今回の目玉は、スタートしたばかりで大人気の「沢田湧水ガイドツアー」と、まさに今が見ごろ、この春全面オープンした「常陸ローズガーデン」。
さあ、“わくわく”体験の始まりです!
■日時 2015年5月30日(土) 9:30〜14:30
■場所 国営ひたち海浜公園
ピッカピカの太陽のもと、30名の参加者のみなさんとスタッフの方々…。路線バスに乗り込み、無事「ひたち海浜公園」に到着です。
いざ!沢田湧水めざして出発!
新緑まぶしい木漏れ日の中を30分ほど歩いていくと、“沢田湧水ネイチャーハウス”が見えてきました。
公園の職員の方から、砂丘から湧き出す湧水の説明を受けたのち、ボランティアスタッフの方たちと3班に分かれ、いよいよ“沢田湧水ガイドツアー”の始まりです♪さてさて、珍しい動植物たちに出あうことができるでしょうか?
中に入ってしばらくすると、「オゼイトトンボだ!」と、参加者のみなさんの感極まった声。なんとこの地が南限となる幻の「オゼイトトンボ」と遭遇することができました!
ふと気づけば、あちこちに“オゼイトトンボ”が飛んでいて、それを見た参加者のみなさんは、カメラ片手に、夢中でシャッターを連写!
青く透き通ってキラキラと輝く“オゼイトトンボ”は、とても繊細で幻想的な姿をしていました♪
昼食を済ませ次に向かったのは、バラの甘い香り漂う、まさに今見ごろのバラ園“常陸ローズガーデン”…。約120品種、3,400株(内ハマナス1,600株)の花が咲き誇っていました。
ハマナスが自生する太平洋側の南限に位置する茨城県。
ここを手掛けた公園スタッフ…バラのことを「この子たち」と呼ぶ加藤さんが、日本の原種バラを代表するハマナスと、ヨーロッパに渡って新たに誕生した品種を紹介している“ハマナスの思い出ガーデン”から、大観覧車から見ると一輪の大きなバラの花の形に見える“ローズレリーフガーデン”までを、分かりやすくハマナスの花から順を追って説明してくれました。
加藤さんのバラに対するとても熱い思いが伝わってくるお話に、みなさん真剣に聞き入っていましたよ(^-^)
最後には、ご自宅でバラを育てている方たちから、剪定の仕方や病気対策などの質問が続出!その質問を一つひとつ丁寧に説明してくれる加藤さんに、参加された皆さんも大満足の様子でした。
広大な園内には、知られざる名所がまだまだたくさんあるとのこと。
みなさんもまた違った目線で訪れて、「国営ひたち海浜公園」の隠れた魅力を探しに行かれてはいかがでしょうか♪
(文責:O)
【市民交流センター ひたちなか・まの最新記事】
コメントありがとうございます。
生き物の宝庫である沢田湧水地のガイドツアーは、4月〜11月の毎週土・日曜日に開催しているそうです。(雨天時中止)
普段は入れない沢田湧水地中流部まで観察できるツアーですので、是非機会があったら参加してみてください。