日本財団公益コミュニティサイト CANPAN CANPANブログ:公益法人,NPO,CSR,社会貢献活動のための無料ブログ

 
「不登校」ってそんなに悪いことですか?

「不登校」についての情報を共有しながら、市民全体で「不登校」について考えていけたらと思います。
「不登校」をしている子どもたちが安心して暮らせる社会を一緒に作っていきませんか?
プロフィール


2011年12月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
リンク集
http://blog.canpan.info/futoukou-oki/index1_0.rdf
 
12月の勉強会終わりました。 [2011年12月14日(水)]
2011年12月の勉強会終了しました。

今年はあと23日の例会のみになりました。
早いものです。

今日は、中学校の生徒指導が主なテーマでした。

中学校の生徒指導では、服装違反や遅刻などの注意を聞かない生徒に対して、教室に入れない、門から学校に入れない、家に帰すということがよく起こっています。

これは生徒指導に従わない生徒に授業を受けさせないことになり、生徒の教育を受ける権利の侵害になります。

また、生徒を呼び出し、数人の教師がよってたかって注意をするということもよくあるようです。

その場合、体罰を伴っていることもあり、生徒からすれば理不尽な対応を受けていることで、その経験から教師を信頼できなくなったり、ぐれてしまうのは、当然と言えば当然でしょう。

子どもたちの非行のことをいろいろいう大人たちですが、子どもたちが非行に走る原因を作っているのは、中学校の教師なのではないかと思います。

純粋に教師を信じていたり、正義感がある子どもの方が、教師から体罰を受けた時のショックは大きいのではないでしょうか。

納得のいかない扱いを受けた時、子どもたちは教師に反抗し、その教師をかばうようなことを言う親に対しても反抗する。
それは当然の流れです。

行き過ぎた生徒指導や体罰は、子どもたちの心に大きな傷を与えるものであるというふりかえりや反省は、中学の教師たちにはないようです。

そうやって、中学校の教師の方が子どもたちを学校から遠ざけておいて(←この状態が「不登校」です)、「不登校はいけない」と言って「学校に来い」と指導しようとするのですから、おかしな話です。

「中学の教師の中にはいい教師もいる」という声も聞こえてきそうですが、学校の片隅で教師から非行のレッテルを貼られ、苦しい思いをしている子どもたちがいることに気が付かず、話を聞こうともせず、知らないふりをしている時点で、生徒指導の教師たちと同じですから、かばう余地はありません。

沖縄では、まだまだ教師のいうことは正しいと思っている保護者の方も多く、子どもの話をすぐに信じない傾向にあるように思います。

子どもが言っている話が正しいのか、教師が言っている話が正しいのか、しっかり見極めないと、子どもと親の溝が深くなります。

教師との関係は、せいぜい2・3年です。
子どもとの関係は、一生続くものです。
子どもと親の間に溝など作らないで、しっかり繋がっている方がはるかに重要です。

「不登校」に関しては、(このブログでじっくり説明を書きたいと思いながら、そのままになっていたのですが)、沖縄県内では、「不登校」と言うと、「それは心因性?それとも遊び・非行型?」という分類から始まります。

「不登校」とは何?と言った時に、簡単にこれが原因であるとは、言えません。
本人にも表現できなかったり、言わなかったりするからです。

ところが、沖縄では2つの分類のどちらなのかという見立てから対応が始まります。

しかし、不登校は心の病でもないので、心因性と言われる筋合いはないし、別に非行をしていることではないし、非行は不登校とは別物だし、この分類は必要なのだろうかとずっと疑問に思っていました。

心因性と一方的に言われている子どもさんも遊び・非行型と一方的に言われているお子さんも、基本的なところでは同じであり、分けることができないと思います。

そこで、2011年10月に文科省の児童生徒課の担当者に電話をしてきいてみました。

Q.沖縄県では、不登校を「心因性」と「遊び・非行型」の2つに分類するが、それは文科省が  指導していることなのか?

