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2017年01月21日

グローバルマーケットウォッチ

2017年は不確実を前提に

今週は、トランプ氏の米大統領就任式における演説と直後に発表されるであろう政策待ちで、世界中の投資家は静観していた。
結果は、想定の範囲ということで、大きな反応はなかったが、いよいよ、これからということで引き続き、身動きが取れないというところか。

年初から、グローバルな記事を読んでいて、今年の資産運用に参考となる二つの大きな風潮が読み取れるので、紹介しておく。

(1)イベント予測の信頼性の喪失

 昨年は、英国のEU離脱と米大統領選でのトランプ氏の勝利といった予想外の事態となり、マーケットは大荒れとなった。大方の予想に基づいて投資していた多くの投資家が損失を被った。それ以来、マスコミ、専門家の予測はまず疑ってかかるべきであるとか単なる意見として参考にすべきという風潮が日増しに強くなっている。
特に、短期的な予測自体がリスクであるという。

予測ということに関して、次のような著名人のコメントをあげて、当てにすることを戒めている。
●私は未来を予測しない。すぐやってくるものだから
ーアインシュタイン
●予測というものは未来のことというよりも、予測する人のことをより多く語っているものである。
ーウォーレンバフェット
●2種類の予測者がいる、わかってない人かわかってないことをわかってない人かのどちらである。
ー偉大な経済学者ジョン・ガルブレイス

(2)リスク意識の高まり

2017年について確かなことを言うとすれば、不確実という一言に尽きるという表現が当を得ているようだ。
マーケットを取り巻くリスクを数え上げれば、私だけでも30近く挙げられる。
予測が信頼できないということで、余計にリスクが強調されている。
特に、グローバルに政治的なリスクが高まっており、経済のファンダメンタルにまで影響しかねない。
今年の資産運用は、投資リスクの管理が極めて重要になりそうである。

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