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欧州と南米占拠トップ16 [2018年06月30日(Sat)]

fumihouse-2018-06-30T13_09_13-1-thumbnail2.jpg罵声とため息に包まれながら、ともあれ日本は決勝トーナメントに進出した。次は存分に戦えや! 相手は強豪のベルギー、世界ランク3位。このワールドカップ2018ロシア大会で最も強さを発揮している。ここで勝ってこそ、番狂わせで世界中が感動する。

それにしても決勝トーナメントに進出した16強のうちほとんどをヨーロッパと南アメリカが占めていることに驚く。14チームである。この勢力図は当分動かないのだろうか。

【南米】4/5
◎コロンビア|◎アルゼンチン|◎ブラジル|◎ウルグアイ|ペルー
【北中米】1/3
◎メキシコ|パナマ|コスタリカ
【アジア・オセアニア】1/5
◎日本|韓国|イラン|サウジアラビア|オーストラリア
【アフリカ】0/5
セネガル|チュニジア|ナイジェリア|モロッコ|エジプト
【欧州】10/14
◎ベルギー|◎イングランド|◎スウェーデン|◎スイス|◎クロアチア|◎フランス|◎デンマーク|◎スペイン|◎ポルトガル|◎ロシア|ポーランド|アイスランド|セルビア|ドイツ

(おしべが長い美女柳(びじょやなぎ)。長いまつ毛の美女がたたずんでいる)
セミの声夏の盛りはいまここに [2018年06月29日(Fri)]

fumihouse-2018-06-30T08_56_25-1-thumbnail2.jpg昨日の朝から大雨洪水警報が断続的に発令され、昨夜も屋根を叩く轟音が響いていた(ポーランド戦は後半途中まで見た)。今朝方まで雨に加えて風もあったのだが、夕方には空気が静まり雲が薄くなった。日が照ってきたと思ったら、夏の使者がやってきた。蝉の声が聞こえてきたのだ。蝉時雨とはまだいかないが、ニーニーゼミの初鳴きだ。梅雨の合間の夏の盛り。この夏は暑くなるとは気象台。身体も暑い夏をすでに感じている。明後日から7月に入る。夏バテに、熱中症に注意しましょうぞ。

(八重咲きの梔子(くちなし)の花。捻り上げた蕾がパッと花開く。そこには甘い甘い芳香がある)
白と赤国旗はどちらに転ぶのか [2018年06月28日(Thu)]

fumihouse-2018-06-28T21_01_10-1-thumbnail2.jpgポーランドの国旗は紅白の2色。上半分が白で下半分は赤。一方で日本は日の丸。白地に赤丸。同色の2国が戦う妙というか、因縁の対決。今夜キックオフでどう転ぶのか。日本が勝つか引き分けで素直に決勝トーナメントに進んでくれたらうれしいが、負ければ複雑だ。

セネガルがコロンビアに勝てば、日本よし。両者が引き分けならば、日本はコロンビアに得失点差で負ける。コロンビアが勝てば、日本はセネガルとの得失点差で決まる。薄氷を踏む状態となる。両ゲームは夜11時の同時刻開始。関係者は両にらみの試合経過となるだろう。

韓国が昨夜ドイツに勝った。予選敗退が決まったのちの破れかぶれといっては失礼だが、大きな番狂わせでドイツが決勝トーナメントに進めなかった。その轍があるだけに、ポーランドも背水の陣で臨んでくるのが怖いところだ。

さて、わたしはテレビ観戦をするか否か。今のところ明日の仕事もあるので、寝るつもりだが、それはその時刻になってみなければわからない。ともあれ、ニッポンがんばれ!

(赤いバラが咲いている。赤い国旗はどちらが微笑むか)
薄皮をはいで饅頭おいしかろ [2018年06月27日(Wed)]

fumihouse-2018-06-27T07_40_50-1-thumbnail2.jpg【薄皮】という言葉から連想する。薄皮饅頭が好きだ。包み紙に触れた状態が続くと、薄い皮がはげてしまう。これもまた美味しげに見えて好ましい。皮膚がきめ細かい感じも薄皮。白くて美しい女性の顔だちや肌の形容となる。

そうしたことから連想されるのだろうか。わたしは時折「薄皮を剥(は)ぐように」と表現してしまうことがある。病気や悪い状況が日ごとに少しずつ良くなっていく様子を表すのだが、もちろん「薄紙を剝ぐように」の誤りである。先日NHKのアナウンサーがインタビューで薄皮を剥ぐと言っており、お仲間がここにもいた、と喜んだ次第。言葉は難しい、そして面白い。

