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いざなみ米 [2011年09月30日(Fri)]
先のブログでも紹介した花の窟神社は、日本書紀に登場する日本最古の神社でイザナミノミコトとカグツチノミコトを祀っています。
また、紀伊山地の霊場と参詣道として、世界遺産登録されています。



参道をすすみご神体である大岩にたどり着くと、森と岩に囲まれているからでしょうか、浪の音が響くなんとも不思議な空間で、厳かな空気が漂っています。
社殿はなくご神体が岩。自然崇拝の熊野らしさが感じられます。

お正月の初詣で、キャンプinn海山のお客さんにときどき花の窟神社を紹介するのですが
みなさん、とっても満足していただいています。



10月2日の秋の例大祭「御綱掛け神事」の準備が着々とすすめられていました。





浜掃除ではいざなみ米のおにぎりをごちそうになりました。


いざなみ米とは花の窟の特産品として、栽培されている古代米(黒米)です。
赤飯のような味わいで、塩加減も絶妙でとってもおいしかったです。

イザナミノミコトは稲作を伝えたとされていて、その当時の古代米は「黒米」だったであろうということです。白米に一割程度のいざなみ米を混ぜて、炊くだけということなので、私も試してみようと思います。銚子川米とのコラボ。。。どうでしょう〜。



三重のパワースポットとしても紹介されている花の窟神社までは
キャンプinn海山から約1時間です。
ちょっと足を伸ばしてドライブを楽しみながら、熊野のパワースポット巡り。おすすめです!



by もりまり
Posted by ふるさと企画舎 at 11:14 | 地域のこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ああ船津川。 [2011年09月29日(Thu)]
先日、大阪のフレンドさんから船津川はどうなってる〜?と言う連絡がありました。

私は配達仕事でチラチラとは見てましたが、写真を撮って紹介しようと思いつきました(笑)。

ここ紀北町海山区には、銚子川と言う素晴らしい清流がありますが、船津川と言う流れの穏やかな、緑豊かな川もあるのです。

近年は銚子川ばかりだから船津川をご存知ない人は多いかと思います。

あの、おいしい渡利の牡蠣はこの船津川の水で育っていると言っても差し支えないかと思います。

そんな船津川ですが、平成16年9月の大水害により、激甚災害に指定され、根こそぎ河川改修が行われた川なのです。

堤防が高くなり、川幅も広く深くなりました。
工事はまだ多少あり、支流の水門を残すのみだと思いますが、同時に高速道路の工事が進められているので、高速工事用の仮の橋が二つあったりします。

平成16年以前は私は船津川カヌーツーリングのインストラクター(海山で遊食・遊びの達人)となり、ファミリー向け、初心者向けの川として、たくさんの参加者を案内してきました。
平成10年7月のキャンプイン海山オープン以降、キャンプインでの遊びと言うソフトの部分を受け持っていたのです。

インストラクターと言っても素人の私。説明は下手だし、技術もそこそこの私らでしたが、現在の私の町外のフレンドさんらは、あの頃、船津川イベントで知り合った人がたくさんなのです。

訳わからんヤツで、とんちんかんなんだけど、この町を(当時、海山町)想うがむしゃらな気持ちがつながりを作ってくれたのだと思います。

テレビ局もどっちゃり来ましてね。三重テレビで来てた現在の○山アナウンサーとカヌー上で二人きりなので、仲良くしてたら、全部録音されていて大笑い。マイク付けとるやろ〜電波で飛んどんや〜!でした(笑)。テレビ取材では笑い話はいっぱいやな(笑)。

ええと、そこで今年度の初めに河川改修の進捗から、船津川カヌーツーリングを再開しようかと?スタッフらと話し合ったのですが、高速の橋はまだ完成していないし、仮橋が見苦しくてね。

くき漬けも始める訳でしたから、断念した事情がありました。

そんなこんなで前置きが長くなり申し訳ありませんでしたが、現在の船津川はこんな感じ。


川の中は、自然の力で回復してくれる事を祈るばかりですが、以前はカッパ池と言う生き物たちに優しい池があったのですが、今はもうなんもありません。三重県はカッパ池に代わる水路を作ると、私に約束してくれたけど、一向に気配ないな。忘れとらへんのかいね!?。
銚子川の事もあるので、今度県に聞いてみるつもり。

はい。船津川カヌーイベントはカナディアンカヌーでした。本流に出る前にはこの前柱池でカヌーレッスンしてからでしたので理想的でした。でも今は高速道路に少し池が取られ小さくなってます。


そして、同じこの場所に帰ってくるのですね。そうです1キロとちょっと言う距離をまずは上流に向け漕ぎ上り、下るように企画したツーリングだったのです。
スリルを楽しむ川下りではないので、ベテランには物足りないかもしれませんが、ファミリーでの〜んびり、カヌーツーリングの醍醐味を少し味わえるのが船津川のよいところ。

狭い銚子川でのカヌー下りは鮎の釣り師や、泳ぐ人とトラブルになりかねませんが、船津川ならそれはなかったからね。

はい。池からでる人家のあるところでは16年の水害よりこんな壁を作ってます。今回の台風12号で熊野では、水を防ぐこのような壁が倒されましたが、この高さ以上の増水になれば、どーするんやろ??と考えさせられた私でした。


