「子どもは家庭でじゅうぶん育つ」[2007年10月25日(Thu)]

今日の、
琉球新報の一面に「沖縄 全教科で最下位 全国学力テスト結果」
「「活用」、数学に格差 5-15ポイント全国下回る」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-28363-storytopic-7.html
沖縄タイムスの一面に「学力テスト沖縄最下位 文科省が結果発表
小中高の全科目で 中学数学 平均を15ポイント下回る」
「問われる学力 全国テストの波紋 上
落胆隠せぬ県教委 現場は「序列化」に怒り」
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200710251300_01.html
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200710251300_02.html
と、それぞれ大きく見だしがついて、全国学力テストの結果について書かれています。
早い話が、どの教科でも沖縄の成績が最下位だったということで、沖縄県内が大騒ぎだったわけですね。
識者と言われる人たちのコメントや県教育庁、学校現場の先生たちの話が両紙にたくさん載っていましたが、私にもひとこと言わせてください。
このテストはあくまでも学校に行っている子どもたちが受けているもので、学校を中心にした考えの元での話です。
でも、子どもたちの当然の権利である「教育を受ける権利」を行使するためには、学校だけが対象ではなく、家庭・フリースクール・フリースペースなどの多様な場所で過ごすことも含まれています。
家庭を中心に過ごすホームエデュケーションで学んでいる子どもたちは、学校の教科書を元に学んでいるとは限らず、それぞれの家庭で子どもたちと保護者が話し合って学び方を決めています。
そうなると全国学力テストでははかれない知力・能力を身に付けているので、テストそのものが意味がありません。
多くの子どもたちが不登校をしている中で、学力テストを実施して果たして子どもたち全体の様子がわかるものなのか疑問です。
この学力テストの結果に落胆した沖縄県教育庁や現場の先生方がおかしな方向につっぱしって子どもたちをますます辛い学校生活に追いやらないように願うばかりです。
そして、家庭でゆっくり過ごすことが必要な子どもたちやホームエデュケーションで学んでいる子どもたちに不必要な介入はくれぐれもご遠慮願いたいです。
「子どもは家庭でじゅうぶん育つ」という書籍がありますが、この本の中にも書いてあるとおり、家で過ごしても子どもたちは成長することができるし、社会性も十分身につきます。
何をどう学ぶか、多様な方法を用意して、子どもたち1人1人が主体的に学んでいけるように大人はサポート役に徹しましょう!!
「子どもは家庭でじゅうぶん育つ 不登校、ホームエデュケーションと出会う」
NPO法人東京シューレ編 東京シューレ出版 2006年1月発行