(薔薇よ、おまえも栽培は難しい、けれど美しく凛凛しい)
足指の激痛過ぎて気持ちよし [2018年06月26日(Tue)]

fumihouse-2018-06-26T18_02_22-1-thumbnail2.jpg風呂で体を洗うとき、足指の間も洗います。半年前から指を広げて手の指を一本ずつ入れて閉じ、手指をぐりぐりっとすぼめ、足指もあわせて開閉するストレッチをするようになりました。

はじめは激痛が走っていました。そもそも足に手を入れること自体が難儀なのです。徐々に慣れて痛気持ちいいのを通り越して、気持ちよさを感じるようになりました。今では少々もの足りません。

足の指を広げるといくつかの効果があるようです。体重を支える重要な足の疲労回復に役立つこと。足指の付け根にある疲労に効くツボが刺激されます。むくみも改善するようです。体を支える軸が鍛えられて姿勢も改善されます。今夜も気持ちのよいマッサージをすることにします。

(煎っていないコーヒー豆を足裏で踏み重ねたら、ひょっとして健康によかったりして…)
決戦に情けは無用サムライブルー [2018年06月25日(Mon)]

fumihouse-2018-06-25T19_06_44-1-thumbnail2.jpgワールドカップでの日本の活躍。胸躍る毎日ですね。昨夜のセネガル戦。原口のヘッドがサバリの前に落ちなかったら、川島がパンチングをマネに当てなかったなら得点を阻止できたのに……ゴール前、大迫が空振りしなかったならば1点入っていたのに……。タラレバは止めておきましょう。2対2の同点、勝ち点1は変わらないのですから。

ポーランド戦にかかっています。H組でポーランドは沈みましたが、FIFAランキングの最上位チームとして、エースのレバンドフスキが雪辱をかけて挑んでくるでしょう。日本は引き分け以上でよし、と考えてしまうと足元をすくわれます。

日本はセネガルと勝ち点でも得失点差でも並んでいます。次の日本対ポーランド、セネガル対コロンビア戦の場合分けをしてみます。

日>ポ セ>コ 日本とセネガルが決勝へ
日>ポ セ=コ 日本とセネガル
日>ポ セ<コ 日本とコロンビア
日=ポ セ>コ セネガルと日本
日=ポ セ=コ 日本とセネガル
日=ポ セ<コ コロンビアと日本
日<ポ セ>コ セネガルと日本
日<ポ セ=コ セネガルと日本VS.コロンビア得失点差の勝者
日<ポ セ<コ コロンビアと日本VS.セネガルの得失点差の勝者

得失点差の勝利を0.5で確率計算してみます。分母は9、日本が決勝トーナメントに勝ち上がるのは8。88.9%の確率で日本は勝てるのでしょうか。いや、そんなことはありません。全チームが必死で戦います。実力に強い意志の力、さらに運を加えた総合力で勝負は決するのです。サムライブルーが歓喜の渦に包まれることを願っています。

(葵の花は赤い、もしくはピンク色。この夏の花、何故にアオイ?)
アベリアが歩道の端に穢れなし [2018年06月24日(Sun)]

fumihouse-2018-06-24T14_18_14-1-thumbnail2.jpgサーミ人に生まれたばかりに差別される。エレ・マリャは我慢がならなかった。スカンジナビア半島北部でトナカイ遊牧を生業とし、独特のテントで暮らす。色とりどりの糸で織った民族衣装を珍しがられ、観光用の見世物にされる。国家が保護する代わりに自由はなく、劣等な脳だと蔑まれて実験動物のような取り扱いを受ける。一方で徹底した同化政策によって、学校ではサーミ語をしゃべることが禁止されている。

サーミ人の血を嫌って、エレは故郷のラップランドを飛び出した。長い年月が過ぎて妹の葬儀で初めて帰郷する。年老いた亡骸に妹の長年の苦労を見た。エレは故郷を捨てたが、すでに亡い母や祖父母たちも含めて、血族のおかげでエレはスウェーデン人として生きていけたことに気がついたのだろう。深い感謝と惜別の念で彼女の気持ちはいっぱいだった。

