CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2016年06月11日

個人の国際分散投資に役立つグローバルマーケットウォッチ

◆今週のトピックスー個人がリスクをとって利回りを追求するマーケットではない

昨日、大手の欧米プライベートバンクの投資セミナーに参加してきた。
ポイントを整理すれば
(1)低い利回りと変動リスクの大きな投資環境の中で、グローバルに幅広い分散投資を
   (米国株、米ドル建て投資適格社債、シニアローン、高利回り債券)
(2)当面の2大下ブレリスク
   ー6月23日の英国のEU離脱を問う国民選挙
   ー米大統領選挙
   最悪シナリオでも影響は一過性のものにとどまる
(3)日本株は円ドル相場不透明の中、ニュートラル 

雰囲気としては、要警戒ムードである。

このところのマーケットのムードは、閉塞感が漂っている。プロの投資家は、上昇すればとりあえず、利食っておくというように、高利回り資産と安全資産である国債を行き来する投資スタンスである。
全体的には、安全性を求める傾向が次第に強くなっているような気がする。

国債の利回りのマイナス幅広がるというような異常な状態がいつまでも続くわけがない。
マーケットは、リーマンショックは民間が作り出したバブルの崩壊であったが、今度は政府が作り出したバブルの崩壊がいずれ来ると思い出している。

マーケット関係者の言葉を借りれば、
「ここ1〜2ヶ月は、他にいい投資対象がない以上、株式投資もやむを得ないが、もくもくと不気味な暗雲が見えてきた」

注目すべきは、金価格の動向である。先週まで、5月の年初来高値から7%くらい下げていたが、今週に入って急速に上昇に転じている。
明らかにリスクへッジの動きが急浮上しているということであろう。

個人投資家は、先週、お勧めした投資姿勢で、静観するのが安心でしょう。

◆グローバルマーケットの投資テーマ
 
 新興国株式
ー年初来、最もパフォーマンスの良い資産の一つである。
 新興国株式市場の平均PERは10倍と先進国市場の平均15倍をかなり下回っており、かなり割安である。しかし、投資家の姿勢はまだ半身というのが実情である。依然として、慎重で、大きな資金が入ってきているわけではない。
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック