先週土曜日は、三回目のホタル観察会がありました。
台風後と言う事で心配してましたら、夕方に一番たくさんの参加者だよ〜とキャンプインから連絡ありまして、さらに心配になってた、めだかの学校長の私でした(笑)。
そんなこんなもありまして、今回はこれまでより、もうちょっと砕けた観察会にしょーかいな〜と、いろいろ考えましたら、砕け過ぎたのか、参加者さんから校長先生〜飲んでますか〜と言われた次第やったな(笑)。
はい。出発前、校長先生の言う事はよく守ってくださいね〜わかった人は手を上げて〜と言いましたら、子供さんだけでなく、お父さんお母さんも元気よく、はい〜と手をあげてくれ、楽しい観察会になった次第でした♪。
すると、なんの事はない…。まりちゃんはカメラを忘れた?ので、観察会風景の写真はないのが申し訳ありませんが、めだかの学校のホタルの教科書をここで紹介させていただきます。
ポプラ社のゲンジボタル中心に解説された本です。
平成17年4月3日に、サヨリ様より、めだかの学校長にプレゼントしてくれた本なのですね。
もらった日付をしっかり本の裏に書いてましたわ(笑)。
はい。2150円なり〜ですね。
サヨリさんは、私が水害で被災し図鑑や資料を無くしたため、被災に負けずに頑張ってよ〜とプレゼントしてくれたのです。たぶん…。
いや、メダカとサヨリの分類は、同じダツ目だから、仲良しなのだ(笑)。
はい。本めくっていくと、ゲンジのオスとメスの解説です。
右側はメスで、左側がオスです。裏側を見ると、お尻の発光器が少し違いますね。これは、今回生徒の皆さんが見たヘイケボタルも同じであります。
飛び回っているホタルはほとんどがオスであります。
メスはオスより一回りぐらい大きいですね。
右側ページの上のホタルがヘイケボタルです。ヘイケボタルは本当に小さいですね。7ミリぐらいかな。それと赤いところの黒いところが、ゲンジボタルに比べ太いですね。
はい。これが皆さんに伝えたいところ。グロテスクなホタルの幼虫です。見た目のとおり、動きがとても、どんくさいです。
ゲンジボタルの幼虫は、桜の時期の雨の降る夜に、どっこらしょーと水の中から這い上がってきますね。
桜咲く雨の夜に、このホタルの幼虫を思い出して〜と校長先生に言われても、生徒さんらは??←やったね(笑)。
幼虫の時はグロテスクやけど、飛び回る時は、アイドルになると言う事やな(笑)。
ちゃうで〜季節感を感じてほしいかな。
ともかく、こんな私どもの田舎でもホタルが見える場所は本当に少なくなりました。
前にも触れましたが、水路にしても現在のコンクリート垂直護岸は人間には都合よいのですが、これをこのどんくさい幼虫が上るのは本当に苦労なんですね。
またホタルは農薬には敏感で、農薬が散布された時には激減します。
ホタルが居ると言う事は、農薬の影響がないと言えるかと思いますね。
観察会をする水路は、生活排水も入ってますし、田んぼの横にありますので、ゲンジもヘイケも飛んでますから、水は良いと言えるかと思います。また、あれが昔のような水路なら、もっとホタルが増えるかと私は思います。
水路の後ろは竹やぶです。ホタルの多い年なら、クリスマスツリー…いや、笹飾りかな。水路は天の川かな。ホタルの光りで素敵になります♪。
生徒の皆さんのホタルを見た素敵な笑顔に、めだかの学校長の私は、この地が、みんなの第二のふるさとになれるよう、この自然環境を守っていかなあかんな〜と強く思いました。
by 理事長