映画『サーミの血』見ると、血とは何だろう、なぜ差別が起こるのだろう、と考えることになる。血とは遺伝子。全人類はホモ・サピエンス。人種、民族ごとに文化の違いはあったとて、貴種も劣種もない。物語は1930年代ではあるが、差別は今も残っているのだろう。一度ついてしまった偏見をくつがえすには大きなエネルギーが必要だ。

それでもなお、人はすべて尊厳な存在であり生命として尊重される、地球の生態系へ感謝し持続可能な開発を志す。そうした発想を持てなければ人類の将来に希望はない。人種差別しかり、部落差別、ハンセン病者への差別もそうだが、その血は穢れているとする誤った発想を根本的に変えなければならない。

(アベリアが咲き始めた。歩道の植え込みによくあり、ほのかに甘い香り)
堰を切る咳に苦しみ日々があり [2018年06月23日(Sat)]

fumihouse-2018-06-23T21_49_04-1-thumbnail2.jpg咳の発作に今日も苦しんだ。
おさまってしまえば、
もう治ったかと思うほど静かだが、
激しく咳き込むともうたまらない。
細胞級の極小爆弾が延焼していく。
マスクの上から手で押さえる。
ハンカチでもって破裂音が漏れないようにする。
風邪のマグマが噴出していく。
咳だけに、堰を切ったように奔流となる。
声がかすれて出なくなった。
相手にうまく意志が伝わらないもどかしさ。
医者に行って違う処方をしてもらった。
明日は日曜日。
少しはましになってくれますように。

(枇杷の葉のエキスは咳に効くと聞いたことがある)
検診を勧め進言戦国期 [2018年06月22日(Fri)]

fumihouse-2018-06-22T17_31_45-1-thumbnail2.jpg  高齢者に進言を!(武田信玄の台詞)
  早めに検診を!(上杉謙信の台詞)

と勧めるのは日本心臓財団。ACジャパンの広告です。

左右の心室・心房の出口にある4つの弁がうまく動かなくなる心臓弁膜症。動脈硬化が原因となることが多いようです。弁が硬く開きにくい「狭窄」と、弁が閉じにくく血が逆流する「閉鎖不全」。手術が必要な場合もあるようです。息切れと疲れやすいのがそのサインだとか。

年のせいだと片付けないで謙信に行きましょうかね(いやいや検診でした)。家族や友人に信玄しましょうね(進言ですね)。

(心臓はハイビスカスの色ように鮮やかな血を押し出していく)
咳き込んで根も尽き果て頭痛して [2018年06月21日(Thu)]

fumihouse-2018-06-21T21_06_13-1-thumbnail2.jpg朝ごはんを食べていると咳が出た
激しく咳き込んでおさまらない発作
胸の奥に小さな爆弾が仕掛けられて次々に爆発する
暴発を抑えようとしても我慢しきれない
爆風が噴出する(上腕で口を押さえはする)
その苦しさはあらわしようがない
腹筋がよじれて身体中のエネルギーが放出する
精も根も尽き果て頭のてっぺんがズキズキする
涙目になった
やっと発作がおさまって
ボォーッとしながら飯を噛んでいた
唇の内側まで噛んだ
しかも一昨日噛んだ同じところ
風邪ボォに二度噛み、泣きっ面に蜂とはこのこと
痛さをこらえて垂れそうになった鼻をすすった
先週の気温の乱高下でやられた夏風邪
わたしと同類の人 どうぞお大事に (-.-)Zzz・・・・

(涼やかな夏椿。咳が早く治って、ちりめんのような夏椿を楽しめますように)
オジサンとおばさん分けることなれば [2018年06月20日(Wed)]

fumihouse-2018-06-20T23_07_15-1-thumbnail2.jpgオジサン研究家の岡本純子氏がこのように言っています(聖教新聞5月30日付け)。

≪とかく男性は、何か目的があって会話しますが、女性は話すこと自体が目的のようなもので、高いコミュ力の表れです。人とつながるのが不得手な男性は”オバサン化“することこそ、孤独を解消する処方箋といえるでしょう≫

オバサンと言われて、カチンとくる人は多いと思うので、「おねえさん化」と言っておきましょうか。ちょっと異質なおねえ的な印象も出てしまうので、これはないかな?

