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2015年05月04日

個人の国際分散投資に役立つグローバルマーケットウォッチ

いつも間違いをおかす投資家心理

リーマンショック後、2009年3月に世界の株式が底を打ってから、はや7年目に入っている。
出遅れていた日本株も、リーマンショック前の高値を更新し、ようやく日経ダウ2万円を超えた。
多くの投資家は、次のショックが何時来るか、気になってきている。連日、市場関係者のコメントで目立つのは、大きな下げ相場が何時来てもおかしくないというコメントである。

今年に入って、世界的に、出遅れていた市場を除いて、株価はそれほど上昇していない。投資家が高値を警戒しているからである。
先週は、先進国の株価が大きく下げ(日経ダウも一日で500ポイント以上も下げた)、ひやっとさせられた。特に、個人投資家は潤ってきているだけに、何かアクションを起こしたくなる心境はよくわかる。
私も、最近、急上昇している株を一部、売却して現金化した。

果たして、正しかったのだろうか。
折しも、先週、2015年の個人投資家の投資行動に関するデータ分析が発表された。
それは、過去30年にわたる米国の株式市場の大暴落とその後の回復時の個人投資家のパフォーマンスがいかに悪いかというものである。

過去30年間のSP500の年率の利回りは11%なのにたいして、個人投資家のそれは3.8%しかない。とくに、2008年10月のリーマン大暴落スタート時は、SP500が16%下がったのに対して、個人投資家の平均損失率は24%にも及んだ。
また、2000年3月のドットコム暴落からの回復時にも、SP500の9.8%上昇に対して、個人は3.8%以下しか上昇幅をとらえられなかった。

この調査で、「最悪期への対処は必要だが、多少の上げ下げに対して、行動することはリターンを下げることになり、うまくいっても、長期のポートフォリオのパフォーマンスにはほとんど影響しない」と分析している。

勧めているのは、「急上昇しているファンドの一部を現金化して、リバランスすることによって、その後のマーケットに備えたよりバランスの良いポートフォリオを作ることである」としている。
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