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2018年06月28日

行ってみよう!ジオパーク展'18

茨城県北ジオパーク推進協議会に所属する「ジオネットひたちなか・東海」の主催で、ジオパークの魅力と楽しみ方を紹介する「行ってみよう!ジオパーク展’18」が開催されました(^^)/

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★日時 6/27(水)〜7/2(月) 10:00〜20:00(最終日は16:00)
★場所 市民交流センター コミュニティギャラリー


ジオパークは地層、岩石、断層といった自然からわかるその土地の成り立ちや、それらと関わってきた人々の歴史や文化を学び、私たちの住む土地の魅力を再発見することができる場所です。
コミュニティギャラリーには、緑あふれる山々や渓谷、白亜紀のアンモナイトの化石を産出する海岸、日本で一番古いと言われている5億年前の地層など、茨城県北ジオパーク(構想)の見どころ(ジオサイト)を紹介するパネルと、そこで採取された岩石や鉱石などが展示されています。

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常陸大宮市から採取された“珪化木”(ケイカボク)は植物の化石。古代に土砂に埋もれた樹木が長い年月をかけ、石の成分を吸収して化石となったものだそう。太古の歴史を垣間見ることができます。

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そしてその隣には、棚倉断層の模型とその周辺から採取した鉱石の数々…。
「断層の隙間からマグマが上がり、色々な鉱石ができました。これは、日本では2つの場所でしか採取できない貴重な鉱石『まだら石』です」と模型制作者の朝日さん。なかなか目にすることができないまだら石について熱心に説明してくれました!(^^)!

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平磯海岸ジオサイトや“伝説 砂に埋もれた村”から出土した土器を調査した資料も展示されており、ひたちなか市のジオサイトを学ぶこともできます。

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また北茨城市の石炭で作られた置物や、「ジオネットひたちなか・東海」の皆さんが、近隣地区で活動している写真も合わせて展示中です。

この機会にぜひギャラリーに足を運び、茨城県北地域の自然と、歴史や文化に触れてみてはいかがでしょうか。
(文責:S)
☆げんき-NETひたちなか団体・サークル情報 ジオネットひたちなか・東海☆
http://www.genkinet-hitachinaka.jp/katsudoudisp_3.php?dai=3&index=1629&from=1&koukai_sinsei_flg=2

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