いずれにせよ、話すこと自体を楽しむ、つながっていることは喜べるようになりたいですね。決まりきった仕事でも、めんどうな家事でも、時間のムダだと思える付き合いも何もかも、今を楽しむことのできるオジサンになりたいと思ったのです。

(菖蒲の花も楽しんで志を保って、きっと生きている)
勝率を僅差にしてる面白し [2018年06月19日(Tue)]

fumihouse-2018-06-19T18_10_19-1-thumbnail2.jpgプロ野球の勝率が面白い(昨日6月18日現在)。

パ・リーグは西武5割8分7厘をトップに、日本ハム、オリックス、ソフトバンクと続き、5位のロッテですら5割台の勝率だ。3割4分9厘の楽天だけ独り負けの状況。なもんで梨田監督は責任をとって辞めた。

セ・リーグは広島が5割4分8厘で一位。5割を上回るのは広島だけで、2位DeNAが4割9分2厘、以下阪神、ヤクルト、巨人と続き、ビリとはいえ中日も4割5分3厘と健闘している。

大阪北部地震の被害は思いのほか大きい。復興に向けて関西の底力がいかんなく発揮されることと思う。そのためにも関西の阪神、オリックスの奮起が望まれるところだ。

(変幻自在の夏の花、ランタナが咲き始めた。両チームよ、存分に咲き誇れ。被災した方々に力を与えよ)
改めてチェックされたし未来の自分 [2018年06月18日(Mon)]

fumihouse-2018-06-18T20_49_23-1-thumbnail2.jpg5w1h、もしくは5w2hは昔からあるチェック項目であり、発想法の基本です。

いつ when/どこで where/誰が who/何を what/なぜ why/どうした how/コスト howmuch

3what3w1hというのもあります。3whatは【定義】【現象】【結果】で、問題点の全体像を示します。加えてwhy、when、where、howがあるのですが、頭に残りにくいのです。さらに【goal】の視点もあり、終わったときにどのような状態でありたいかという目標をイメージします。これも同様残りにくいのです。

いずれにせよ、真剣に取り組み、目下の勝負に勝とうと思えば、現状は如何に、展望を開くには何が足りないのか。そして何のためにやっているのか、目的観があやふやではモチベーションは続きません。

日本はW杯の常連国になったものの、2011年の19位をピークにして日本の世界ランキングはジリジリと落ち、今は61位です。要因は様々あるでしょうが、ドーハの悲劇で1994年アメリカ大会の出場を逃した、だからフランス大会に出場することが悲願、そして出た‥‥‥それ以上の目的を見いだせなかったところに原因があるのではないでしょうか。本田圭佑は優勝を以前から公言していますが、全体としての意志になっているようには思えません。

【goal】の視点で日本のサッカーがどうありたいかを明確にイメージしていかないと先はないのかもしれません。などと素人が書いてしまいました。ともあれ明日はコロンビア戦。ロドリゲスやファルカオの攻撃をしのいでゴールを決めてくれることを願っています。

(サムライブルーよ。猫ちゃんであってはいけない。虎であれ!)
接触し大人が一人死に至る [2018年06月17日(Sun)]

fumihouse-2018-06-17T10_08_11-1-thumbnail2.jpg「接触」をWeb大辞林では、こう定義しています。

 近づいて触れること。触れ合うこと。
 語例:軽く接触する、接触事故

先日、博多発の新幹線のぞみ号が人とぶつかった事故で、JRの発表を受けた報道は「接触事故」と表現します。軽すぎやしませんか? 衝突ですよね。

運転士は異常音に気づいていたが小動物との接触だと思った、小倉駅の駅員もボンネットの破損に気がついていたが走行を続けさせた、というではありませんか。

幸いに、すれちがう新幹線の運転士から総合指令所に連絡があり、次の新下関駅で止めて確認しましたから発覚したのですが、安全が確認されるまでは運行しないというルールが守られていなかったようです。発表する上層部も、できるだけ穏便にすませたいという気持ちから「接触」と表現したような気がします。

去年12月には、台車に大亀裂が入っていたことを認識していたにもかかわらず走り続けたことがありました。リスクマネジメントがうまくいっていないようですね。それともリスクは乗客にあり、とする危機管理があるのでしょうか。

運行を止めて点検→遅れる→一部の客から強烈なクレーム→激しい抗議や暴力の恐れがある→少々のことなら運行したい・・・。そんな負のスパイラルです。

(ピンク色のカラーは形のよいハート型。客の方も駅員や乗務員に思いやりをもって接してほしいものです)
バーチャルに競争始めレディゴー [2018年06月16日(Sat)]

fumihouse-2018-06-16T18_13_05-1-thumbnail2.jpg映画『レディ・プレーヤー1』でスピルバーグ監督は、現実だけが本当のリアルだと言った。バーチャルな世界に身をやつすことに意味はないとは言えないが、本来の自分ではない。リア充という言葉があるが、現実生活がまず大切にしたい。

