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2015年09月26日

個人の国際分散投資に役立つグローバルマーケットウォッチ

火消しに躍起になっている米FRB

先週、米FRBが利上げを見送ったことで、かえって、世界の金融・為替市場が不安定さを増した。そこで、イエレン議長が今週に入って、異例の会見を行ない、あらためて、年内の利上げを強調し、世界経済、すくなくとも米国経済は順調だということを示し、市場の安定を図った。
しかし、効果を疑問視する向きは多い。

今週、色々な世界のマーケット専門家のブログを読んでいて、米FRBが「利上げを延期した理由」を分析したコメントの中で、「なるほど」と思ったものがあったので紹介しておきたい。

・米国景気、新興国が予想よりも悪い
・欧州の移民問題や中東の混乱への悪影響
・米ドルをこれ以上高くしたくない
・金利上昇で、未曾有に膨らんだ各国の財政負担を増やしたくない
などの表面的な理由よりももっと重要な理由として、「部屋の中の2匹の象」と称して挙げている。

一匹目の象は、第二次世界大戦時以上と言える長期のゼロ金利政策を転換することによる世界の投資家、企業、消費者への心理的な影響の大きさが計り知れないこと。
二匹目の象は、2008年以来、主要国の中央銀行がばらまいてきた過剰流動性によって引き起こされた各種のバブルの行く末が見えないこと。
・原油など商品市場のバブルはすでに破裂した
・中国、ブラジル、ロシアなど主要な新興国のバブルも破裂した
・そして、次はジャンクボンドをはじめとした債券バブルや小型株バブルも破裂の兆候が見える  

このように、これらの問題への答えはまだ得られていないし、今や世界の投資家は、もはや、政策当局への信頼性はかなり低下している。

先週も書いた通り、「しばらくは我慢の時」である。

われわれ個人投資家は、マスコミの大げさなコメントとマーケットの乱高下に振り回されずに、万が一のマーケットへの備えを万全にしましょう。
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