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こちらは、東京・新宿にある乳児院と保育園を中心に調布、小平に児童養護施設、保育園を持つ社会福祉法人二葉保育園のいまを伝えるブログです。創業110年以上(創業1900年)の歴史を持つ草分け的な子ども福祉一筋の二葉。この二葉のいま、そしてこれからを余すところなく、たのしくお伝えしていきます!
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感動の拍手と共にチャリティコンサートは大盛況でした! [2014年12月28日(Sun)]
11月29日(土)、この春から本格的に準備を進めてきた綾戸智恵さんを迎えての施設改築のためのチャリティコンサート「Save Your Smile〜子どもたちの未来のために」は大盛況のうちに催すことができました。今年度は社会福祉法人二葉保育園の各園の広報委員が中心となり実行委員会を立ち上げ、企画準備から資金調達、広告協賛、当日の各係に至るまで、約15名の職員が中心となって、開催を下支えしてきました。当日は850名のお客様をお迎えすることができ、場内は凄まじい熱気に包まれていたというのが一同の感想です。

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当日は朝9時から舞台設営をはじめ裏方の仕事、ロビーの飾りつけや物販の準備等まですべて社会福祉法人二葉保育園の職員が担いました。ロビーには、乳児院・児童養護施設・保育所のそれぞれの事業所のさまざまな取り組みが工夫をした装飾を交えて展示され、わたしたちがどのような想いをもって日頃地域のなかで子どもやその家族に寄り添っているのかが伝わる内容であったようです。来場者からも「コンサートだけじゃなくて、こういう活動のために収益が使われるんだということがすごく伝わってきた」という声も頂き、嬉しかったです。

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14時の開場と同時にチケットをお持ちの方々が続々と入場されました。昨年のチャリティコンサートでも販売した福祉作業所で焼かれたパンやクッキー、二葉オリジナルTシャツや綾戸智恵さんのCDをお買い求めになられる方などですぐにロビーはいっぱいに埋まりました。14時半のホール開場後は、多くのお客様で会場の座席が埋められていきます。夏の暑い日、ポスターやチラシを地域の様々な場所に掲示依頼をしに出向き、1枚、1枚子どもたちの施設改築に協力したいという趣旨でチケットを買って頂いたこの日までの軌跡を思い返しながら、こんなにも多くの方々をお迎えできたことに深い感動を覚えました。

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15時の開演すぐ、綾戸智恵さんの軽快なトークにお客様の笑い声がこぼれ、ぐっとひきこまれる歌声に、魅了されているのが伝わってきました。綾戸さんの歌声は、ここちよいだけでなく、腹に響いてくる力強さがありました。また、綾戸さんご自身がどれほど音楽を愛しているのかが伝わり、私たちも自然と体がのってしまいました。

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MCでは、家族にまつわるエピソードを多く話してくださいました。息子さんがまだ幼かった頃の面白いエピソードには、会場がどっと笑いに包まれました。一方で、17歳の綾戸さんがNYへ旅立った日、「いってらっしゃい」と背中を押してれくれたお母さんが、後に認知症になってからその当時のことを思い出し「さみしい」「いかないで」と言うようになり、本当は行ってほしくなかったのだと気付いたというエピソードもお話し下さいました。

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そしてもう一つ印象に残った話があります。それは会ったことがない綾戸さんご自身のお父さんとのエピソード。やっと見つけた、たった一枚のお父さんとの写真。その写真にお父さんの顔は写っておらず、写っていたのはちいさな綾戸さんを“たかいたかい”するお父さんの背中だったけれど、その写真を撮った一瞬は、きっとお父さんが綾戸さんのことだけを考え、愛しく見つめ、微笑んでいたに違いないと思えたこと。そう思ったとき、お父さんの顔がわからなくてももう悩むことはなくなった、というお話でした。綾戸さんのお話は、楽しいだけでなく、どれも人としての温かさや切なさ、悲しみも包み込むような深い愛情に溢れていたように思います。