A.いいえ、そんな指導はしていません。
  そもそも不登校の原因は複雑多様化しているので、心因性か非行かという単純な分け
  方はできない。
  そして、不登校を心因性と非行型に分けるという話は聞いたことがない。
                                   (文科省 児童生徒課 担当者)

     
つまり、「不登校」を「心因性」と「遊び・非行型」に分けているのは、沖縄県だけであるということです。

こちらとしては、「へぇ〜、やっぱりですか・・・。」という感想です。

沖縄県外の方と話していると、どうも話がかみ合わない部分があって、なんでだろうとずっと思っていたからです。

現在の沖縄県内の「不登校」に対する理解の無さは、この「心因性」か「遊び・非行型」かどちらなのかという短絡的な考え方から来ているように思えるので、いったい誰がこんなことを言い出したのか、怒りがこみ上げてきます。

どなたか「心因性」・「遊び・非行型」の分類を最初に言い出した人を知っていらっしゃいましたら、不登校を考える親と市民の会・沖縄までご連絡をください。

「不登校」への偏見や差別は、様々なことが絡み合っているので、単純にこうすれば解決するというものはありません。

今日の勉強会では、改めて奥の深さを実感しました。

約2年間続いた不登校の勉強会ですが、まだ来年も続きます。

これはうれしいようなそうでないような・・・。
早く、「不登校」が問題にされず、子どもたちがのびのびと教育を受けられる社会になって、不登校の勉強会が必要なくなる社会になってほしいと思います。

来年1月の勉強会は、2012年1月18日(水)13:30〜16:30 那覇市内  です。
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 22:20 | 勉強会 | この記事のURL

今月の予定です。 [2011年12月11日(日)]
今月の予定は次の通りです。

不登校の勉強会 ⇒ 2011年12月14日(水)13:30〜16:30 
            詳しくは→http://blog.canpan.info/futoukou-oki/archive/309

例会 ⇒ 2011年12月23日(金)13:30〜16:30、沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」

       
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 21:47 | 事務局のつぶやき | この記事のURL

「不登校は誰の責任でもない」という考え方。 [2011年12月11日(日)]
毎年沖縄県主催で、県内の不登校児童生徒の保護者交流会、講演会が開かれています。

今までの話では、だいたいが「不登校」の原因を家庭や子ども本人に求めるものだったと思います。

それは講師が誰であるかで簡単に想像できます。

それが、2011年10月の講師の話は違っていました。

「不登校は誰の責任でもない」。
つまり、「誰も悪くない」ということだそうです。

この話を聞いた参加者の保護者の方々は、「気持ちが楽になった」と言って帰られたそうです。

この話を聞いて、「えっ、ちょっと待って!!」と思いました。

「不登校」は何かあるから起きる現象です。

不登校の原因探しをすることはあまり意味が無いと当会の例会でも話したりします。
でも、原因やきっかけは必ずあるはずで、そこを無視して今後の対策を考えることはなかなか難しいです。

あきらかに学校にいじめがあったとか、教師による体罰があったということであれば、それなりに対処しなければ、子どもたちの気持ちを無視することになります。

学校の中のいじめや体罰が不登校の原因である場合、それに対して「誰も悪くない」と言うことは、「いじめや体罰の事実を隠ぺいし、無かったことにしよう」ということです。

それでいいでしょうか?

不登校になった本当の原因は子ども本人だけがわかることで、本人がそれを表現することは時間がかかったり、話せなかったりするので、周りの人にはわかりません。

しかし、これまで経験者の話から、学校でのいじめや教師による体罰が原因で不登校になったということがよく出てきます。

実態は、学校が教育委員会を通して文科省に報告する調査結果と、ずれています。

当事者の方からきく話と、学校が認識している話が違っているわけです。

当事者全ての方が同じような経験をしているわけではなく、状況は違っているでしょうが、事実に基づいた話と学校の教師の思い込みで行われる調査とどちらが信用できる話でしょうか。

沖縄県主催の集まりで学校批判をするわけにはいかないので、講師も逃げ道を作って「誰も悪くない」と言ったのかもしれません。

しかし、聞いていた保護者の方が、その「誰も悪くない」という言葉にとらわれ、本質を見逃し子どもの話が聞けなくなったとしたら、その罪は大きいのではないでしょうか。

いじめや体罰などの人権侵害が起きている時に、「誰も悪くない」と言っていいでしょうか?

