先日、熊野古道語り部友の会の研修で熊野市にある赤木城や鉱山跡に同行させていただきました。
天空の城で最近人気急上昇の赤木城です。
古城マニアから「ミニ竹田城の雰囲気が漂う築城の名手・藤堂高虎の傑作」と絶賛。「雲海はないけど、朝もやに包まれた城は竹田城に負けない趣がある」とされています。
しかし、藤堂高虎など新領主に抵抗した地元の多くの人が、北山征伐や北山一揆などで処刑されたという悲しい歴史があります。
ここが、田平子峠処刑場跡です。
車で移動し今度は鉱山跡トレッキング。
ヘッドランプとヘルメットをつけて、いざトンネルへ。
そうなんです。熊野市紀和町は鉱山の町として昭和40年代頃まで栄えていました。
このトンネルの各所から採掘場へとつながる入り口がありました。
今はこの坑道トンネルは、トロッコ電車やレールマウンテンバイクなどで移動できる観光スポットとして活用されています。
出発地点瀞流荘から約1キロ歩いて湯の口温泉へ。
この日は温泉には入らなかったけど、とっても趣のある昔ながらの温泉で私の好きな温泉です。ちょっと熱いですけどね。
はい帰りはトロッコ電車にのせてもらいました。
乗車賃は210円なり。
とにかく、狭いです。はっきりいって乗り心地はよくありません。
笑えるぐらい揺れます。窓ガラス割れるかと思いました(笑)。
でも、その乗り心地の悪さが当時の坑夫さんの仕事の厳しさを物語ってくれているようなそんな気がしました。
by もりまり