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海の恵みがいつまでもあるわけではないことを認識すべきでは[2018年04月16日(Mon)]
 朝日新聞3月24日付け「海の恵み「今世紀半ばでゼロ」」から、乱獲などが続けば、今世紀半ばにアジア・太平洋地域の沿岸や海で漁獲可能な魚がいなくなるなどとする報告書を、国連の科学者組織「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)が公表した。アジア・太平洋地域の報告書では、世界の養殖の9割が集中し、東南アジアでは2000年以降、漁獲量が大幅に減っているなどと指摘。環境負荷の高い養殖や乱獲、収奪的な漁業が、沿岸や海洋の生態系の脅威になっているとし、現状のような水産業のあり方では、48年までに漁獲可能な魚がいなくなると警告した。地球温暖化の影響を抑えても、50年までにサンゴの90%が傷み、適切に管理されたサンゴ礁も年1〜2%ずつ失われると予測。プラスチックごみを運ぶ量が多い川は、世界の上位10本中8本がアジアにあり、これからの地域が世界の海のゴミの88〜95%を生み出しているとした。004.JPG

 日本人は当たり前に海の幸をいつまでもいただけると思っているかもしれませんが、国連の報告で近い将来日本人が大好きな魚介類を食べることができなくなる可能性が出てきたのです。そういう事態に陥ったときに初めてどうしようかと考えても時既に遅しという状況ではないでしょうか。最も悪いと思われる影響は乱獲でしょう。日本人だけが特権と思って食べ続けていた状況が中国をはじめ他の国々でも食べるようになったことも影響しているかもしれませんが、漁獲量が減少する中でも経済性を優先に乱獲のような状態で獲り続けていることを改めて保護することを考えなければ枯渇すると予測するのは間違いないでしょう。すべての資源には限りがあります。養殖を推進しても需要を満たすことはよいではないでしょう。人間の欲求を最優先にするのではなく、海の恵みに限らず限りある資源を保護しながら共存する仕組みを考えることが大事なのではないでしょうか。001.JPG
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