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人間の生き方に生産性を尺度に使うのはいかがでしょうか[2018年10月09日(Tue)]
 朝日新聞8月2日付け「「生産性ない」主張 背景には」から、今回は「LGBT」でしたが、対象は障害者、外国人、高齢者、低所得者などの置き換えられる可能性があります。だれが、いつは排除される側になるかわかりません。自民党の杉田衆院議員の発言は大きな社会問題になっています。差別を「うわっ」と感じる感覚が緩やかに共有されています。私たちは政治家の問題発言に「またか」と慣れてはいけない。1回1回、きちんと対応していく態度が大事です。「本音」は「弱者は弱者らしく、少数者は少数者らしくしておけ」ということではないでしょうか。外国人労働者が人手不足の職場を補い、低賃金に耐えて黙っている限りは、守られるべき存在として扱う。女性の立場はおとなしく控えめに、常に男性を立てて暮らしていれば良しとする。でも、彼ら、彼女たちが自分たちの権利を主張し、差別を告発した途端、手のひらを返したように「生意気だ!」と激しく攻撃し、治安の問題などにすり替えて攻撃対象にしていく。そもそも、「子どもを産む産まない」で人々を分けること自体がおかしい。人間の生き方に「生産性」という尺度を用いることが間違っているんです。016.JPG

 自民党の議員の問題発言が次から次へと出てきますが、自民党の体質が問われているのではないでしょうか。安倍首相は杉田衆院議員に対して指導を加えたようですが、自民党幹部の中にも大したことではないという受け止めがあります。多様性を認めることができない古い体質で日本の社会は大丈夫なのでしょうか。人間の生き方はひとそれぞれ自由であって当たり前ではないでしょうか。生産性がないから生き方も否定されるような言い方こそが問題ではないでしょうか。男性と女性が結婚して子どもを産むことは人口減少が進む日本社会では求められることかもしれませんが、人間の生き方を考えれば多様な生き方があってしかるべきで、多様な考え方を容認できない社会になってしまえば、息苦しい社会になってしまうのではないでしょうか。マイノリティー、外国人、格差に苦しんでいる人、体の不自由な人たちが共存して生きやすい社会を構築することが大事なのではないでしょうか。008.JPG
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