中国インフルエンザへ
先週は、香港、タイ、ミャンマーに出張に出かけていたが、折しも、世界市場は、中国株の再度の、しかも1日では、最大の下げに見舞われた。
このインフルエンザは,ギリシャよりも影響が大きいのは確かだが、今のところ、コモディティーや新興国マーケットへの影響にとどまっている。
どこまで、影響がひろがるか、読みにくいが、少なくとも、FRBの利上げ決断に影響を与えよう。
(影響が先進国市場まで広がれば、今、予想されている9月より後にズレこむだろう)
いずれにせよ。
世界市場の大きなクラッシュもありうると思って、キャッシュポジションを高めにし、防御的ポートフォリオ(金を買うなど)にしておくことをお勧めする。
今回の出張で、何人かの市場関係者と当面の見通しについて議論したが、共通する内容を要約しておきたい。
(1) 米国経済は順調に 拡大を続ける。
賃金増によってインフレ率も高ま
る。
(2) 欧州株のほうが米国株よりもリターン高い。
(3) 日本株も有望
(4) さらなるユーロ安と米ドル高
(5) 世界経済の成長続く、従って新興国マーケットも
大きなリスクはなさそう。
参考にしてください。
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