前回の昨年の伊勢路ハイク第一弾に続き、第二弾は六月だった。
初回が本当に楽しかったので、今回もどうしようもなく期待してた。
朝また船津駅から始発に乗り目指すは滝原駅。
始発の滝原まではこんな様子。客はわずか。
前回の帰りはあそこから乗ったなぁと。
駅についてすぐに雨がパラつき出した。
波乱の幕開けや(笑)。
旅籠を過ぎ。
アジサイを過ぎ。
お地蔵様を過ぎ。
こんな道標を過ぎ。
小川を過ぎ。
べっぴんさんがいたので、チューしたいと(笑)。
いや、こんな事でもしていないと出会いのまったくない退屈な道中だった。人けがなんいだ。
また、これまでとなんだか様子が違うのを子供ながらに感じていた(笑)。
滝原までは伊勢を感じていたと言うか…。
そこから南は熊野古道伊勢路のアピールさがないから、旅人が受け入れられてないと言うような雰囲気が町中に漂っているように思えた。
やっと歴史を感じられる阿蘇観音堂があった。
ここは以前バイクで視察に来た場所。
小雨の中、ちょっと休憩させていただいた。
この直前に地元のおじさんと出会った。
すると私を見たおじさんは、プイッとあっちを向いてくれた。
ああ…そうか…こんな平日に歩いている働きざかりの男に不信感をもったのだろうと。
まあ、どんまいどんまい。
確かに私は変な男なのだから〜(笑)。
国道に出てひたすら歩いていると、懐かしいあじへい(今は一番亭)と言うラーメン屋が。
ここのあじへいはたくさん思い出がある。
今21歳の息子が2歳ぐらいぐらいの時にはよく入っていて座敷のテーブルで嫁様が息子におわんでラーメンをちょっとづつ食べさせていたなぁと。
時代は変われども、思い出は変わらない。
世話になったラーメン屋や。
うん?岩船橋?。
馬越峠には、岩船地蔵が当時奉られてたんだよなぁと。
なんか関係あるのかなぁ?と。
もう雨も上がりこんなあづま屋で休憩した。
トイレがあるし、下には橋の下の川。
バックパッカーキャンプには最適だけど、まだそんなタイミングではない。
ここはまた古い思い出の川原。
私が24歳の時、横浜からもう田舎に帰る最後の時、バイクにテントを積み道中ゆっくりキャンプしながら帰って来たのだ。その時、海山に直前のこの場所で、最後のキャンプをした。
当時流行りのチューブのシーズンインザサンと言う曲のカセットテープを小型カセットで聞きながらキャンプしてたな(笑)。
また、雨漏りの激しい安物テントだった。
うん。こんな思い出の場所でも今日はまだキャンプには早かった。
そこから橋を渡り旧道を歩いて行くと、こんな素敵なたたずまいがあった。
犬が不審者に吠えてくれた。
こんな時には心強い熊野古道の道標や(笑)。
日の出屋。
ダルマ屋。
ほんまやろか(笑)。
道中、腹が減ってどうしようもないので、買ってあったおにぎりを食べる事にした。
旧道には食事処なんて何もない。
大内山川はなかなかでかい。
おおっ!この旅籠は〜!や。
以前、伊勢路統一目印について話し合うに皆さん集まった場所である。
またまた人里離れ旧道へ。
特定外来植物のオオキンケイギクが大切にされてた…。
やっとまた国道に出る。
突き当たりが国道と旧道。
そんな突き当たりの旧道の人家。
ちょっと疲れてた。雨も降ってきたし、私は勝手にその人家の前の軒先に座り込んでしまった。
するとニャンコが私を出迎えてくれた。
すると、おばちゃんが出てきて、慌てて挨拶させてもらった。
ニャンコ好きな私に、おばちゃんは気を許してくれたのか、いろいろ教えてくれた。
以前は鮎釣りの友鮎を売ってたけどもうやめたのだとか。自慢の友鮎のいけすも見せてくれた。
また、ニャンコがいろいろ集まってくるのだとか。
今のおばちゃんにはニャンコが唯一の家族なのだろう。
雨降ってきたし〜ゆっくりしてけい〜と言ってくれたおばちゃんに礼を言って別れた。
つづく〜(^o^)/。
by 理事長