では自分の現実とは何だろう。自分の思考や精神状態は本物なのか。交遊は実のある関係となっているのか。家族は充実感を抱いているのか。相手によってキャラをつくり態度をかえていくとしたら、自分の真実はどこにあるのか。満面の笑みで応対しても、ため息まみれになっていないだろうか。果たして本当の自分はどこにあるのだ? どれも本当の自分だとしても、アバターでしかない仮の自分かもしれない。そんなことを映画を見ながら考えた。

貧富の格差がさらに激しく、大多数がスラムのような街に暮らす2045年。しかし全て?がバーチャルリアリティのゲーム世界「オアシス」で別の人生を楽しんでいる。そこにも巧拙があり運不運があって、ここでも不全感に誰もが悩んでいるのだろう。

オアシスの開発者ハリデーが死に、オアシスの謎を解明した者には莫大な遺産とオアシスの運営権が渡されることになった。青年ウェイドは美女アルテミスとともに謎解きに向かっていく。オアシス界には過去のアニメやゲームのキャラクター、一世を風靡した製品が多数登場する。日本も例外ではない。ガンダム、メカゴジラ、SHARPのラジカセなど数えきれない。それらへの監督のオマージュがある。

2045年問題がある。人工頭脳が人間を超える時がくるという。シンギュラリティ(技術的特異点)と呼ばれる山を越えると、多くの分野で人工知能が人間の知性を凌駕する。2045年になったらどんな社会になるのやら。環境汚染は今より進み、気象の変化はますます人間を悩ませるだろう。政治の不安定要因も増える。実際の地球の未来にあっても、現実から目を背けて、仮想現実に逃避してしまってはならない。

(ブルーベリーの花。今ではすでに実りつつあるブルーベリーだが、仮想現実の花や実であっては困る)
鎮魂の平成過ぎて新時代 [2018年06月15日(Fri)]

fumihouse-2018-06-15T23_11_29-1-thumbnail2.jpg来年から和暦が変わります。平成31年4月30日をもって平成が終わります。今上(きんじょう)天皇の退位に伴い、30年も慣れ親しんだ平成が終わるのは寂しいものです。

来年5月1日からは○○元年。どんな案が出ているのやら。ひと月前にならないと教えてくれない西暦2019年の新元号を推し量ってみたいですね。

は行ではありません。平成はHで略しますから。さ行でもない。昭和のSも使えません。た行でも厳しいです。大正生まれは存命中です。ま行も遠慮します。たとえ明治は遠くなったとて。残るは、あ行、か行、な行、や行、ら行、わ行。奇をてらって、が行、ざ行、だ行、ば行にぱ行? どんな元号でくるのやら楽しみです(カレンダー業界はたまらんでしょうな)。

先日、福島での植樹祭。天皇皇后両陛下は東日本大震災の被災地のあちらこちらで鎮魂の祈りを捧げられ、被災者を慰問し励まされました。その誠実な人柄に誰もが感動しています。かつての現人神(あらひとがみ)とは違う、人間性あふれた人柄そのものに感激しているのです。

天皇の国事行為は憲法では次の項目があげられています。総理大臣の任命、最高裁判所長の任、憲法の改正、法律の公布、国会の召集と衆議院の解散、大臣当等の任免、特赦の認証、栄典授与、外交文書の認証、外国の大使の接受、儀式を行うことがあります。ほとんどが言われたことをなぞるだけの儀式的行為ばかりです。

上記の植樹祭にあわせた訪問活動は「儀式」に相当するのでしょう。そうした鎮魂と励ましの旅は神経をすり減らし、相手の琴線に触れた言葉を発するためには周到な準備も不可欠です。海外も含めた遠方を訪問するのは御夫妻ともに相当体力を要します。それこそが最も大切な国事行為だと考えられているに違いないのです。年をとって十分できなくなった今が引き際だと考えられたのは、人間として自然の道理です。

(金糸梅が福島にも咲いていることでしょう)
怒っても人を殺さず我慢せや [2018年06月14日(Thu)]

fumihouse-2018-06-14T21_46_59-1-thumbnail2.jpg怒りの感情は長くは続きません。だからアンガーマネジメントでは、カッときたら6秒やり過ごせと説きます。怒りは暴発し負の連鎖を続けていくものですが、6秒我慢すると沈静し最悪の状況を避けられます。