現在では、立脚こそありますが、まだまだ橋にはなってないし、仮橋も橋が完成するまであるのだと思います。


この位置からアップしてみます。高丸山トンネル入口です。このトンネルを抜けるとキャンプインなんです。


高丸山トンネル手前は海山インターチェンジ。降りて国道42号となります。道が、なんかすごいインターのような感じに見えてます(笑)。

ともかく、橋の完成まで後一年ぐらいかなぁ?。
その時が来たら、また船津川カヌーツーリングイベントを再開させるじょーっと考えてる私です。

銚子川の透明度は、そりゃあ素敵ですが、船津川の、の〜んびり感もたまらなく好きな私。
なんたって私は船津川が子供の頃の遊び場でしたからね。
親父とウナギを釣ったり、小エビを捕り炒めて食べた恵みを与えてくれた川。
よき思い出ですが、昔遊んだ場所の姿はもうどこにもないね。

泣けてきます。

頑張ろう!私…やね(笑)。

by 理事長
Posted by ふるさと企画舎 at 13:38 | 理事長 | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)
熊野市七里御浜の浜掃除 [2011年09月28日(Wed)]
台風12号の高波により、七里御浜海岸にたくさんの流木やゴミが打ち上げられました。
熊野にむかうときに、七里御浜に流木がひろがっているのをみて、気になっていました。

今回、花の窟(はなのいわや)有志の会さんから熊野古道語り部友の会を通して、浜掃除ボランティアの案内をいただきましたので、参加してきました。




今週末の10月2日には「花の窟例大祭 御綱掛け神事」が予定されています。
写真中央のご神体である岩山にかけられた大綱をたくさんの人々が手にし、国道を越え七里御浜まで引かれ張り渡されます。
漂着物がたくさんある状態では、神事に支障がでます。今回はその場所を集中的に浜掃除しました。




拾った漂着物をひとまとめにしていきます。




以前目にしたときより、ある程度まとまっているし、漂着物も減っているように思ったので
聞いてみると、12号のあとの15号で細かい流木などは波に持っていかれたということでした。

このような大木はしっかり残されていました。
人海戦術。みんなの力はすごいです!



流木を集めたあとは、ゴミ拾いも行ないました。



今回の浜掃除には、尾鷲や海山の語り部さんも参加されていて、ひさしぶりにゆっくりお話できる機会にもなりました。
みなさん、おつかれさまでした。




by もりまり
Posted by ふるさと企画舎 at 10:32 | 地域のこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
銚子川米試食会 [2011年09月27日(Tue)]
先日、銚子川の水で育つ安心安全で美味しいお米「銚子川米」の試食会を
関連行政機関や報道関係者向けに実施しました。

町長や副町長もお越しいただき、
炊き立ての姿と香りも味わいました。

まずはこのしっかりとお米の立った、つやつやの暖かごはん。
新米のつき立て・炊き立てです。
ご飯の友はもちろん「ごんべぇ畑のくき漬け」。
地元の生節とショウガを添えました。
醤油も地元の引本醤油です。(瓶は某有名メーカーのものをリユース)
三重県産のあおさのりの佃煮と、有名メーカーの塩こんぶも用意。

シャイでいつもは写真NGの生産者上村剛央さんも
町長・副町長と一緒にパチリ。
おいしいものを食べると、みんないい表情になりますね。
顔が切れている理事長も、いい表情の気配がアリアリですね。

(画像提供:紀北町)

第二弾は尾鷲海洋深層水の塩で握った「塩むすび」。
紀北町のブランド化に取り組む
紀北町観光協会や紀北町商工観光課の担当者も
真剣に味わっています。

(画像提供:紀北町)

今回は評価シートを作成し、みなさんにシールを貼ってもらいました。

(画像提供:紀北町)

食べた感想で、おすすめの食べ方を聞くと
「お米の味を味わいたいからシンプルにくき漬けや田舎味噌で」
「がっつり食べたいから丼やカレーで」
「粒がしっかりしているからチャーハンに」
「甘さが際立つ塩むすびが一番」
などいろいろな意見が出ました。

限定100袋、キャンプ場で好評販売中です。
ぜひご賞味の上、ご意見・ご感想とともに
みなさんのイチ押しの食べ方を教えてください。

  by hoo
Posted by ふるさと企画舎 at 14:13 | 地域のこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
台風15号より。 [2011年09月26日(Mon)]
この連休初日には、横山林道の補強工事中の突然の陥没により午後から翌日の10時までの間、通行止めとなり、たくさんの皆様にご迷惑をおかけした事、心よりお詫び申し上げます。

遅くなりましたが、台風12号に続きこの地域を襲った先週の台風15号での課題を少し紹介させていただきますね。

……………………………

台風の通過ピークは10時ぐらいから11時過ぎぐらいだったでしょうか。

朝7時ぐらいにキャンプイン手前の横山橋と水位の確認をした私。

その後、キャンプインから9時ぐらいから銚子川の水位が急にこの前ぐらい上がったと、電話あり。
本当か!?私は疑いました。まだ300ミリも降ってないような雰囲気でしたのでね。


私は仕事でしたが、銚子川が危ないみたいだからと、時間をもらい様子見するとこの状況!。時間は10時半ぐらい。
国道の銚子橋。12号の時の私が見た時間と同じぐらいの水位






権兵衛の里手前の舟渡しする場所の銚子川の場所。やっぱり前より水位高い。流れが時々ドバーッと盛り上がり水の怖さを見せつけられました。





同じ時間、キャンプイン対岸から撮影。




そして台風が通り過ぎた、12時30分の横山橋の上流。すごい増水でした。




横山橋を渡ったすぐの場所。ここは、きちんとした水路が無く、雨になるといつも道が水溜まりとなり、皆様に迷惑かけている場所。今回、重機が入ったついでに少し掘ってもらいましたので道の冠水はなくなりましたが、課題が多く残る場所。




横山林道は町の林道と言う指定の道なのですが、たくさんの人が通る道です。私どもとしては、管理外ではありますが、普段から林道には目を掛けていますが、 私どもにできる事は小さな事ばかりです。しかし、小さなほころびを見つける事が大切。小さなうちに対処できたなら、大きな被害にはならないと私は考えているからです。
そんな現状なのですが、今回の林道は銚子川護岸が二つの台風により壊された事が原因でありました。

しかし、今回の300ミリまで雨量で避難勧告が出るようなぐらい銚子川の水位が何故こうも上がったのか!?。
堆積土砂の影響なのか、ダムの放水加減なのか、雨量計のないところでの超局地的集中豪雨なのかは、私にはわかりませんが、今回の事情は詳しく調べる事がとても重要だと私は思います。


by 理事長







Posted by ふるさと企画舎 at 18:24 | 理事長 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ツリーイング体験会 [2011年09月25日(Sun)]
3連休のまんなかの昨日、秋晴れの中、ツリーイング体験会を開催しました太陽

本当に気持ち良いお天気で、絶好の木のぼり日和!

