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2015年03月14日

個人の国際分散投資に役立つグローバルマーケットウォッチ

どこまでつづくのか米ドル独歩高

 日米の株価が乖離している。従来は前夜のNYダウが高ければ、その日の日経ダウも高いというのが通常であったが、このところ、NYダウが大きく下げているが、日経ダウは大きく逆行高し、15年ぶりの高値をつけている。

それは、米ドルが昨年央からでも、対円にとどまらず、諸外国通貨に対して平均22%も高くなっており、さらに上昇する気運にあるからである。
ここまで、米ドル高がつづくと米経済に向かい風になり、また米国外で収益を上げる米主要企業の決算の大きなマイナス要因になるからと懸念されだしたからである。
4月に入ると、第1四半期(1〜3月)の米主要企業の決算にどのような影響が出るか注目されている。

通貨のトレンドはそう簡単には変わらないものだし、当面、多くの国が利下げに動く一方、米国は利上げのタイミングを測っている状況の中では、しばらくは米ドル高はつづくと見ておいた方がいいだろう。
特に、今週から、国債購入を始めた欧州の量的金融緩和で1ユーロが1米ドルに接近し始めた。
大量のユーロが米ドルに向かってる。
常識的に考えて、利回り0.2%の程度の10年ものドイツ国債を買うより利回り2.13%の10年もの米国国債を買う方を選択するのは当たり前であろう。

ドイッチェ銀行は2016末には1ユーロ=0.9米ドル、2017年末には1ユーロ=0.85米ドルと予想している。

このような、いわば通貨戦争の中で、個人投資家はどうすべきなのか。参戦しないことである。
自分の保有通貨の分散をキープして、メリットを享受しつつ、ダメージを最少限にとどめることである。
行き着くとこまでいけば(米国の実体経済に悪影響が出れば)、米ドル高は反転を始めるはずである。
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