・カウントバック(100から順に3を引いて、97,94,91と数える)
・呼吸リラクゼーション(吸う⇒止める⇒吐く。これを繰り返す)
・スケールテクニック(怒りの程度を0点から10点まで点数化。見える化するとバカバカしくなる)

さて、先日新幹線のぞみ車中で殺人を犯した若い男がいました。「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった」と供述しているようですが、何に怒っていたのか、新幹線に乗っている間ずっと怒りを抱え続けていたのかと、私は疑問をもっていました。なんでそこまで怒りを保つことができるのだろうと。よっぽど怒りのエネルギーが大きいのでしょうか。

その後の報道によれば、凶器を用意周到に買い込み、前々から人間が死ぬところを見たい、殺してみたいと、殺人に憧れていたようなのです。怒りではありませんでした。狂っています。アンガーマネジメントどころの話ではありません。しかも供述では、懲役刑で刑務所を出所後にまた人を殺したいと言っているとか。こんな人間をどう裁いたらいいものやら、検察官も裁判官も途方にくれてしまうでしょうよ。

(彼にはこのラベンダーの爽やかさ、涼やかさ、芳香を感じることはできないでしょうね、きっと)
握手して並んで歩く親と子よ [2018年06月13日(Wed)]

fumihouse-2018-06-13T21_12_14-1-thumbnail2.jpg握手する。手を触れんばかりの距離で並んで歩く。さあ部屋へどうぞお先に、と背中や腕にボディタッチする。親密度が高まるほどに、人間同士の物理的距離は縮まる。

南北首脳会談の時のような満面の笑み、青年らしい涼やかな笑顔というわけにはいかなかったが、親子以上に年齢が離れていることを考えると、戸惑いの表情にも納得がいく。史上初の米朝首脳会談に世界が注目した。

北は米から譲歩を引き出すだけで、自らは変える意思を持たないなどとする論調もあるが、素直に一歩前進を喜びたい。一歩ではない。面と向かって言葉を交わし、握手して体温を感じる。相手方にも血が流れており、情が移るのを感じる。互いが同じ人間だということを思い知る。あの東西冷戦の終結も、コルバチョフとレーガンの対話から始まったのだ。

休戦から恒久和平の道へ。4月末の南北首脳会談でもって潮流が動き始めた。今回の金・トランプ会談が朝鮮半島の非核化に向けて大きく前進したのは間違いない。

コミュニケーションとは、時に反対の動きを見せることがある。人間同士の憎しみが極まるとき、パンチは相手の頬をえぐりナイフは内臓を切り裂く。米朝の仲が可愛さ余って憎さ百倍にならないよう祈っている。

(薊(アザミ)の花は欺かない。葉にトゲを持っていても、相手をまやかして謀ることなどしない。正直にありのままを見よ!と凛凛しい。権謀術数のディールなどしない)
孤城では仲間外しはさせまいに [2018年06月12日(Tue)]

fumihouse-2018-06-12T18_05_51-1-thumbnail2.jpg辻村深月著『かがみの孤城』を読むと苦しくなる。学校へ行けなくなるひとの気持ちが、少しは理解できる。傷ついて立ち直れないひとの思いがよみがえる。気になった言葉や私の胸に浮かんだ言葉を列挙してみた。

反芻する/深読みする/空気を読みすぎる/言い出せない/拒絶できない/ひと目を気にする/解釈する/思考の深い坩堝に落ちる/忘れられない/ある一場面がすべてだと思う/舞い上がったと思うとすぐに奈落に落ちる/思いのうちを吐き出せない/踏み出せない/ 相手に察してほしい/気まずくなることを恐れる/悪口を言われたらどうしよう/泣くことすら思い切りできない/触れてはいけないのではないかと迷う/気になるのに近寄りがたい/話したいけど話せない/ひやひやする/わかってほしいでも言えない/蒸し返さないでほしい/引くに引けない/相手の出方で気分が180度変わる/触れていいのかどうかわからない/深読みし先走って心配する/言葉が出てこない/