集合したら、
簡単な自己紹介〜登らせてもらう木(ケヤキ)への挨拶〜体操〜登り方の説明〜
が終わったら、お待ちかね!登ってみよう!


初めてとは思えない!するすると登ってましたね〜。
余裕の笑みです(笑)笑い


今回は久しぶりに、大人の参加も!拍手
Tシャツにプリントされた文章、ツリーイングにぴったりではないですか!
しかし、このお父さんのペースは速かった〜!


樹上でピースカメラ


みんな必死で登ってますびっくり

今回は、満員御礼。キャンセル待ちだった方、またお問い合わせいただいた方、
申し訳ありませんでした。
また、以下の日程でツリーイング体験をしていただけますので、
是非、足をお運びください!

10月10日(月)、22日(土)の計2回。

お待ちしておりまーす!

by ちゃあ♪
Posted by ふるさと企画舎 at 15:07 | キャンプinn海山 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
栃山林道に行ってきました。 [2011年09月23日(Fri)]



この紀伊半島豪雨から、気になっていた清五郎滝への栃山林道の様子見に行ってきました。

各地大変な被害なので、こちらの山奥もやられてるだろうと落胆が先走ってました。

去年に峠まで舗装が進みましたし、致命的な崩れはなく意外と峠まではスイスイと来る事ができました。




いや〜実は機動性を考えて、ちっちゃいバイクで来てました(笑)。
愛車モンキーですo(^-^)o。




とりあえず今回は峠と清五郎登山口の中間にある、私がパーキングと呼んでいる場所までの様子見としました。
そこまでなら車でも行けるかな!と判断した私。

峠越えたらでデコボコ林道。タイヤのちっちゃいモンキーは大変でした。振り落とされそうでした。

何より私一人だし、音が静かなモンキーですので、林道でひょっこりクマさんに出会いそうで、怖きってきました。

クマなんてどこにでも居ると思っている私。

ただ、こちらの気配で先にクマが気づいて逃げてくれているだけの事。

車ではまずない事だと思いますが、山奥で車で走っていたらクマが飛び出して来た〜と言う体験者を私は知ってます(笑)。
クマ飛び出し注意やな。

まあ車なら危険はないけど、林道ではモンキーはクマより遅い。
追いかけられたら逃げきれんやろな。

ええと、子連れのクマが一番怖いとか。もし山の中で小グマと出会ってしまったら危険度120パーセントと考えるべき。
小グマは警戒心が少なくやんちゃ坊やから、母グマの言う事聞かずに群れから離れている場合があるのです。でも必ず母グマは見てますからね。普通なら逃げて行くクマでも子供を守ろうと狂暴になります。

ばったり出会っても危険。まずは出会わないために必ず音を出している事ですね。

まあアウトドアでは臆病なぐらいで、ちょうどよいと考えてる私。

栃山林道から帰ってきたら、やっぱり行っとんたんかい〜それもモンキーで〜と、まりちゃんに叱りこまれた私(^_^;)。




こんな景色に出会えるからやっぱり止まらんな(笑)。


こんな私が言うのもなんですが、気をつけてアウトドアライフを楽しみましょうね〜(^0^)/。


……………………………

このブログは台風12号の後に書いたものです。15号が来たから、また様子見に行ってこないとね(^_^;)。



by 理事長
Posted by ふるさと企画舎 at 22:22 | 理事長 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
台風仕様のリムジン。 [2011年09月22日(Thu)]

この度の台風15号では各地で被害が出ています。皆様、大丈夫だったでしょうか!?。こちら銚子川流域では大きな被害はなかったようです。12号の後でしたので、本当いやになりましたがね。
そんな台風前の前日の雲です。下へ曲がってけよ〜と雲に祈るしかありませんでした。




……………………………


はい。リムジンと言っても、私の二十歳になる軽箱バン君です(笑)。

はた目には、いつほったてもよいような車ですが、私にはなくてはならない超お気に入りの車。私と一緒に数々の危険…いや無謀を繰り返してきた車…いや、現在進行系(笑)。
相棒です。大切にしております。

今だに運転座席も汚れないようにと、バスタオルをシートカバーなんかにしたりしてます。
そうしてても、いつ車がダメになるかわからんのですがね(笑)。

台風になるとびしょ濡れカッパで乗り降りたくさんなので、台風12号の時なんか、バスタオル三枚交換しても、シートはびしょびしょ…。

その反省をふまえ、こんな道具があるのを思い出した私。しかし、どこに置いたか忘れた私だったのですが、先日偶然にボンゴの中で見つけました。




釣り具メーカーのダイワ製品。実はこのシートカバーは以前にタミヒロさんから、これよいよ〜とプレゼントされた物。
濡れた時でもそのまま運転できます。それを台風仕様に思いついたのです。シートカバーに溜まった水が逃げたら、ど〜なろどい〜ですので、タオルを一枚敷きました。