まさに問題のすり替えです。

なんらかの肩書を持った人の話よりも、お子さん自身の話の方がはるかに重要です。

子どもから話しかけられる親、子どもから話したいと思われる親でいたいものです。
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 20:54 | 事務局のつぶやき | この記事のURL

2011年12月の不登校の勉強会。 [2011年12月05日(月)]
12月になりました。
今年もいろいろなことがありました。
予期せぬ出来事が起きている中でも、子どもたちは日々成長し学んでいます。
その学びをサポートする大人でありたいと思っています。

今月12月の勉強会の日程は次の通りです。
     ↓
○ 不登校の勉強会

2011年12月の勉強会は → 12月14日(水)13:30〜16:30 

この勉強会は、「不登校・ひきこもり」の情報が欲しいという方は誰でも参加できる勉強会です。

この勉強会は、月1回のペースで開いています。

場所 → 那覇市内です。
      
      ※ 会の趣旨を御理解の上参加をお願いしたいと思っています。
        初めて参加される場合は、電話・メールにて申し込みをお願いします。

        勉強会の場所は、申し込みをされた方へ詳細をお伝えします。

当日資料の準備のため、事前申し込みをお願いしています。

参加申し込みは、12月13日17時までにお願いします。

申し込みはメールでご連絡ください。

E-mail → futouko-okinawa@y2.dion.ne.jp

  ※ メールの件名に、「勉強会参加」と入れてください。

参加費(資料コピー代等):300円

ご不明な点などございましたら、電話090-3077-1012又はメールで、お問い合わせください。

 ※ 電話の場合

    事務局が電話に出ることができない場合は、留守番電話のメッセージが流れます。
    その場合は、ご用件を入れてください。

    後ほど事務局からかけ直したいと思いますが、時間を置いてかけ直していただけると
    助かります。

 ※ 勉強会参加にあたって、不登校を考える親と市民の会・沖縄のブログの過去記事を
   ある程度読んでいただくことをお願いします。

   過去の記事は少々長いですが、ざっとでもよいので読んでいただけると助かります。

参加申し込みお待ちしております。

尚、今月12月の例会は、12月23日(金)13:30〜16:30、沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」、です。

 ※ 例会の参加対象は、不登校・ひきこもりの当事者及びその保護者・御家族の方のみです。

よろしくお願いします。
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 17:38 | 勉強会 | この記事のURL

2011年11月例会終了しました。 [2011年11月29日(火)]
11月の例会が終了しました。

今回の例会では、不登校をしている子どもたちが家庭で過ごす場合についてがメインテーマでした。

「子どもが不登校をしている時に、ゲームばかりしていて心配です。」という「不登校」にまつわる定番中の定番の質問も出てきました。

不登校をしている子どもたちは、子どもたち自身も不安に思いながら過ごしているので、そのストレスの発散のためにゲームをすることはよくあります。

それから、不登校に慣れて家庭での過ごし方に余裕が出て来た時も、長時間ゲームをすることはよく聞く話です。

ゲームのやりすぎで脳が壊れてしまうみたいな話、いわゆる「ゲーム脳」と言われるものですが、昔そのように言われた時代がありました。

この「ゲーム脳」は、科学的根拠が無いとしてすでに否定されている話です。
ゲームのやり過ぎで脳が壊れるということはありません。

ところが、沖縄ではいまだに「ゲーム脳」の話を信じている人がいるようです。

ゲーム自体があまりにも進化しているため、親世代がゲームの進化についていけず、親自身がゲームに対して不安に思い、ゲームに否定的になるということもよくある話です。

その時に、「ゲーム脳」の話を聞くとさらに不安が増幅されます。

ここは冷静に科学的根拠に基づいた話をするように気を付けましょう。

ゲームと並んで親の不安がなくならないのが、インターネットです。

インターネットで危険なサイトを見ていないか、出会い系サイトに行っていないか、などなど心配材料がたくさんあります。

そんな親御さんの不安や心配もわかりますが、ゲームも禁止、インターネットも禁止となると、家で過ごす子どもたちにとっては、したいことの選択の幅が狭くなります。

そこで、インターネットを使う前に何に気を付けたらいいのかを親子で話し合うなどして、犯罪などに巻き込まれないようにするなど、前もって準備をすれば、インターネットを使用してもかまわないのではないでしょうか。

