■日時 2016年１月10日（日） 10:00～12:00
■場所 笠松運動公園
健康法としてよく知られている太極拳は、型の正確さを重視して行われていますが、“八極拳”はちょっと違います。敵と接近した間合いで戦うことを得意とするもので、練習でも二人で組んで行う対練を取り入れているのが特徴的です。「長い歴史の中で、先人たちが守ってきたものをひも解きながら、実直に受け継いでいくことに楽しさを感じます」と代表の大川さん。
準備運動は、足で床を強く踏みつけながら歩き、手や腕で攻撃する型を丁寧に行います。接近戦ではバランスを崩してはいけないので、足の運びはかなり重要。また、技を続けるためには、自分にとっていいポジションに足を置く必要があります。そのため、足が自然に出るようにするため、基礎の繰り返しを大切にしています。激しい動きではないけれど、みなさんの額には汗がにじみます。体の重心を意識しながら動くのは、思っている以上に運動効果があるようです。
続いて、二人で組んで行う対練が始まりました。相手の手をかわして、ひじ・肩や背中を使って体当たりする技法は迫力満点！指導する田中さんのすばやい動作には驚くばかりです。カンフー映画を思わせる練習風景にワクワクするのは、私だけではないはず！興味のある人には、ぜひ見学をおすすめしたいです。
教室を開いて20年になる田中さんは、少年時代に読んだ漫画がきっかけで“八極拳”を始めたそうです。「体当たりしても痛みを感じなくなるのは、鈍感になるのではなく打たれ強い精神が鍛えられるから。健康と強さを身につけることができます」とその魅力を語ってくれました。そして、その強さに憧れて門を叩いた大川さんは、「型を覚えるだけでなく、その意味を知る楽しさもある」と、今ではその奥深さにも夢中。また「練習が終わった後の、仲間との交流も楽しい」と話してくれました。
好きや憧れを実現しているみなさんは、本当に楽しそうでかっこよかったです！第一日曜日には、体験練習会も行っていますので、参加してみたい方はぜひお問合せ下さい。
◆“八極拳”体験練習会◆
日時 ３月６日（日）９:00～12:00
※４月以降も第一日曜日に行う予定です
場所 お問合せください（主に笠松運動公園）
問合せ 080-5034-5143（大川）※参加希望者はご連絡ください
（文責：R）
☆げんき-NETひたちなか団体・サークル情報 中国拳法”八極拳”の教室☆
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