会の成り立ちから活動内容、子どもたちとのエピソードについてお話していただきました(^-^)
■日時 2019年7月25日(木) 12:00〜12:15
■出演 子どものための日本語教室“太陽”
三村玄さん、伊藤嘉枝子さん、河村静子さん、平賀智子さん、本多久仁子さん
「ひたちなか市内の小中学校で、日本語が不自由な子どもたちのために、日本語の指導をしています」と会長の河村さん。
また、子どもたちの学校生活や日常生活での不安を少しでも解消できるように、“取り出し授業(出前授業のようなもの)”を行っており、通常授業の中の1時間を使って、良く使う言葉を中心に、ひらがな・カタカナの読み書きや漢字、そして教科学習補助へと進めていく指導もしているそうです。
次に「世界各国の子どもたちと関わってきました」と伊藤さん。
20年という長い歴史がある日本語教室“太陽”。現在のメンバーは9名で、指導している生徒は16名とのこと。「指導する中で、ある日突然、日本語を話せるようになっていく子どもたちの成長を見ることが励みになっています」と笑顔でお話ししてくれました。
「毎年、平均して12〜13名の子どもたちを指導しているので、20年間で約250名ほどの子どもたちが、私たちから卒業していきました」と目を細めて話す三村さん。
「日本語が出来ないので、学校へ行ってもつまらない」と不登校になってしまった中学生のブラジルの男の子。三村さんの日本語指導のおかげで学校に行くようになり、なんと日本の高校にも合格したそうです。
また、中学3年生の受験の年に日本に来た中国の女の子。一言も日本語が話せなかった子が、1年間で見事水戸の高校に合格。大学生になってからも成績表を見せに来てくれるという微笑ましいエピソードを聞かせてくれました(^-^)
〜太陽のようにみんなを温かく照らしていきたい〜
そんな思いを込め、子どものための日本語教室“太陽”の皆さんは、日々活動を続けています。
なお、ひたちなか市では毎年、「日本語指導ボランティア養成講座」を開催しています。受講すると日本語指導ボランティアとして活動できますので、興味のある方はぜひ下記までお問合せ下さい。
(文責:O)
【問合せ先】
ひたちなか市国際交流協会
電話:029-212-6855
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