また、何かネット上のトラブルになった場合でも、それをきっかけに親子で話し合うとか、トラブルの解決方法を一緒に探って、子ども自身の問題解決能力を向上させるきっかけづくりにすることもできます。

インターネット使用のリスクも十分に理解しながら、有効に使いましょう。

インターネットに関するリスクについては、
    ↓
 沖縄県警察 http://www.police.pref.okinawa.jp/
    ↓
 サイバー犯罪対策についての情報 
  http://www.police.pref.okinawa.jp/anzennakurashi/hanzaihigai/cybercrime/index.html

(↑ 沖縄県の場合です。沖縄県以外の方は、各自治体の警察のホームページをご覧ください。)

インターネットでチャット、メールを使う場合、相手の年齢がわかりませんので、相手に失礼のないように敬語で話さなければならない、相手にわかりやすく文章を作らなければいけないなどのマナーがあります。

子どもだからといって失礼な言葉づかいはできません。

ネット上のマナーを守りながら、ネットを使うことで、コミュニケーション能力が身についたり、ローマ字はもちろん漢字の読みを覚えるなど国語の能力もUPします。

また、ネットを使えば使うほどネット上に広がる様々な情報を選ぶ力、活用する力も身についてきます。

このようにインターネットは、家で過ごす不登校の子どもたちにとって無限の可能性を秘めたツールです。

「バーチャルな世界」だからと毛嫌いせずに、子どもたちのしたいことを応援してください\(^o^)/

その他、長期に不登校をしている場合、学校の給食は食べないので、給食費の銀行引き落としをストップしてもらうことや、副教材などを利用しないのであれば教材費は支払わないことも可能です。

教科書については、無償ですので、ありがたくもらって、押し入れにしまっておきましょう。
(十中八九子どもたちは、教科書を開きません。でも、本人が見たいと思った時のために準備はしておきましょう。)

PTAの加入も、任意なので、入る必要が無ければ入らなくてもかまわないので、その場合はPTA会費を支払わなくてもいいです。
(支払わないことで、もめるようであれば、払っておくということも選択としては有りです。)

不登校を満喫するためには、経費は必要です。
学校に行っていない間の給食費や教材費などを、家での学びの経費に回したいものです。

学校の対応には、地域差がありますので、給食費のストップなどの事務手続きについては、学校・教育委員会にご相談ください。

不登校に否定的で、非協力的な学校もあるかもしれません。
その場合は、お子さんとご相談の上、対応策を練っていただきますようよろしくお願いします。
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 00:34 | 事務局のつぶやき | この記事のURL

「義務教育の義務は誰の義務?」(再) [2011年11月24日(木)]
「不登校」を否定的に見るか、肯定的に見るかでは大きな違いがあります。

不登校をしている子どもたちにとって、どちらがいいのかという話です。

法律的に「不登校」は問題と言えるのかどうか、情報を共有しなければ、話し合いは平行線のままで話がかみ合いません。

優先的に守らなければいけない法律は、憲法と並んで国際条約の「子どもの権利条約」です。

大人は子どもの最善の利益を優先しなければいけません。

大人の気持ちは二の次です。

義務教育の義務は誰の義務なのかについて、以前このブログでも紹介しましたが、印刷して使いやすいように修正しましたので、必要な場合はご活用ください。

  「義務教育は誰の義務?」
         ↓

gimukyouikuwadare2011.pdf


不登校・ひきこもりのお子さんの親・家族が集まって情報交換をする例会を毎月一回開いています。

今月11月は26日(土)です。

詳細は→http://blog.canpan.info/futoukou-oki/archive/307

「不登校」について、今までとは違う情報が得られるかもしれません。

どうぞご参加ください。
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 00:10 | 法律にまつわる話 | この記事のURL

2011年11月例会のお知らせ。 [2011年11月23日(水)]
2011年11月の例会は次の通りです。
      ↓
 不登校を考える親と市民の会・沖縄 11月例会

