三重県と奈良県の境にある標高1694メートルの日出ケ岳をてっぺんに広がる大台ケ原。
大平(オオダイラ)がなまり?大台ケ原と呼ぶようになったとか。
切り立つ紀伊半島の山肌のてっぺんが大きな平になっているのが特徴の大台ケ原なのです。
黒潮おどる太平洋から直線で16キロメートル程でその標高なので、屋久島の地形に似て、屋久島に続く雨の多いのが有名です。また大台ケ原は日本百名山の一つでもあります。
そんな大台ケ原の尾根づたいの、標高1474メートルの堂倉山は銚子川の源流の山になります。
そんな神聖な山に、おてんばまりちゃんが登頂しました〜!の図(笑)。
もちろん、軟弱な二人のコースは大台ケ原の登山道の分岐点である尾鷲辻と言う場所から尾鷲道と言う素晴らしい歴史あるコース。
今回の大台ケ原行きの予定は、前に偶然ウォーキング中の紀北町の偉いさんとお会いしましてね。
〇〇さんも行かんかい〜?と伝えさせていただきましたら、ちぇって〜(連れてって〜)と言う事になので、私でも案内できるようにと一人で行ってみよか〜!と考えてましたら、まりちゃんもちぇって〜!と言う事になった次第でした。
とは言え、様々な事情で、極秘で決行の計画を練ってた私でしたね(笑)。
ともかくいろいろ様子見してたのでした。
そんなこんなでしたが、トンチンカンな二人の珍道中を笑ってくださいませ(笑)。
まず笑えたのは、大台ケ原ドライブウェイにさしかかり、どんどん標高が上がって行きましたら、車の窓を開けてたのでしたが、ヒューンと風切り音がしてきました。
途中、聞こえなかったりまた聞こえたり…。私は耳鳴りかなぁ?とも思ってましたら、まりちゃんは何の音かなぁ?と言うので、耳鳴とちごたんやな〜で、風切り音じゃれ〜と言う私。
その音が、標高が高くなるにつれどんどん大きくなるので、車の故障や、ヤバイ!と車を止めエンジを止め外に出れば、山全体がヒューンの大合唱でした(笑)。
まりちゃんは、ほれ〜なんか鳴きよるやり〜なにが風切り音なんやさ〜と、私をバカにしてきましたので、カチンときた私は、生き物には私の方が詳しいところを見せつけてやろうと、こりゃ〜動物ではないにゃ〜特別なミミズか昆虫やな〜と言い放してやりましたわ。
その音は、頭が狂いそうな音とでも表現しましょうかね。
この時期に初めて聞く不快で不思議な音。
さっそくビジターセンターに聞きに行ったら、エゾハルゼミが鳴いていますとの貼り紙が(笑)。
セミかい〜?エゾハル〜?とびっくりしましたね。
セミは撮影できませんでしたが、抜け殻いっぱいでした。エゾハルは羽を入れなかったら2センチぐらいのかなり小さなセミじゃあないかなぁと思いました。
いつもは鳥の声だけの素晴らしい大台ケ原ですが、えらいこっちゃ〜今日は騒がしで〜こりゃ〜クマ鈴もクマに聞こえんやんかれ〜と心配してましたら、霧が出てくると、ピタッと鳴き止む規律正しいエゾハルゼミ君らでしたね(笑)。
つづく〜(^o^)/
by 理事長