そして台風15号で使いましたら、も〜最高!。これで、いつまでもシートが湿ってなくてすみますo(^-^)o。

ええと、台風仕様ではリムジンの後ろはこうなります。スコップ、テミ、土のう袋(笑)。




はい。そんなこんなで台風後はいつもこう。床のシートをめくります。リムジンは台風になると雨漏りするのです(笑)。




はい。リムジンは物干し竿にもなります。
台風後は干す物いっぱい。




はい。台風になると、理事長〜危ないで、あんまりウロウロせんといて〜と、いっぱい心配メール来ます。

返事はいつも、うん!!なんですが…。

この地域には言うこときかんやんちゃ坊が二人おる。それは私。そして観光協会にも一人おるな。
許したってい〜m(__)m。


by 理事長
Posted by ふるさと企画舎 at 17:37 | 理事長 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
台風15号が去って・・・ [2011年09月21日(Wed)]
台風15号はこちら海山には午前中に強い雨風をもたらし、足早に去っていきました。

朝9時過ぎ頃、一気に銚子川の水位があがり心配しましたが、幸い大きな被害はありませんでした。

午後、用事があったので対岸の便ノ山地区にでかけました。
警報発令で今日は1日学校がお休みの子どもたち。




道路まであふれた谷水で盛り上がって楽しそうに遊んでいました。
長靴も遊び道具です(笑)。

台風後の平和な風景にほっとしました。



しかし、今回の台風は全国各地で被害をもたらせています。被害にあわれた方々には、謹んでお見舞い申し上げます。
これから台風の進路にあたる地域のみなさま、どうぞお気をつけ下さい。
これ以上、大きな被害になりませんよう、お祈り申し上げます。


by もりまり

Posted by ふるさと企画舎 at 15:21 | キャンプinn海山 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
アウトドア用品フリーマーケットをしました! [2011年09月20日(Tue)]
9/18(日)銚子川清掃とアウトドア用品フリーマーケットがありました。
夏休みが終わった9月第1日曜の恒例行事として定着してきた銚子川清掃。
今年は紀北町の防災訓練と重なったり、台風の影響で延期になったりで
第3日曜のこの日、やっと開催されました。
また、今回は清掃作業後にふるさと企画舎主催でアウトドア用品のフリーマーケットを開催しました。

この日も雨が降ったり止んだりで開催が危ぶまれるようなお天気でしたが
開催を促すように、大きくてきれいな虹が出ました!
写真がないので話だけで申し訳ない。。。
川は以前からの雨で増水していたので水の中には入らず
川原と沿道を中心に作業が行なわれました。
回収したゴミは、みんなできちんと分別します。

作業をすませた人から順に品定めです。

今回の清掃作業とフリーマーケットは
美し国おこし・三重」の「ソーシャルレジャーで三重の自然を守ろうプロジェクト」にモデル事業として選定され、実施しました。
美し国の森谷プロデューサーや湯浅さん(左の二人)も、かけつけてくれました。

今回の目玉商品であるリバーカヤックセットを狙っていたガリバー毅くんでしたが

本人が懸念していた通り『尻が入らん!』
秘かに狙っていたMさんが余裕で(尻が?予算が?)ゲットしました。

キャンプ場の忘れ物で保管期間が過ぎたものも
いくつか出品させていただきました。
その中の蚊遣りブタさんも
我々に「私を連れてって・・・」と言っているように見えたので連れて行きました。
すると、そこにはドラマが・・・
このブタさん、「きほく七夕物語」の広報委員長が
「夏らしい風情がある」と購入して七夕物語の当日使用しましたが
会場のキャンプ場に置き忘れてしまったとのこと。
何気に物色していた広報委員長の目にブタさんが・・・

感動の再会を果たした、笑顔の広報委員長と蚊遣りブタさん。
もう、手放さないでね。

出品や購入いただきました皆さま、
いろいろと協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
おかげ様で112点を出品し、15,750円を売り上げることができました。
売上金は全額「銚子川環境保全基金」とさせていただきます。

ふるさと企画舎はフリーマーケットに専念させていただいたので
清掃作業に参加できなかったことが残念ですが
これからもいろいろな形で銚子川を守る活動を続けていきたいと思います。

  by hoo
Posted by ふるさと企画舎 at 14:42 | 地域のこと | この記事のURL | コメント(3) | トラックバック(0)
紫蘇(しそ)ジュース♪ [2011年09月17日(Sat)]


くき畑作業のときに・・・

『くき漬けの色となるの紫蘇が足らんかも!!』っと心配をして、いっぱい紫蘇を植えましたが・・。


たくさん余りましたので、この度刈り取り、hooちゃんが、紫蘇ジュースを作ってくれました!!

余った炭酸水がちょうどあったので、
紫蘇サイダーを作ってみました。



原液を入れて・・・



炭酸水を入れて・・・



完成〜♪




シュワっと爽やかな飲み応えになった紫蘇サイダージュース♪

みんなで、おいしく頂きました。

次は焼酎で割ろうかな??と考えてる私(笑)


by みか
Posted by ふるさと企画舎 at 18:35 | くき漬け大作戦 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
川(かわ)った海山ピザ [2011年09月17日(Sat)]
秋といえば・・・

食欲の秋!ですよね〜。


『食べる事大好き〜!』っという方に!

ち〜ねぇからメッセージです。


秋のイベントの1つ『川(かわ)った海山ピザ』のPRさせて頂きます。

ごんべぇ畑で作った『くき漬け』を使ってピザをつくります。

ピザにくき漬けをトッピング!?と思われますが、
なかなかいけるんですョ!



もう1枚はおわせ産のエリンギを使います。



生地づくりからみんなでつくって、焼いて、お昼に食べて!!