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そしてそれは、わたしたちが携わるこの仕事と重なるように感じました。いつかはわたしたちの元を離れ、自立し、大切な人と暮らしてゆくのであろう子どもたち。わたしたちにできることは、本当にささやかなことの積み重なりではないかと感じます。子どもたちが、時には足踏みすることがあっても、自分や周りの人々を信じて前を向いて歩んでいけるよう、応援し共に笑い、共に泣き、時には共に怒りぶつかり合う。お互いをまるごと受け止め、認め、それでいいんだよと伝え合う日々。そこには、どっしりと根を下ろした愛情が横たわっていてほしいと信じています。

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今回のコンサートもわたしたちの願いに、多くの方が賛同してくださり、それを受けて何度も話し合い創り上げ、当日は綾戸智恵さんがすてきな空間と音色を下さいました。これもまた、わたしたち関係者だけでは成しえなかったことです。二葉として2回目のチャリティコンサート「Save Your Smile〜子どもたちの未来のために」は鳴りやまない拍手のなかで大盛況のうちに幕を閉じました。

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このチャリティコンサートでは、開催経費を除く収益が522,514円集まりました。こちらの収益は全額、共催団体である二葉支援の会を通じて二葉改築プロジェクト募金に寄付されます。また、当日は書き損じはがきや未使用切手を集める「もったいない寄付」の呼びかけも行いました。後日、はがきや切手が続々と寄せられています。こちらの寄付も2015年3月31日まで続いておりますので、終了次第、換金をしてすべて二葉改築プロジェクト募金へ寄付致します。

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あらためまして、当日ご来場いただいたお客様、後援・協賛・協力団体をはじめ、広報等でご協力をいただきました皆様、そして綾戸智恵さんをはじめ今回のコンサート開催にあたりお世話に名なりましたプロダクションの皆様に心から御礼を申し上げ、実施報告とさせて頂きます。誠にありがとうございました!
Posted by 社会福祉法人二葉保育園 at 11:03
“もったいない寄付”にご協力をお願い致します! [2014年12月18日(Thu)]
社会福祉法人二葉保育園では、現在「二葉改築プロジェクト募金」に取り組んでいます。児童養護施設2か所、保育所1か所を建て直すための費用の一部として、総額5000万円の寄付を2012年から2017年の5年間で募ることを目標にしています。
◆詳細:http://www.futaba-yuka.or.jp/main_site/future.html

そこで、クリスマスカードや年賀状等のシーズンであるこの時期(12月〜翌年3月末)、皆様のお手持ちの書き損じハガキ・未使用ハガキ(年賀ハガキ含む)・未使用切手、金券(お米券・ビール券・商品券)でのご支援をお願いするものです。皆様からいただいた書き損じハガキ等は、切手や現金に交換し、子どもたちの施設改築の一助として活用させていただきます。
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実施期間は2014年12月1日〜2015年3月31日

今年度から初めての試みですが、法人本部以外にも二葉乳児院・地域子育て支援センター二葉、二葉学園、二葉むさしが丘学園、二葉南元保育園、二葉くすのき保育園でも同期間中、このキャンペーンを実施中です。今年度目標は書き損じハガキ5,000枚(200,000円相当!)としています。
皆様からの温かいご支援をお待ちしております!

【団体でのご支援:企業・各種団体・学校の皆様へ】
社会福祉法人二葉保育園では、企業や地域、学校等の団体の方からのまとまったご支援も募集しております。ご協力頂ける団体は以下の手順に沿ってご協力下さい。

@事前のお申込
ご協力頂ける団体は、事前に団体名、目標達成枚数、締切日を(社福)二葉保育園法人本部までお知らせください。必要な場合は社会福祉法人二葉保育園のパンフレット等をお送りします。

◆社会福祉法人二葉保育園
〒160-0012
東京都新宿区南元町4番地
03-3341-1205(平日10時〜17時)
E-mail:info@futaba-yuka.or.jp

A回収作業後
ご協力頂いた団体様は着払いで結構ですので、集めた書き損じはがき等を上記の(社福)二葉保育園法人本部宛てにお送り下さい。後日、(社福)二葉保育園のホームページで団体名、団体様のお写真、目標達成枚数を掲載させていただきます。また、団体様宛に感謝状をお贈りいたします。
Posted by 社会福祉法人二葉保育園 at 09:57