   11月26日(土)13:30〜16:30 

    場所:沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」 4階研修室3

    参加費:1家族300円(2010年4月からお願いしています)


  ※ 1階の案内板には、部屋を借りている時間が表示されています。
    開始は1時30分ですので、お間違えのないようにお願いします。

  ※ 公共施設のため、駐車場が十分にありません。
    地下駐車場が満車の場合は、お近くの有料駐車場にお停めください。

  ※ 不登校のお子さんの保護者の方へ

        例会参加の事前申し込みは不要ですのて、お気軽にお越しください。

  ※ 当会は不登校について多くの方に一緒に考えてもらいたいと思い、会の名前に
   「市民の会」を入れました。
   そのため、当初は例会の参加に制限をつけていませんでした。

   しかし、当事者(不登校・ひきこもりのお子さんの保護者の方、不登校・ひきこもりを
   している本人)の方のお気持ちを最優先するため、制限をつけることにしました。

   不登校・ひきこもりの支援をするお立場の方は例会の参加をご遠慮くださ
   いますようよろしくお願いいたします。

   支援・援助をされるお立場の方で不登校についての情報をご希望の方は会まで
   ご連絡ください。
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 00:52 | 例会のお知らせ | この記事のURL

「体罰報告書の学校、校長名 神戸市教委も公開」神戸新聞2011年11月。 [2011年11月22日(火)]
神戸新聞に「体罰報告書の学校、校長名 神戸市教委も公開」の記事が載っています。

神戸市教育委員会の動きが全国に広まって欲しいですが、子どもを尊重できない自治体は考えを変えることができるでしょうか。

神戸新聞の記事は
   ↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
体罰報告書の学校、校長名 神戸市教委も公開

  神戸新聞 (2011/11/16 08:50)

神戸市教育委員会は15日までに、学校内で起きた体罰の報告書について、これまで非公開としていた学校名と校長名を公開することを決めた。

報告書を巡っては、兵庫県教委が2月に学校名と校長名の公開を決定しており、こうした流れは県外の近隣自治体に影響を及ぼしそうだ。

 報告書は、学校で体罰が確認された場合に学校や市町教委が作成するもの。政令市の神戸市では市教委が学校から提出を受け、管理している。

 学校名などの公開については、神戸大の馬場健一教授(法社会学)が1998年から、県教委に報告書の学校名などの公開を求めてきたが、県教委は「プライバシー保護」などを理由に非公開としてきた。

 その後、馬場教授らが起こした3件の訴訟で、大阪高裁が2度「開示が妥当」との判断を示し、県の審議会も「学校名などを公開しても児童生徒の特定につながらない」と答申。

これを受け、県教委は学校名と校長名の公開を決めた。

 馬場教授は7月末、神戸市教委に対しても報告書の学校名と校長名などを公開するよう申し入れ。

市教委は10月末、被害児童生徒の氏名、所属クラス、加害教員の氏名以外は、原則公開することを決めた。

 馬場教授は「人名などを一律に非公開とするのではなく、子どもらのプライバシーを考慮した上で合理的に判断してくれた。

情報公開は、学校レベルのコンプライアンス強化につながる」と評価している。(三島大一郎)


http://www.kobe-np.co.jp/news/kyouiku/0004621754.shtml

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
関連記事
  ↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
兵庫県教委、体罰報告書の校名公開 教員名は非公開

   神戸新聞 (2011/02/17 07:46)

 兵庫県教育委員会は16日、これまで非公開だった「体罰報告書」の学校名と校長名を公開することを決めた。

報告書の情報公開請求にも、県教委は学校、校長名などを非公開としていた。

過去に争われた2件の訴訟では、公開と非公開に司法判断が分かれていたが、今月、大阪高裁が公開を命じ、県審議会も学校と校長名の公開を2回答申しており、方針を転換した。

 体罰の内容や対象者を記した体罰報告書は、学校や市町教委が作成し、県教委に提出。

馬場健一・神戸大教授(48)が1998年から学校名などの公開を求めたが、県教委は「プライバシー保護」などを理由に非公開としてきた。

 1995〜98年度の報告書と01年度分を対象とする2件の訴訟では、大阪高裁が学校名などを、「個人情報に該当」と非公開とする判決と、「県民に説明する責務がある」と公開とする正反対の判決を出した。