ちょっと川(かわ)ったピザを一緒につくりましょう。

ご参加お待ちしております。


by ち〜ねぇ



『川(かわ)った海山ピザ』

日時:10月2日(日) 10:00〜11:45

参加費:2,000円(1グループ5名様まで)

メニュー:『くき漬け』と『カツオの生節』ピザ、『きのこ』ピザ
※ピザは、1グループにつき2枚
Posted by ふるさと企画舎 at 14:59 | イベント | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
雨の芝生広場に赤カッパ二人! [2011年09月17日(Sat)]
今日から三連休だというのに、雨模様。。。
雨の中のお客様受け入れ準備です。赤カッパさん二人、何をしているのでしょうね。



手にはチリトリと小ぶりの熊手をもって、探してます....の みさきちゃん。


みつけました!の みかちゃん。


はい。これです。



鹿フンです。
お客さんが少ない時期は、山から鹿さんたちがおりてきて、落し物をしていくんですね〜。

なので、鹿フン拾いの作業は午前中の必須作業なのです。




センターハウスに展示している、「これな〜んだ」シリーズ第二弾。
夏前に高校生たちと銚子川清掃をしたときにみつけた、鹿の角です!
「へ〜。ここに鹿が来るんだぁ〜」とびっくりしてるお客さんも多いですね。
これからの季節は静かな夜に、鳴き声が聞こえたり、みかけたり・・・できるかも。



by もりまり
Posted by ふるさと企画舎 at 11:15 | キャンプinn海山 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
銚子川米、販売開始! [2011年09月15日(Thu)]
先のブログでお知らせした「銚子川米」

昨日精米と商品づくりをおこない、いよいよ明日から販売開始です。



今年から販売をはじめる銚子川米の商品化の取り組みには、紀北町役場農林水産課農政係も連携し協力していただいています。昨日は午後から生産者さんのお宅に集合し、一緒に商品づくりを行ないました。

米袋に手作業ではっているこのラベルの書文字は、紀北町海山区出身の創咲書家、伊藤潤一さんに書いていただきました。
伊藤潤一さんは、きほく七夕物語イベントでもお世話になっていて、そのご縁で今回のお願いとなりました。


生産者さんが袋詰めをしてくれました。
シャイな生産者さんですので、顔はなしよ♪です(笑)




できあがりました!
新米の「銚子川米」。1kg入りです!!


清流銚子川の水で育った安心・安全でおいしいお米です。
販売場所はキャンプinn海山で、100袋限定品!
1kg700円です。(利益の一部を銚子川環境保全基金とさせていただきます。)

キャンプ中に新米ごはんを味わい、お帰りの際はお土産として・・・ぜひご賞味下さい。


by もりまり
Posted by ふるさと企画舎 at 15:54 | 地域のこと | この記事のURL | コメント(3) | トラックバック(0)
頑張ろう日本!! [2011年09月15日(Thu)]


写真を紹介させていただきます。

この度の紀宝町で撮った写真です。


私ども三人はあまりの被害に唖然として、車を停めて辺りを見ていると、前方に腰の曲がったばあちゃんが歩いてました。

田園風景の広がる少し小高い家がばあちゃんの家なんでしょか。その家すら浸かったため皆が作業してました。

私どもが引き返し、同じ場所に来ると、ばあちゃんは土のかぶた田畑の畦道に腰を下ろしてました。

申し訳なかったですが、なんともしれない、淋しさ、気の毒さが込み上げてきました。しかし同時にばあちゃんの力強さと言うか、ひたむきさを感じていました。

もう力仕事はできないばあちゃんですが、こんな時でも田畑を見回るばあちゃんに、家族さんらには勇気を与えてくれてるだろうと私は思いました。

私どもも、勇気がもらえましたね。

頑張ばろう!日本!です。

……………………………

ともかく、日本の政治家にはもうちょっとちゃんとしてもらわなあかんな。

自民や民主や言うとる場合じゃないで。

ドジョウも国民から同情を買ってもらえるような綺麗な発言なんかせんでええな。

はよ一つにまとめて、本当に政治家みんなが国民の方を向いてほしな。ドジョウに期待したいメダカの図かな?。



by 理事長
Posted by ふるさと企画舎 at 15:47 | 理事長 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
紀伊半島台風12号被害パート3 [2011年09月14日(Wed)]
私どもも水害の体験があるから、わかるように思うのですが、被災している人にしかわからない部分がありまして、これからの不安事や、近くには行方不明の人も居る訳ですので、長く居る事は避け、早めにおいとまする事にしました。

熊野川体感塾の谷上さんとは、私どもの舟を作ってくれたと言う付き合いだけでなく、以前、県がつくった交流空気創造圏事業と言う、県、町、住民で組織していた事業のつながりから、谷上さんらが三反帆の船を立ち上げた時、私はモニターツアー者として参加させていただいた事があったのです。

その時は谷上さんはじめ熊野川沿いの浅里までの、元気で素朴なおじいちゃん、おばあちゃんの皆さんにもてなしを受け感動したものでした。

私にはあの人たちも気になっていたので、聞くのが怖かったのでしたが、勇気を出して谷上さんに、皆さん元気なん!?と聞いたら、元気やよ!!と言う事で一安心した私でした。