「孤城」に集まった少年少女には全力投球があった。すかされてバカにされて暖簾に腕押し状態ではなかった。実の学校社会で拒否されてイジメられた体験を、孤城での交流でとらえ直して再構成した。学校に行けなかったことにも意味があると、考え直すことができた。「自分は、みんなと同じになれない」ことが彼ら彼女らの悩みだったのだが、それが幻であると気がついたのだ。物語に託されて、現実に悩む少年少女、いやイジメ日本の残酷な現実に苦しむひとが自分の道を歩んでくれることを願っている。

(時計草は花びらが10枚。10時までしか時を指せない。同級生や教師のパワハラに悩むひとの時間の進み方は違うのだろう)
濡れないで相合い傘はよきことよ [2018年06月11日(Mon)]

fumihouse-2018-06-11T17_23_07-1-thumbnail2.jpg傘は半径70センチの大きめを使っている。濡れにくくて重宝する。あたりまえのことだが、傘の柄は中心にある。傘というものは、右手で持つと左肩に雨がかかりやすい。背負うリュックが濡れることもある。かといって中心軸を頭の位置において柄を頭に付けようものなら、髪がはさまったりして痛い目にあう。左右が均等しない傘があるようだが一般的ではない。

そこで思い浮かべるのは相合い傘だ。上向き横長三角を貫いて真っ直ぐな棒。その左右に噂される二人の名前を落書きする。ハートを描いて完成だ。

傘というのは相合い傘でバランスよく完結する。背の高いほうが傘を持つ。もう一方はその手に寄り添って雨を避ける。恋人同士なら持ち腕に手を絡めて密着する。すると雨に濡れない傘の完成形だ。まっ少しでも風があるだけで、濡れてしまうものだけどね……。

(きょうは雨。紫露草もしっぽり濡れて、いい雰囲気だ)
昼の顔淡きピンクで慎ましい [2018年06月10日(Sun)]

fumihouse-2018-06-10T14_05_55-1-thumbnail2.jpg昼顔は昼の顔 大手をふって昼の顔
図図しくも朝から元気に咲いている
昼間にピーク 夕方には萎んで大人しい
春から秋まで長い間咲き続ける健気な花だ
ところがどうだ
カトリーヌ・ドヌーブの仏映画
上戸彩の昼顔で絡み合う不貞の輩
やけにエロいイメージが染みついた昼顔
現実の昼顔にはエロティシズムの欠片もない
半透明の淡いピンクでささやかだ
目立たぬ地面に咲いている
地味だけど愛らしいこの花をご覧なさい
不協和も協和もあるぞ小宇宙 [2018年06月09日(Sat)]

fumihouse-2018-06-09T16_02_33-1-thumbnail2.jpgぼやっと起きた休日の朝。太陽がまぶしい。まどろんで昨日のことを思い出す。一晩たてばイヤな思いもまろやかに、良かったことはそれなりに。母さんの声が聞こえる。起きてる? 「はいっ!」 さあ、起きよっ! わたしはコスモス、小さな宇宙。わたしは私。不協和音もあるけれど、憂鬱な時もあるけれど、わたしは私でいくんだわ。おやっ父さんピリピリしてる。どうしたの?って聞きたいけれどそんな空気じゃあないね。何ごともうまくはいかないよ。まっいいか。これもミクロコスモス。わたしは一人でひとつの宇宙。かけがえのないこのわたしの毎日。それは誰にとっても同じこと。みんな違うがみんないい・・。

小さなアンサンブルが出雲地区吹奏楽祭の冒頭を飾った。出雲工業高校の吹奏楽部、7名は白いブレザー、濃紺のパンツがキリッとしたたたずまい。

初めて聴いたバルトークの『ミクロコスモス』。もとはピアノのための練習曲集。短調でも長調でもない無調な感じ、まさに現代音楽。不定愁訴のようなぼんやりとした不協和音。揺れ動いていくリズム。不安や戸惑いが漠然と表されているが淡々と曲は進んでいく。朝の光景をイメージしながら聴いた。生徒諸君、お疲れさま!

