11月9日(土)の午前中、二葉くすのき保育園で毎年恒例の「子どもまつり」がおこなわれました。悪天が心配されましたが、雨にはならず午前中いっぱい行われたおまつりにはたくさんの方々が訪れてくださいました。私たち法人本部や同法人のほかの施設からも協力をして、毎年このおまつりで「お餅つき」を盛大に行います。ついたお餅は父母の皆様、地域の皆様に有料でふるまわれ、経費を除いた収益は二葉くすのき保育園のさまざまな行事や地域交流活動等の費用の一部に充てられています。
このお餅は大変好評で今年も完売御礼!例年より少しお米の量が少なかったこともあり、お買い求めに来られた方の中には残念ながら売り切れ御免という事態も発生してしまいました。私たち法人本部や二葉乳児院・二葉学園の両施設長、くすのきのイケメン?男子もこの日ばかりは大活躍で、朝の寒い時間からお餅をつく準備をしておりますので、これほどに好評だと本当に嬉しくなります。また、6~7臼もつきますので、おまつりに訪れた子どもたち、その親御さんにも参戦してもらい、みんなでつくのが楽しみの一つです。
お餅の味付けはあずき、いそべ、きなこの三種類。私たちがついたお餅を職員さんが総出で味付けます。今年は理事長もお餅つきに参戦し、子どもたちの手を取って交互にお餅をつき、その後はついたお餅を看板娘に扮してじゃんじゃん売り歩きました。子どもまつりではお餅ばかりでなく手作りの豚汁や地域のお店からからあげやおにぎりセットなどの食品も仕入れてきて、わいわいがやがやと模擬店が出ます。こちらももちろん大好評!ほかにも、玉入れやもぐらたたきゲームならぬワニたたきゲームからマジックショーやバザーまで、子どももおとなもまじりあって楽しみました。
こうした機会を過ごすと、地域のなかで私たちが地域の人々の支えとなり、また地域の方々から私たちが支えられるという相互関係のなかでこそ、私たち二葉がめざすものが生まれてくるように感じられます。今回の子どもまつりも二葉くすのき保育園の父母会が中心に取り組んでくださいました。また、こうした機会はその園を巣立った子どもたちが戻って来られるような機会にもつながります。そして、地域の方々にも協力をしてもらうことで、私たちを通じて地域の方々が出会えるような時間も創りだすことができます。その意味で、本来の保育園運営だけでなく、こうした活動は本当にたいせつであると感じます。来年もまた私たちはお餅つきで大いに盛り上げたい次第です。