川や家がめちゃめちゃになった事かと思いますが、落ち着いたら、これからもあの素晴らしい町づくりの取り組みにまた期待したいと願う私でした。

そんなこんなで谷上さんと別れた後、飛雪の滝で有名な浅里地区方面を少し目指した私どもでした。

すると県道に、谷上さんらの舟が…。
想定外の増水に舟を安全な場所に避難させていたのでしょうか…。痛ましいです。近くには壊れた三反帆船もありました。




激流が襲ったのがわかりました。家や小屋が潰れたり流されたりしてました。




こんな道があっちこちにありました。もう近寄れませんね。
電気の復旧を急ぐ作業をたくさんしてました。




引き返し、次はまりちゃんの友達の親戚が居ると言う鮒田、高岡地区に行きました。するとすぐにこの光景…。どんだけ浸かったん!?です。




この地区らは相野谷川流域であり、相野谷川は熊野川にそそがれています。増水の時は流れの強い熊野川に押されるため鮒田水門により調整されるらしいのですが、想定外の雨量だったのですね。
二階建てのアパートも、すでにものけのカラ…。

昔から浸水被害の多いこの地区なので住宅地には輪中堤と言われる囲い堤防が三ヶ所築かれてましたが、それを越える増水のため、輪中堤もろとも浸かった後に水が出る時に倒されたのですね。




私には、すべての光景があまりにも痛々しくて、無言になるしかなかったですが、うまく言い表わせないのが申し訳ないですが、感覚も麻痺してしまうようです。

あの時の光景が…いやそれ以上の光景を見てね。

次の予定の目的地を目指す私どもでした。

by 理事長
Posted by ふるさと企画舎 at 17:34 | 理事長 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
紀伊半島台風12号被害パート2 [2011年09月13日(Tue)]

三重県内で甚大な被害地域の一つにあげられる紀宝町の熊野川沿い。
そこに住む谷上さんちに向かうには県道が崩落したためか、細い迂回林道を進むしかありませんでした。




そして、県道に出た場所。熊野川の対岸からどのくらい水位が来てたか推測できました。まあわかりませんが、ここで2メートルぐらいかなぁと思いました。ここに来たのは何年かぶりの私でしたので、忘れてますが、熊野川ってこんなに道と迫ってたっけ!?と思いました。恐らく今回の堆積砂利かと。




はい。谷上さんちは県道沿いなのですが、急坂を上った小高いところにあるので、水の被害はありませんでした。
まずは、ペットボトル飲料水と食料を降ろします。




いや〜心配してました、ご無事で何よりです!!と谷上さんと記念撮影。




今回は私どもは、まりちゃん、まるちゃんと三人で物資運びとしました。ボンゴに満載なのでね。




谷上さんは台風の一番えらい時に、どこからかの要請?で、三反帆の舟で救助に向かうこととなり、荒れ狂う熊野川は避け、トラックに舟を乗せ、熊野川に流れ込む浸水被害の甚大な相野谷川(鮒田、高岡等)で家の2階の窓から救助を待つ人たちを消防隊員らと一緒に助けたとの事。

しかし、舟を運んだ谷上さんのトラックはその後、海まで流れった〜との事。県道の高い場所に置いたにもかかわらず、流れのある場所だったためでしょうか流されたのでした…。

雨の長い台風でしたので、しばらくの救助の過労がたたり、ちょっと体調を崩したとの事。
谷上さんの記事が載っていた朝日新聞のコピーをお渡ししたのですが、まだ見てなかったようで、「はじめて見ます」と言ってみえました。

水は、谷水の取り込み口を直ししのいでいたとの事。

私どもからの物資のペットボトル飲料水等は困っている近所の人たちと分けあいますの事でした。

無駄にならなくてよかった〜の私ども。

危険な迂回路ですので、おいそれとは買い出しにも行けないしね。

素人の私にはよくはわかりませんが、川は蛇行しているから、水の当たる場所、当たらない場所により浸水の深さが違うかと思いますし、なんか川がせき止められたようにも感じてしまいました。

私どもも水害を体験していますが、浸り方が全く違うし、何より熊野川沿いは流れがかなりあった事と思います。

ただ、銚子川河口のように川の堤防より低い土地の場合は、万が一堤防が崩落したら、濁流が町に勢いよく流れ込みますので、考えただけでも怖い結果となりますね。平成16年の海山の水害では船津川では堤防の決壊はありましたが、人家から離れており、平地なので、そんな危険な場所での崩落がなかったのは幸いでした。

そこが、谷沿いと町なかの恐さの違いかな。
どちらにしても、早い避難が一番ですね。
でも後ろから来る山崩れはどうにもならん。まずは避難場所が本当に安全かと言う事。

by 理事長
Posted by ふるさと企画舎 at 16:34 | 理事長 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
紀伊半島台風12号被害パート1 [2011年09月12日(Mon)]

台風被害からの一週間後、やっと支援物資を持って、普段お世話になっている人に会う事ができました。

あのでっかい熊野川があふれたってどう言う事なん!?て想像がなかなかできませんでした。

支援物資では、何が1番必要かを情報を聞きながらで、いろいろ迷いましたが、やっぱり飲み水だろうと判断した次第。

国道が通行可能になり、買い物ができるようになり、水道も復旧しだしたとか。しかし水道はまだまだ飲み水になるような状態ではないと言う状況ですので。

熊野出身のまりちゃんの親、親戚関係やまりちゃん友達関係も被害は軽いのが幸いでした。

と言う事で、新宮市のカメラ仲間さんに、まずは水の差し入れ。

その後は、目指すは紀宝町の熊野川沿いにある谷上さんち。
そうです、私どもの舟を作ってくれた熊野川三反帆で有名な船大工の谷上さんちです。

熊野川沿いは甚大な被害となっていますが、事前の情報ではなんとか谷上さんちまでなら行けるとの事。小高いところの谷上さんちは幸い浸かってはいないとの事。

しかし、私どもが目にしたのは想像を遥かに超える甚大な被害でした。




左側が熊野川です。削られ土色をしてる上は和歌山県側の国道168号です。そしてこちら紀宝町の県道では電線にひっかかるゴミです。

熊野川の河口の氾濫状況を見てから上流部のイメージしながら車を進めながらでしたが、ここに来てこの水位の高さに、なんじゃこりゃーでした!!。熊野川がどっかでせき止められたのではないかと感じてしまいました。