 県教委が非公開を続けたため馬場教授は、県の審議会に異議を申請。

審議会は2回、学校名と校長名は「公開しても教員や被害児童、生徒の特定につながらない」と公開を答申し、教員名は非公開とした。

県教委は公開を拒んでいたが、方針を一転、教員名のみ非公開とした。

 一方で県教委は16日、教員名の公開も命じた今月の高裁判決を不服として最高裁へ上告。

「二つの相反する判決が確定し、どちらに従って公文書公開をするべきか問いたい」とする。

 馬場教授は「教員名が非公開のままでは評価できない。

体罰は許されないことで、情報公開が抑止力になる」とコメントしている。

 体罰情報は、鳥取県教委が教員名まで公開した例がある。

(中島摩子)

http://www.kobe-np.co.jp/news/kyouiku/0003834567.shtml

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
体罰報告書の学校、校長名 2度目の「公開」答申 

  神戸新聞 (2011/01/24 06:10)

兵庫県教育委員会が体罰報告書(2006〜09年度分)の学校名、校長名、教員名を非公開としたのに対し、馬場健一・神戸大教授が県の情報公開・個人情報保護審議会(山下淳会長)に異議を申し立てた問題で、審議会は24日までに「学校名と校長名は公開すべき」と答申した。

同教授は04〜05年度の体罰報告書の非公開に対しても異議を申し立て、審議会が「公開すべき」と答申しており、今回が2度目の「公開」答申となる。

 04〜05年度の報告書をめぐっては、馬場教授の異議申し立てを受けた審議会が「加害教員名はプライバシーとして保護されるべき」と判断する一方、学校名と校長名は「被害者個人の特定にはつながらない」と公開するよう結論づけた。

 しかし県教委は「学校名や校長名が分かると教員名を特定できる」などとして非公開を決定、馬場教授は神戸地裁に行政訴訟を起こした。

昨年9月、地裁は「条例の非公開情報に該当しない」として、学校名や校長名にとどまらず、加害教員名の非公開も取り消す判決を出した。

県教委は大阪高裁に控訴、2月2日に判決が出る。

 2度の「公開」答申について馬場教授は「教員名まで公開すべきとの司法判断も出ている。

審議会の答申に従い、少なくとも学校名と校長名は公開すべきだ」と話している。

一方、県教委教職員課の小南克己課長は「当方の主張が認められなかったことは残念。

答申を尊重し、慎重に検討したい」とコメントした。

(霍見真一郎、中島摩子)

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003761039.shtml

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 01:29 | 事務局のつぶやき | この記事のURL

2011年11月の不登校の勉強会終わりました。 [2011年11月17日(木)]
2011年11月の不登校の勉強会が終わりました。

今回の勉強会のテーマは、不登校に必要の無い医療を学校から勧められることなど「不登校」と「医療」との関係、「不登校」を肯定できるようにするための考え方などなどでした。

3時間休憩なしでみっちりと学びました。
本当は、「今日こそは休憩をいれるぞぅ!!」と勉強会を始める前に思っているのですが、いざ勉強会が始まると、話に夢中になってすっかり忘れてしまうのでした。

参加者の皆様からも質問や意見がどんどん出てきて途切れないので、いつも「あ〜っ、こんな時間!!」とあわてて終わります。

「不登校」は一言では語れない。
奥の深い話なので、まだまだこれからも続きそうです。

今回のメインテーマは、「医療」でした。
先週第52回日本児童青年精神医学会総会in徳島に合わせて開催された「子どもの人権と精神医療を考える市民の会」主催の学習会の内容も含めて、不登校と医療の関係を話しました。

「不登校」は単純に子ども自身が学校に行かないと言っているだけで、法律的にも問題はありませんし、子どもの自主性に任せたらいいだけの話ですから、当然病院に行く必要はありません。

しかし、実際は「不登校」自体が否定的に考えられ、不登校をしていることで子ども本人を否定するような言動を周り大人たちがしてしまうので、子ども本人は苦しくなり、うつ状態になることはあります。

