会い系バー」の利用が報道されたことを伝えたうえで、経緯や講演内容を尋ね、録音の提供を求めるメールを市教委に送った。市教委から講演内容は伝えられたが、録音の提供はなかったという。教育課程課は電話で市教委に、前川氏を学校教育の授業に呼ぶことは「慎重な検討が必要だったのではないか」とも伝えたという。市教委に問い合わせることは文科省の初等中等教育局で判断しており、林芳正文科相ら政務三役は関わっていないとしている。前川氏の講演を聞いた40代の女性によると、中学生やその保護者らが参加していた。幼少時代の話や科学技術で変わる社会について論じ、夜間中学校でのボランティアのエピソードなどを交え、「文科省時代にできなかったことに取り組んでいる」と話したという。女性は「政治的な話題や加計学園の話も一切出なかった。とても和やかな雰囲気だった」と話した。文科省は学習指導要領など、全国共通の教育基準を作っているが、個別の学校の授業内容について調査をするのは異例だ。文科省の淵上孝・教育課程課長は「前川氏が天下り問題で国家公務員法違反と認定されたことなどについて、(学校や市教委が)どこまで十分にわかっていたかを確認しようとした。法的に、調査に問題があるとは思っていない」と話している。002.JPG

 前川氏の件では自民党の文教族からの問い合わせに対して文科省が調査を行ったとも言われていますが、国の官庁や政権絡みの理解しがたい事態が増えているのではないでしょうか。国家公務員は全体の奉仕者であるはずですが、権限を使って国民を監視するような行為はいかがなものなのでしょうか。前川さんの場合も前川さんが悪い人であるかのような印象を与えてしまうようなことを文書で伝えるというのはどうなのでしょうか。学校で行われている個々の教育内容の調査を行うという行為が教育現場にどのような悪影響を与えてしまうか教育行政をつかさどる文部科学省担当者にはわからないのでしょうか。多様な人材が教育の場で子どもたちの将来を考え、子どもたちに夢を与えるような話をすることは大事なことなのではないでしょうか。先進国の日本の今回の文科省の件を含めて財務省の文書改ざん事件、加計学園の問題など官庁が絡んでいる問題が国民には理解できないのではないでしょうか。法治国家で民主主義国家だと思っていましたが、国民はこの国の統治のあり方を立ち止まって考える必要があるのではないでしょうか。001.JPG
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