写真ではなかなか伝わらないこの雰囲気を伝えようとすると、比べようもない事ですが、銚子川に置き換えて考えたとしたら、キャンプインのセンターハウスの屋根の高さ以上の浸水ではないかと私は思いました。

谷上さんは、台風中、直後と取り残された鮒田地区の住民を舟で救出した疲労が重なったらしく、少し体調も崩したとか言ってましたが、家族三人さん元気でした。また、物資の提供に本当に喜んでくれたのは私どもとして幸いでした。



by 理事長
Posted by ふるさと企画舎 at 17:29 | 理事長 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
銚子川米販売準備をすすめています [2011年09月10日(Sat)]
「銚子川米」の販売を9月17日より開始します。

台風12号前に収穫していたので、無事みなさまにおいしい銚子川米をご提供できることになりました。



販売するにあたって、まず関係者で試食会を行ないました。
農家さんから新米の炊き方(水の分量など)のアドバイスをうけ、おすすめのおいしい食べ方などを教わりました。

やはりおすすめは塩むすび。

紀北町役場農林水産課農政係職員さんたちです。いつもどんぶりめしをがっついている係長、たけしさんですが、さすがに試食会では味わって食べます(笑)。



「銚子川米」の生産者さんによると、地元あおさで作った佃煮があう!・・・ということなので、あおさの佃煮も準備しました。



こちら、食べること大好きなふ〜ちゃん。

おしゃべりも大好きなふ〜ちゃん。
みんなの感想を聞きだしてくれていました。

「銚子川米」の特徴としては
もちっと弾力がある
一粒一粒がしっかりしている
炊き上がりの香りが良い
あと味もさわやか・・・・などなどの感想が出されました。



「銚子川米」の生産者さんは、銚子川の水という恵まれた自然環境を活かし、消毒は行なわないなど環境に配慮した米づくりを行なうと同時に、安全安心へのこだわりを大切にしています。

17日からの販売にむけて、これからラベルを作ったり、精米、袋詰めなど商品づくりをすすめていきます。

詳しくはまた商品ができましたらお知らせします。



by もりまり


Posted by ふるさと企画舎 at 14:34 | 地域のこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
濁流に潜む妖怪!? [2011年09月09日(Fri)]
この度の台風12号で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りしております。

先の台風から、たくさんの被害がマスコミから伝わって来てますね。でも、まだまだ被害の様子は全部伝わってないみたい。かなり深刻です。

この日曜日は私どもも物資を持って熊野に向かう予定で準備を進めております。

ここ海山では30日の降り始めから1358ミリを記録した場所もありました。また、海の養殖業では深刻な被害も出ていました。床上、床下浸水被害は105棟、土砂崩れもありました。キャンプインでは護岸の土の部分が多少流されていましたね。

平成16年のこの地域の大水害では時間雨量が150ミリを記録し、15時間ぐらいで1200ミリと言われる超集中豪雨でした。今回は雨量こそは多いですが、雨粒の大きさが違いましたので、少し安心はしてました。当たり前ですが、短時間の超豪雨が怖いと言う事ですね。

今回こちら、たまたま雨雲がズレただけ。いくら紀伊山地と言う条件があるとは言え、この気象はいつどこで起こっても不思議ではないのでしょうか!?。地震の揺れから津波、豪雨による川の氾濫から山崩れと、この日本には絶対安全と言う場所なんてないみたいやな〜と、思えてしまった私でした。

ここで、少し日曜日に私が見た濁流の妖怪!?をお伝えしたいと思います。

台風12号が土曜日の夕方ぐらいに過ぎ去った後の日曜日。まだ土砂降り続く午前9時、私はキャンプイン海山の対岸にいました。この時間は少しだけ雨が落ち着いたかな?と言う時間でした。ちょうど玉津充さんも、見回りしてたところで、ばったり出会いました。その時点で水位のピークが過ぎ、1メートルは下がったところだとの事でした。

私は荒れ狂う濁流にキャンプイン海山の護岸がもってくれよ〜と祈りながらが見える範囲で被害のない事を見ていました。

目の前を流れる濁流はまるで巨大な生き物のようにも感じていました。
すると不思議、キャンプイン海山の護岸上に不自然にピョンと伸びる白い舌を見つけました。それが決まった場所で出てくるのではなく、あっちこっちから不規則に出てくるのでした。まるでキャンプインを食べてやろう!と言う感じでした。

