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こちらは、東京・新宿にある乳児院と保育園を中心に調布、小平に児童養護施設、保育園を持つ社会福祉法人二葉保育園のいまを伝えるブログです。創業110年以上(創業1900年)の歴史を持つ草分け的な子ども福祉一筋の二葉。この二葉のいま、そしてこれからを余すところなく、たのしくお伝えしていきます!
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児童福祉施設を改築するためのチャリティコンサートへご協力をよろしくお願いします! [2014年07月08日(Tue)]
現在、社会福祉法人二葉保育園では改築プロジェクトに取り組み、昨年に引き続きチャリティコンサートを開催すべく準備を進めています。このチャリティコンサートは大きなスポンサーが付くわけではなく、日頃私たちの法人でお世話になっている業者様からのご協賛を頂いて、ほとんどが職員一人ひとりの手によって作り上げられるものです。

コンサートの企画から出演者交渉、告知やチケット販売に至るまで、普段は子どもに寄り添うことを仕事にしている保育士や児童指導員、調理師や栄養士が率先して、しかも別々の施設で働いている職員が集まってコンサートを作り上げるのですから、何度も話し合いを重ね、歩調を合せつつ、これでいいのかと頭を悩ませながら準備に取り組んでいます。

今年、このプロジェクトの趣旨に賛同し、協力を表明して下さったのがJazzシンガーの綾戸智恵さん。綾戸さんといえばハスキーでソウルフルな歌声とお笑い芸人顔負けのトークにファンが多い新進気鋭の歌い手ですが、子どもたちの未来のためにという趣旨に共感し、スペシャルなライブを届けて下さる予定です。
◇綾戸智恵さんHP:http://chie-ayado.jimdo.com

綾戸智恵.jpg

チラシのダウンロードはこちら

このコンサートは社会福祉法人二葉保育園が運営する5つの施設のうち3つの施設の老朽化に伴って、施設改築への募金を呼びかけるものです。改築の総工事費は、実に16億円。国や自治体からの補助金を除く約3億円を自己資金、借入金、そして地域の皆様からの寄附金で賄わなければならない状況です。
◇より詳しい情報:http://www.futaba-yuka.or.jp/main_site/future.html

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【外装工事を終えた二葉南元保育園の園舎風景】

どうか皆様のお力を貸してください!このコンサートに関連して、下記のようなReadyfor(レディーフォー)というクラウドファンディングを利用したプロジェクトも始めています。コンサートを共感下さる皆様といっしょに作り上げよう!という趣旨のプロジェクトです。こちらを通じてチャリティコンサートの開催にご協力頂ければ大変ありがたいです。
◇Readyfor「子どもたちのための綾戸智恵チャリティコンサートを開催したい!」

banner_readyfor.png

詳細はこちら

“どんな偉大な事業も、はじめは、すべて『夢』にすぎなかったのです。だから必要なのは勇気です。前人未到の道をひと征くには、勇気が必要なのです。真に新しいものは、何ごとであれ、人々の不評を買うものです。だから勇気が必要なのです。”
ヘンリー・アルフレド・キッシンジャー(元米国務長官)
Posted by 社会福祉法人二葉保育園 at 15:24
二葉の大ベテランが役員をご退任されました [2014年07月02日(Wed)]
政府が集団的自衛権行使容認を閣議決定した暴挙が各マスコミで報じられています。多くの市民が首相官邸前に集まり、かつてないほどの勢いでのデモが行われています。この時代、子どもたちの未来のために私たちは何ができるのか、子どもたちが育つ場である保育園や児童養護施設、まだ赤ちゃんが暮らす乳児院やそれに併設する子育てひろばに来所する親子を見つめながら、私がここで仕事をする意味を見つめ直す日々です。

さて、表題の通り5月の決算理事会で二葉の大ベテランの役員がご退任されました。元二葉くすのき保育園園長の堀越信子先生です。二葉での仕事を長らく勤められ、それ以前は保母会という保育士の前身である保母の方々の協議会の書記を務められた本当に聡明な先生です。ご退任に際し、理事会の後で小さな会でしたが堀越先生の労をねぎらいながら、先生が活躍されてきた時代の足跡を垣間見るようなお話を役員の皆さんで伺いました。

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いろいろなお話を伺うことができましたが、評議員を務められていた堀越先生が理事会にいらっしゃる際に手土産として人数分の上品なお菓子とともに私たち職員分まで携えていらっしゃることがよくありました。勤め始めた頃の私には心優しい方なんだなぁという印象を持っているだけでしたが、それには実はこんな話があったということを知りました。

二葉保育園の創設者野口幽香(のぐちゆか)先生、森島峰(もりしまみね)先生らの後を引き継いだのが、中興の祖とも言うべき徳永如(とくながゆき)先生だったのですが、この徳永先生が昭和の頃、まだ保母の労働環境も悪く、社会的地位も低かった時に、いろいろな要求を官庁等にデモをして歩いていたそうです。そのために、子どもたちの世話を終え、仕事帰りの保母たちが当時から新宿の信濃町にあった二葉の園舎に集まっては、話し合いをしていたそうです。話し合いがあると、そこへ決まって麹町泉屋のクッキーのくずれた物をどこかで手に入れてきた徳永先生がお皿にこんもりと盛っては「召し上がれ」と持ってきて、また自室に戻っていく。そんなやり取りがあったのだそうです。堀越先生はその時のエピソードをとても印象深く語られて、お話を伺っていた私の胸にもお菓子のエピソードがとても温かく伝わってくるものがありました。

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福祉の勉強をしてきたわけでもない私が縁あってこちらにお世話になっていますが、子どもたちが育つ場で大切にしなければならないことは、多分平たく言えば打算的にならないことなのかもしれないと感じます。目的がなんなのかはっきりしなくても、子どもたちがいろいろな意味でゆたかに幅広く育っていくためには、関わる私たちの側が誰にでも心広く、優しく、余裕をもって接することが大切であるのだと感じます。命を育み、命が大きく豊かに育っていく現場であらためて何を大切にしていったらよいのかを、堀越先生のこのお話からも、また日々子どもたちのために仕事をする職員の姿にも教えてもらったような気がします。

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いよいよ二葉南元保育園・法人本部の園舎も外構工事間際です。皆様からのご支援のおかげで、子どもたちのための施設がまた一つ立ち上がります。子どもたちが大人になった時に戦争に行かなくてはならないような国にしないためにも、今ここで、この時代に子どもたちの未来のためにできることを、皆様とともに実践していきたいと思っています。
Posted by 社会福祉法人二葉保育園 at 11:20