富良野の今日の最高気温は10℃。順調に雪解けが進んでいます
月
日に東川町で開催された
「農村体験交流ファーラム」に参加してきました
場所はキトウシ森林公園内の森林体験研修センター
トークセッションに参加された荒井さんが代表理事を務めるNPO大雪山自然学校の事務所がある建物です。
窓から東川?の街並みが一望できました
セミナーは、ひがしかわ子ども農村体験交流推進協議会主催で、農山漁村交流体験について特に農家民泊について教育現場が求めるものという視点から取り上げるものでした。農業体験の受入れでご協力いただいている有限会社アグリテックが事務局を務めているご縁でおじゃましました。
オープニングでは東川の景色と農村交流体験の様子を紹介するスライドショーが流れました。さすが写真のまち東川
きれいな写真がいっぱいでした
第1部は基調講演で、お二人の講師が農家民泊に求めるものの講演をされました。お一人目は新潟県胎内市で「ふるさと体験学習」を進められた前教育長の小野達也氏、お二人目は平成17年から10年連続で農家民泊を教育旅行に取り入れている兵庫県宝塚市の雲雀丘学園高校の松石教頭。
グリーンツーリズムを推進していくためには、その地域に住む人が地元の魅力を知る必要があるというお話や、小学生向けのふるさと体験学習を通して先生方が身近な教材を知り活用する貴下になっているというお話、学校側はビジネス化された作られた体験ではなく本物の学びを求めているというお話が心に残りました。
第2部は、前半の講師お二人にNPO大雪山自然学校の荒井さん、アグリテックの中田さんを加えた4人でのトークセッションで、テーマは「子どもの未来×農村の役割」
トークセッションに先立ち参加者が「あなたにとって農村体験とは」というテーマで書いた紙が前に貼りだされました。受入れ農家さんからの「疲れるけど楽しい」「やりがい」「農家をやっていてよかった」などの声も。事務局としてとても嬉しいコメントです
トークセッションの中では、学力はあるけど生活力がないこどもが多い→知識だけではなく知恵を学んで学力と生活力を一致されるのが農村体験の役割
というお話が出ていました。
東川まで出かけていろいろな立場の方のお話が聞けて刺激を受けました。富良野でも受入れ農家の方が集まって体験を共有していくような場がもっと作れるといいと思います。