北は北海道から南は九州まで全国各地にあるジオパーク。茨城県内のジオパークには見慣れた風景があるかも…。今までとは違った視点で地域の魅力を発見してみませんか?
★日時 7/5(水)〜7/10(月) 10:00〜20:00(最終日は16:00)
★場所 市民交流センター コミュニティギャラリー
ジオパーク(大地の公園)とは地質的、地形的に貴重な自然に恵まれた地域のことを言い、そこで営まれてきた生物や人の歴史もたどれる場所です。そんな地域の魅力を発信し、未来に向けて保全していくことを目的としています。
日本国内にある43のジオパークのうち、茨城県内には「茨城県北ジオパーク」「筑波山地域ジオパーク」があります。茨城大学地質情報活用プロジェクトを立ち上げた学生さん達は今回、この2つを始めとする日本各地のジオパークとその特色を紹介しています。
ひたちなか海浜鉄道の駅名標に沿って周辺地域の見どころを話してくれるなど、茨城県北ジオパークの様々な魅力を笑顔で話していた荒川さんは、茨城県北ジオパーク推進協議会に所属するジオネットひたちなか・東海のインタープリター(案内役)です。
実際に見学や体験ができる展示コーナーでは、那珂川河口や阿字ヶ浦で採取した砂に磁石を近づけ、「海岸沿いでも砂の成分に違いがあって、那珂川河口はこんなに砂鉄が多いんです」と見せてくれました。また、海底の様子を再現したという水槽を指さし、「このような状態で白亜紀から約7000万年かけ、砂が固まったものが砂岩なんです」と展示中の砂岩についても説明してくれました。何気なく見ていた身近な自然に詰まった長い歴史…見る目が変わりますね!
「ジオパークはお互いに連携し、情報を交換していくことがとても大切」と話す荒川さん。今回は日本各地のジオパークについて学べるよう、様々な地域のパンフレットも展示してあります。
ぜひ、ギャラリーにお越しになり、日本国内のジオパークについてご覧になってみて下さい。
(文責:E)
☆げんき-NETひたちなか団体・サークル情報 ジオネットひたちなか・東海☆
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