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2018年05月24日

東海ウィキペディアタウン交流会

東海地域においてウィキペディアタウンに取り組む図書館関係者、イベントをサポートするウィキペディアン、市民が集い、ノウハウや情報を共有し、ブラッシュアップと新しい展開を生んでいくための場、「東海ウィキペディアタウン交流会」を5月8日に実施しました。

三河・田原地域の図書館員、名古屋市の図書館員10名弱が参加。
食事は持ち寄り、意見交換、交流を図りました。

にんげん図書館からは、名古屋で行った3つの図書館でのウィキペディアタウンの実施について発表し、その後、田原市中央図書館 豊田館長より田原市での取り組みについてお話しいただきました。
実施の様子や実践する中で工夫してきたこと、見えてきた価値や課題を伝え、その後皆さんで意見交換を行いました。

行ったことも、こんなことを感じた、難しかった、こんなことができるのではないか・・
ということも共有するから次に進めるのだと思います。
そして、実践してきた中にあるたくさんの知恵を一つ一つ拾って整理、体系化していくことも
同時にしていきたいと思いました。
そのようにして、図書館がもっと面白い場となっていけばいいな〜と思います。

写真を撮り忘れるくらい、話が面白くて、夢中になりまして、みんなが持ち寄った食べ物の写真しかありません・・


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意見交換で出てきた主な意見

1)ウィキペディアタウンに参加する方には2つの壁がある
 「知る」カベと「アウトプット」(文章を書くこと&技術的なスキル)のカベ
・参加者に調べるスキル・経験値にばらつきがあるため、それを補うのがグループワークの構造化・ワークシート

2)ウィキペディアタウンに必要な参加者集団
ウィキペディアタウンは参加者のスキルと助け合いによって場が成り立ち、調査、記述までを完遂することができる。
調べることや図書館の資料については、図書館員、ウィキペディア記述についてはウィキペディアン、地域の歴史や地形、地理について詳しい多様な市民。集まる人の立場、年代が多様だからこその学びの価値がある。


3)継続するための実施のスキーム
・必ずしも図書館主催でなくてもよい。
・地域団体・NPOが主催、図書館、博物館はサポートする立場でもよい。
・例えば、テーマ「豊川」というテーマで図書館所蔵の資料から豊川に紐つけて情報の再編集、市民が持つ写真資料、流通しない資料を持ち寄るという形のウィキペディアタウンもいいのではないか。図書館としては、パスファインダーとして情報を整理して活用する・・という形にすると図書館としても続ける意義、モチベーションが生まれる。

4)いろいろなコラボレーション 
ウィキペディアタウン=地域、歴史でなくてもよい。
@アートとのコラボ
アート系の人ならではの発想の仕方を取り入れたウィキペディアタウンができる。例えば、マルセル・デュシャンの泉なら、泉に紐つけて書いていこう・・というような違う角度からの発想 
A教育現場とのコラボ
すでに導入が始まっている地域もある。

A街歩き+ウィキペディアの編集・調べるというセットでなくてもよい。
地域にある無数の情報に触れる、体感することと調べる、編集をセットにしてもよい。
例:アート作品の鑑賞×ウィキペディア編集

5)図書館員が地域に飛び出していくモチベーション、理由は? 
  興味があってなのか?飛び出していかざるを得ない、危機的なものがあるのか?

・ウィキペディアタウンは図書館が地域に貢献できる新しい切り口、図書館の活用の仕方であるから。
・ウィキペディアタウンは、地域資料が日の目をみる機会
・これまでの図書館の利用者像は乳幼児と高齢者 
 既存の利用者層ではない層(若い世代、働く世代)が来る・地域の多様な主体との連携が生まれるという点でウィキペディアタウンに希望を見出している図書館関係者は多いのではないか。
・そこに面白いものがあるから・・
 公と私のカベを超えて、面白いものに参加していく図書館員の気質
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