キャンプ場周辺は、熊野古道馬越峠の石畳や
天狗倉山・便石山の象の背・おちょぼ岩などの巨岩、
そして魚飛渓谷の巨岩・奇岩と
石に特徴のある地域です。
今回、タイトルにあるような観察会があり
特に「電気石」って何?と好奇心もあり
参加してきました。
種まき権兵衛の里に集合して
平尾吊り橋からキャンプ場に入ります。
まず、銚子川についての説明です。
そして川の左岸と右岸で地質に変化が見られること
その特長について
横山林道から植物の説明もありました。
魚飛渓谷で地域の人に昔から親しまれ、
名前が付けられている岩の説明があります。
お昼ごはんは魚飛吊橋の河原で食べました。
帰りは木津の集落を抜けて
「電気石」の見学です。
この黒い模様の部分が結晶で
摩擦や熱によって静電気を発することがあるとか。
結晶だけ取り出したものを見せてもらったのですが、
柱状でガラスのようにキラキラしています。
色もいろいろあるそうで
美しいものは宝石(トルマリン)になるとか。
歩き疲れもあり皆さんテンション下がり気味だったのですが、
「ビリビリするの?」「静電気来る?」と
ワイワイ・ガヤガヤ・・・
触ったり写真を撮って、元気になりました。
そしてなんと!「電気石があるところへ行くので
自分で見つけてみよう!」というのです!
みなさん、手のひらサイズのものを発見!
「先生!これ、そうですか?」
「あぁ、これは大きいですねぇ」
「ここにも!」などなど
この日一番の盛り上がりを見せました。
お天気も良くて、とても楽しい観察会でした。
by hoo