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2016年08月27日

個人の国際分散投資に役立つグローバルマーケットウォッチ

今週のトピックスーイエレン発言に騒ぎ過ぎ

今週は、マーケットに関連するグローバルなニュースがあまりなかったせいか、米国のカンサスで行われたイエレン米FRB議長の発言が異常と言えるほど注目された。
大方の予想とは若干違い、近い将来の利上げを臭わしたものであったため、各国の為替市場で米ドルが買われたが、マーケットへのインパクトは限定的で、なぎの状態は続いている。

利回りの極端に低いマーケットの中で、資産運用をよぎなくされているので、投資家は比較的高い利回りを期待出来る株式市場から離れられないが、さらに資金をつぎ込む気にはなれないというのが正直なところであろう。

現在、グローバルに利回りをもとめる資金は、金とエマージングマーケット(株式も債券も)に向いている。
とくに、エマージングマーケットへの関心の輪がどんどん広がっているのは事実だが、分散投資のチョイスとして考えるべきであろう。

現在のグローバルな資産運用市場の上昇トレンドは、リーマンショックからの立ち直りから7年経過し、過去のクラッシュからの上昇マーケットの継続期間の平均を超えてきた。
これがマーケット専門家の警告の論拠の一つにもなっているが、今回はボラティリティーが大きく、途中何回も、大きく下げる場面があったことは考慮に入れる必要もあるし、上昇トレンドの期間が長いというだけで弱気になる必要はない。

当面のマーケットをみる視点として、先週お約束した、欧米の大手プライベートバンクが最近のグローバルマーケットから得た教訓を5つ挙げているのを読んだので、紹介しておきます。

(1)政治イベントの予想は困難、その意味で、米大統領選挙と伊の憲法改正国民投票は市場混乱要因として要注意
(2)長期的な市場価値は金融と企業業績からくる。イベントへの過剰反応はパフォーマンスを悪化させる。
(3)グローバル化とテクノロジーの市場へのインパクト大。長期トレンドとして、自動化とデジタルデータが大きな投資機会となる可能性。
(4)先進国通貨も変動幅高まる。ポートフォリオの通貨ヘッジの重要性高まる。
(5)マーケットの不透明感とボラティリティーの拡大。資産クラスの分散投資、ますます重要に。


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