今回は、今後みなさんがボランティアを始めるにあたり、人とのコミュニケーションをスムーズにとれるようにと、講師に日本カウンセリング学会認定カウンセラーの資格をお持ちの、武藤幸枝(さちえ)先生をお迎えして、修了式を兼ねた研修会を開催しました!
日時 2015年1月17日(土) 13:30〜15:30 (修了式16:00まで)
場所 大島コミュニティセンター 談話室1・2
「人と繋がるために知っておきたいこと」〜現場で活きるコミュニケーション・ワーク〜
武藤先生は、全国各地でコミュニケーション講座やメンタルヘルス講座・発達障害についての講座を開催するほか、不登校やひきこもりの訪問カウンセリング・ストレスケアのための色彩心理ワークなどを行っています。
東日本大震災後は、定期的に被災地を訪れ、被災者に寄り添うボランティア活動を続けていらっしゃいます。そんな武藤先生の、体験談を交えながらの研修会となりました。
災害等で心に大きな傷を抱えている方たちに最も大切なこととは、『タッチング』。肩、頭、足などにそっと両手を置き「フワ〜ピタ!」。“溶け合い動作法”というそうです。
受講生たちも一列に並んで「フワ〜ピタ!」。「気持ちがいい」「あったかい」と受講生。
すぐに実践できそうです。
次は、「サザエさん」の歌にのせて脳トレの時間。先生に合わせて踊ります。
みんな間違わないように一生懸命。「間違えてもいいんですよ。考えてやることが大事」と武藤先生。
その後みんなで輪になり、「ギュウ」は口で言い、「タン」は拍手。案外難しい『牛タンゲーム』と、それぞれ新聞紙をねじってわっかを4つ作り、崩れないように順番に重ねていくゲームを、3つのグループに分かれてチャレンジ!
各グループからは笑い声や拍手が湧きあがりました(^O^)
みんなで協力しながら行うこのワーク。一緒に頑張ってやるというだけで、なんとなく親しくなれた気がしますよね♪
最後に武藤先生からこんなお話しをいただきました。
「人の悪いところを見るのではなく、良いところをキャッチするようにして下さい。自己中心にならないでいれば、自然に自分の格が上がってきます。思いきって一歩前へ踏み出してみて下さい。きっと今までと違った景色が見えてくるはずです」。
2時間のコミュニケーションワーク…これから何か始めようとした時、人とのコミュニケーションやきっかけづくりに、きっと役に立ってくれることでしょう(^-^)
そして楽しかったワークの後は、半年間という長い期間「ボランティア“入門”講座」に参加してくれた皆さんにささやかなプレゼント…。修了証書授与式が始まりました。
ひたちなか市役所市民活動課 須藤課長より、一人ひとり受講生に手渡されました。
「半年間という長い期間参加され、今後のボランティアを始めるきっかけづくりになれば良いと思います。お疲れ様でした」との労いの言葉をいただき、修了式も無事に終えることができました。
〜まずは身近な人のために〜と題して行ってきたボランティア“入門”講座。焦らず、気負わず自分でできる範囲で、今後ボランティア活動に取り組んでいただけたらと思います。
(文責:O)
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