これは、周りの大人たちが「不登校」を肯定的に見て子どもさんに接していけば、自然に子どもさんは元気になっていくことが、親の会の経験でわかっています。

ところが、「不登校」をしたとたんに、子どもさんが元気な状態でもうつ状態になって元気が無い状態でもどちらも関係なく、学校から「病院に行ってください」と言われることが多く、実際に親御さんが子どもさんを病院に連れていくということが多くなっているようです。

学校から病院を勧められるのは、最近始まったわけではなく、「不登校」がどのようなものかわからない時代から「不登校」についてある程度わかってきている現代まで続いています。

病院に行くことはもともと必要が無いことですが、子どもさん本人が安心できるために行くのであれば、それはそれでいいと思います。

でも、実際は病気でもないのに病院に連れて行かれ、おまけに飲む必要の無い薬まで飲まされるケースが多々あり、子どもにとっては精神的ダメージを受けることが考えられますし、薬の副作用で苦しまなければいけないことにもなります。

「不登校」は薬で治すものでも治るものでもありません。

「不登校」が薬で治るのであれば、とっくに「不登校」はなくなっていなければいけないと思いますが、実際「不登校」の数はさほど変わっていませんので、やはり薬は効果がないと考えるのが自然です。

それから、「不登校」と並んで「発達障害」についても学校から病院で診断を受けてくるように勧められ、病院に行くと発達障害を診断されるということも増えています。

学校現場で言う「発達障害」には医学的根拠はないのですが、学校が勧める病院に行くと発達障害と診断されるようです。

学校から病院を勧められると、学校は間違ったことを言うはずがないと思って、学校の言うことを信じてしまうのでしょうが、実際は間違いだらけと言わざるを得ない状況です。

どうしても病院に行ってみたい場合は、病院に行った後にセカンドオピニオンを取る、薬剤師に薬の副作用について聞く、ホームページで調べるなど、対策をとる必要があります。

一番の対策は、学校が勧めた特定の病院には行かず、話をよく聞いてくれて薬を簡単に出さない病院に行くことだろうと思います。

薬については、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構の医薬品医療機器情報提供ホームページで調べることができます。
    ↓
http://www.info.pmda.go.jp/index.html

「不登校」にまつわる医療の話については、特定非営利活動法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワークのホームページにある「不登校と医療のいまを考える」がお薦めです。
    ↓
http://www.futoko-net.org/news/2011/post-16.html

次回12月の不登校の勉強会は、12月14日(水)13:30〜16:30です。

また、「不登校」の原因としてかなりの割合を占める「いじめ」について考える集まりが「おきなわ子どもの人権を考える会」主催で11月19日(土)にあります。
こちらもぜひどうぞ。
詳細は→http://blog.canpan.info/okinawa-kodomo/
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 21:15 | 勉強会 | この記事のURL

市民の会・学習会in徳島終わりました。 [2011年11月16日(水)]
第52回日本児童青年精神医学会総会に合わせて開かれた市民の会の学習会は終了しました。

今回の学会発表では、「不登校」を治療の対象とする内容のものが多くみられ、「不登校」は理解されつつあるものではなく、むしろ逆向きで理解されずにますます不登校の子どもたちを学校に戻すことが正しいというような考えが根強いものであることがわかりました。

不登校を肯定していこうとする活動は、まだまだ必要であり、社会の変化に合わせてその活動内容ももっと充実したものにしていかなければいけないなと思いながら、徳島をあとにしました。
         
                         市民の会の学習会
                              ↓

「不登校」を肯定すれば、病院に行く必要が無いのですが、不登校に理解の無い大人たちに囲まれると健康だった子どもでも元気がなくなるのは当たり前です。

子どもたちのやる気や気力を奪っているのは誰なのか、しっかり自分の胸に手を当てて考えてみましょう。

「不登校」について情報が欲しい、知りたいという方へ、11月16日は不登校の勉強会です。

詳細は→http://blog.canpan.info/futoukou-oki/archive/301

初めて参加される方は、直接お電話で申し込みをお願いします。
Posted by 不登校の親の会・沖縄 at 01:17 | 講座・学習会 | この記事のURL

前へ | 次へ