メリークリスマス♪〜今年一年を振り返って〜 [2013年12月25日(Wed)]
私たちの団体はキリスト教精神に基づいて活動をしているため、クリスマスシーズンでは傘下の保育園や乳児院、児童養護施設でも子どもたちや職員が総出で盛大にお祝いをいたします。クリスマスは、キリストの誕生を祝うことに由来していますが、もちろんそのことも大切なことではありますが、特に乳児院や児童養護施設で暮らす子どもたちにとっては年に一度、豪華な食事やさまざまな方々から寄せて頂くクリスマスプレゼントをもらうとてもうれしいひと時になります。
私が働いている法人本部にも多くの頂き物が届きました。9月13日に行ったチャリティコンサートで大変お世話になった歌手の加藤登紀子さんと徳田修作社長をはじめ株式会社トキコプランニング様から鴨川自然王国という登紀子さんのお連れ合いであった故・藤本敏夫さんが築かれた自然農法の実践場で育てられた新米をお歳暮として頂きました。こちらは乳児院の職員食堂で頂くことにいたしました。今日はメニューもカレーライスということもあり、頂いた5キロものお米が70名くらいの職員のお腹の中に一気に納まりそうです。 おかげさまで、先日ご報告した通り、平成24年度4月から4~5年かけて本格化しております私たちの法人傘下の3つの施設の改築プロジェクトも中盤に差し掛かり、1番目の施設である二葉学園本園が12月頭に開所式を迎え、多くの地域の皆様はじめ子どもたちとも開設をお祝いしました。現在、2つ目の改築施設である二葉南元保育園の新園舎も基礎工事の真っ最中。「針金の芸術作品」と建築顧問も称賛するほどのきれいな基盤が創り上げられております。1本の針金で鉄骨を支えていく工程であるそうで、ボルトやクギ、接着剤等は一切使わず、巧妙な針金の曲線等を活かして、網の目に組んでいく技はまさに神技だそうです。子どもたちにもぜひこの繊細な作業を見てもらいたいと願いながら、なかなかそのような機会が作れないことを残念に思いながらおります。 さて、2013年も残すところあとわずかとなりました。先週、クリスマスシーズンに届くように二葉支援の会という私どもの法人の後援会の会員様や改築プロジェクトへの寄附を頂いた方々、こうした取り組みへの賛同者、職員や保護者向けに社会福祉法人二葉保育園の各施設の取り組みをレポートした「二葉とこども」の最新号(16号)を発送しました。今回は、地域支援や家族支援が子どもたちをよりよく育てていくために不可欠であるという常務理事の巻頭寄稿に始まり、施設改築が終わった二葉学園の様子、二葉くすのき保育園は子どもたちが地域の牛舎を訪れた話、二葉乳児院は小規模グループケア「くじらホーム」の子どもたちの2人が地域の幼稚園に通い始めた話など、子どもたちの姿が生き生きと伝わる内容になっています。 この広報誌を編集しながら、私もこの一年ひたすらに子どもたちの施設改築のための資金集めや事務作業に追われた日々を想いながら、人生のなかで仕事としてこうした機会に出会えたことを本当にありがたく感じました。来年もどうぞよろしくお願い致します。良い年をお迎え下さい。 ■改築プロジェクトをはじめ社会福祉法人二葉保育園では皆様からのご支援をお願いしております! 詳しくはこちら:http://futaba-yuka.or.jp/main_site/donation.html |
Posted by
社会福祉法人二葉保育園
at 11:31