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2015年12月19日

個人の国際分散投資に役立つグローバルマーケットウォッチ

米利上げ後の短期的混乱の先を見よう

先週から今週にかけて、注目されていた世界の主要中央銀行が動いた。
先週末に、欧州中央銀行が追加緩和、今週はじめに、米FRBが9年ぶりの利上げで金融政策の正常化へ、そして今週末は日銀が新たな緩和措置。
そのなかで、株式市場などマーケットのボラティリティーが増幅している。
その要因は3中央銀行の動きに落胆したというよりは、他の不安要因が大きく影響したと思われる。

それは、原油価格の更なる新安値への下落と米国のハイイールド債ファンドの解約停止によるハイイールド債全般のパニック売りであろう。
とくに、プロのヘッジファンドの動きが変動を増幅させ、マーケット全般にリスクオフムードが広がっている。

個人投資家はパニックに陥ることなく、静観する時であろう。
この短期的なマーケットの混乱のさきに、本当のトレンドが見えてくるはずである。

先日、メリルリンチの恒例の調査で、世界のファンドマネージャーが、当面の資産配分で、欧州、日本株などの主要国消費関連株のウェイトを上げ、債券、石油関連株、コモディティー、新興国株のウェイトを低くしていることと、米ドル持ち高の偏重が明らかにされた。
この調査を注目しているのは、逆ばりの投資家である。彼らは、世界の主要なファンドマネージャーと同じ動きでは、儲からないと思っているからである。この調査結果とは違うことをしたいと思っている。

個人投資家も同じような目でマーケットを見る必要があるのではないか。
新興国マーケットの不振、コモディティーの不振そしてハイイールド債の低落からのトレンドの変化が、米国の9年ぶりの利上げを機にいつ起こってくるか忍耐強く見守る必要がある。

私は、このハイイールド債の急落による利回りアップを見極め、毎月分配型のハイイールド債ファンドを拾いたいと思っている。
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