まあ流れが、ぶつかり合ってできる波と言えばそうなんですが、動きが得体の知れない気持ち悪さでした。

波が上流から下流にかけ、上にザブンと打ち寄せるのではなく、ほぼ垂直に水面からビュンと出てくるのでした。海ならわかるのですが、ゴーゴーと流れてる川ですからね。

意外な波の出方に、宮崎駿さんの妖怪のようなイメージを持った私でした(^_^;)。また、怖い民話なんかはこんなところから生まれるのかなぁと思いました。

私は土砂降りの中、妖怪の写真を撮ろうと頑張ったのですが、撮れませんでした(笑)。

それがこの写真!!。


アップしてみます。


この水位の高さから、キャンプイン海山の上まで届くような高さになったりする事もありました。

自然にはない、キャンプインの石並べ護岸だから起きる事かと思ったりしました。

まあ、自然でも起きるのでしょうが、護岸の水平のラインがあるから、余計目立ったのかとも思いますがね。

川は生きてる!とはよく聞く言葉ですが、本当生き物のように感じましたし、自然はあなどれないな!と感じました。


………………………………

ええと、蛇足ですが、ここでの記録もかねて、日曜日の私の笑える行動を書き留めておきたいと思います。
恐怖の中での思わぬ行動です。

七年前の水害がなかったら、あ〜またよ〜降るよ〜早よ止んでくれんかいな〜で終わるところが、今回はそう言う気分ではありません。神経ピリピリ、喉カラカラでした。

夜、激しい雨音を聞きながら、嫁さんに朝まだ降ってたら、前の事あるで早よ起こせよ〜と言って仮眠気分で寝た私。

5時頃だったか、自分で目が覚めたようでした。嫁さんに聞いたら止間なかったみたいとの事。私は焦りすぐに自宅の裏を見るとかなり水が来てました。

もちろん、風を伴った止み間無しの土砂降りです。すぐに子供らを起こしました。でもあんまり焦っているところを見せると不安がるから、ちょっと川見てくるよ〜危険だったら電話するからね〜と家を出たのが6時ぐらいでした。

それで、私んちの上に位置する近くの川を見たら、まだまだ余裕でしたので、嫁さんに大丈夫だから今度は職場と銚子川を見てくるよ〜と電話して職場前に来たら国道がかなり冠水してました。

すると、浜松ナンバーの青い乗用車が冠水のためエンジンストップしてました。
運転手は一人で押していましたが、とても動きません。ましてやこんな土砂降りに誰も車からは降りて手伝う気分にはなりません。事故につながったら悪いから、カッパを着てた私は車を押し安全な場所まで移動させましたが、それ以上はなんもしてあげる余裕はありませんでした。

リムジンも止まってしまったら、もともこもないので冠水の手前でリムジンを置き歩いて職場まで行き、職場の店長に電話して、配達車二台を浸からない場所に避難させる事にしました。

そしてその後、国道を歩いて銚子川を見に行く途中で、家から出てたおばちゃんが、国道の山から家に流れて来る川のような水を見ながら、私にこうならないようになんとかしてくれ!と言ってきました。
私はこりゃー怖いね!と了解しました。この件、先日、国交省に電話した私。

銚子川はまだまだ余裕があるように見えたので、帰りにおばちゃんに、まだ前みたいな事ないな!と伝えました。

それから、職場に戻り少しの間、不安と緊張で放心状態の私。今回は誰でも前のあの惨事が頭をよぎった事と思います。

次に何をすべきか考えてました。まずは職場前の国道の水は、谷からあふれた水が山の少し上の側溝の詰まりであふれるのを知っていた私なのでスコップ担いで、滝のような階段を上り、側溝の土砂をあらけましたが、今回は一向に変化ありません。

もしやと思い一旦、国道に下りて側溝の下流側を見ましたら、なんと土砂崩れで側溝をかなり埋めてしまってたのです。私一人のスコップなんかではどうにもならんので、あきらめ今度は国道の側溝の目詰まりをあらける私。すると、ご苦労さんです!と声を掛けてくれたのは避難道を作ってくれた地元建設会社の塩谷組の会長でした。うれしかったですね。

その直後、その建設会社の皆さんがいっぱい来てくれたおかげで、みるみる水が引いて行きました。

その後が面白い。私はその様子を見ながら取った行動は、安心感が生まれたのでしょう。職場にいっぱい飛んで来てる葉っぱをホースで流し始めてました。いつもの癖なんですね。あかん!こんな事しとる場合ではないじょ!と我に帰る私(笑)。

とりあえず、国道の水が引いたから、帰り道も安心だから、次はキャンプインを目指しました。行く途中の便の山橋です。


ここは台風の一週間前に舟渡しした権兵衛の里前の平尾。


そして、キャンプイン前の対岸から写した写真が、一枚目の写真。時間は9時。

そして、キャンプインへ行く横山林道を点検、清掃しながらキャンプインへ行くのかと思えば、Uターン。

今度は今来た県道の冠水をなんとかしようと、側溝の編み目詰まりをスコップで撤去しだす私。スタッフも通る道だし、お客さんもね〜と考えたけど、こんな時はお客は通りませんよね…。
まあ深いところは長靴でぎりぎり。うっかり長靴に水を入れてしまう私。
でも負けずにせっせと葉っぱを取り除くと、渦を巻いてみるみる水が引いて行きました。
なんて事はないあのすごい道路の冠水の原因は葉っぱ。

気がつくとかなりの腰痛と腹減りめまい。それで帰宅かと思えば途中でラーメン屋。その時間が11時30分。2時間側溝と格闘してたのですね(笑)。
この頃はまだ土砂降りでしたが、ピークは過ぎたと感じてました。

いよいよこれで帰宅かと思えば、今度はキャンプインに電話して宿直室に布団ひいといて〜と電話(笑)。
体力とストレスで限界か!?でした(笑)。
濡れたまま毛布かぶって気絶してましたね。

しばし仮眠の後、今後についてスタッフと三人でミーティング。

夕飯はとりあえずのお疲れ様会とした次第。


まあ、これで良いのか悪いのか、わからんけど、本当怖かったです。

若い私らは動けるから情報も伝わりやすいけど、お年寄りはそうはいかないと思います。
想定外だらけの世の中です。気をつけたいですね。

蛇口をひねれば水がでるし、簡単に火もつき風呂に入れるのが当たり前の現代。

いざ災害となると、ほとんどが機能されなくなります。

しかし、そんな時こそ、知恵を出し助け合いたいものですね。

そんな時には、キャンプ体験やアウトドア体験等が力強く生かされてくると思います。普段から生きる力をやしないたいですね。

それが、これからの現代人に課せられた課題のように思えてしまいます。

by 理事長
Posted by ふるさと企画舎 at 17:40 | 理事長 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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