冬季オリンピックでは、日本選手もフィギュア―男子の羽生選手、スピードスケート女子の小平選手は金メダルを獲得しましたが、金メダルに相当するような活躍をしても上には上がいるものだと実感しました。女子スピードスケート1500�bの高木選手、1000�bの小平選手、ハーフパイプの平野選手、ノルディック複合ノーマルヒルの渡部選手は、金メダルを取ってもおかしくないくらいのレースと記録ですが、世界中にはさらに上に立ちはだかる選手がいたのです。

　日本選手は世界のトップレベルに達していることはよくわかりましたが、世界にはさらには上がいるのもわかりました。スピードスケートでも金メダルを取れるほどの記録を出してもさらにその記録を破る選手があるし、ノルディックの複合でも最後の最後までトップを競い合ってもほんの僅かのところで先頭になられそのまま数秒のところでトップになれませんでしたが、実力的にはほとんどトップです。勝負の世界である以上は順位がついてしまいますが、一生懸命な姿を見ていると感動します。オリンピックに出場するだけでも物凄いレベルであることは間違いありません。しかし、世界中には上には上がいることがわかりました。