(会場となった大社文化プレイスうらら館には爽やかな色合いの紫陽花が飾られていた)
落とされてライブクイズで梅雨に入り [2018年06月08日(Fri)]

fumihouse-2018-06-08T21_18_04-1-thumbnail2.jpgライブクイズ・アプリという賞金クイズがある。ライブで参加する雑学ゲームで、間違えると脱落するからスリリング。人数が絞られるほどに賞金の分け前が増えて楽しみが増す。先月ダウンロードした。キャッシュショー(Cash Show)てやつだ。

開催は毎日。12時30分と21時。昼休み時間と夜にゆっくりできる時間帯である。時間前になると、始まるぞ始まるぞと派手なリズム音楽が流れて期待を高める。始まるかと思いきや、美男か美女の出題者が初参加者を紹介したり、リアルタイムで流れるコメントをテンポよく紹介する。

全部で12問。5問目までは賞金なしで、6問目から正解すると賞金を分け合う。割って1円以下だと次の問題に繰り越される。少額だがリスクなしに賞金を獲得できるところが魅力といえるだろう。

最初はごく常識問題で間違わない。せいぜい1割が落ちていくばかり。ところが6問目から難しくなる。最後までいったことはないが、全問正解で千円程度だそうだ。所要時間は約15分。出題から解答まで10秒もないので、ネット検索はできないのも瞬発的で面白い。

魅力はいろいろある。ライブ感がいい。ハマりそうだ。だが3日目にソフトを消した。受け身で待つだけというのが一つの理由。そして昼夜の15分ずつがもったいないと思うようになったのだ。

(時間は留まらない。梅雨時の路地の紫陽花が目を楽しませてくれる)
クールビズ6月無礼いたします [2018年06月07日(Thu)]

fumihouse-2018-06-07T17_55_50-1-thumbnail2.jpg今日は暑かった。ただ湿度が90%を超えていた昨日とは違って、日陰は涼やかな風が吹いた。梅雨入りの雨でいらぬ埃が落ちてしまったか、空は澄んで山の木々一本一本がくりっと見えた。

ゴールデンウィークを終えてから、事務室にはこんな掲示を貼って軽装を主張している。

  クールビズ実施中
  古来、六月無礼の言葉あり
   陰暦六月酷暑の季節
   服装略式だったとて
   無礼とがめず
        事務室

もうポロシャツでないとやってられない。冷房が効きすぎる場合に備えて薄手の上着は手放せないが、6月の今時分からこんなんで、真夏の酷暑はどうなるのやら・・・。

(栴檀(せんだん)の木の花は涼やか。5つの花びら広げて真ん中に芯をのせる風車のようだ)
自信持ち白き花びら山法師 [2018年06月06日(Wed)]

fumihouse-2018-06-06T17_22_49-1-thumbnail2.jpgコンフィデンス(confidence)は信用。他人に信頼されてはじめて円滑に社会生活は営める。誰からも信用されれば、社会人として鬼に金棒だ。

コンフィデンスは自信。自分の能力に自信を持ちつつも、分をわきまえる。そして相手を励まして自信を持たせてあげれば、誰もがウインウインの関係になれるだろう。

コンフィデンスは秘密。場合によっては相手方や捜査機関に知られてはならぬ。仲間内でも自分の真実を隠しおおすことも時には必要だ。

すべてのコンフィデンスを満たした存在が詐欺師=コンフィデンスマンである。月曜夜9時は『コンフィデンスマンJP』を楽しんでいる。ダー子の破天荒さをケラケラしながら楽しんでいる。意外にもおちゃらけた美悪魔ぶりの長澤まさみがおもしろい。

(ヤマボウシは秋になれば、サッカーボールみたいな形で、イチゴのような色の実を自信をもってならせる)
ウソはばれ秘密の情報そとに出る [2018年06月05日(Tue)]

fumihouse-2018-06-05T12_53_26-1-thumbnail2.jpg嘘はバレる。染み出るように情報は漏れる。「先生 腹くくってください」と隠しおおせたつもりでも同じ。事務処理が煩雑になることを恐れて神戸市教委幹部と中学校長が聞き取りメモを隠蔽した事件は、陰湿であると同時に稚拙である。

2年前女子中学生が自殺した5日後に、友人らに聞き取ってメモは作られた。具体的な悪口の内容や生徒間の関係が記され、「いじめ」という発言も記録されていたという。しかも職員室では情報が共有され、学校に調査のため派遣された市教委職員にも渡された。当時の職員室在籍者にも箝口令(かんこうれい)をしいたことだろう。

くだんの教委幹部と校長は二人だけの秘密のごとくに「腹をくくった」つもりだったわけだ。二人しか知らず墓場まで持っていくのなら別だが、多くの人に知られてしまった事実を隠すのは絶対無理だ。人間は誰でもここだけの話・・に弱い。良心の呵責に堪えかねた教員も当然いたと思う。

遺族からの情報開示請求に一度「聞き取り記録なし」と答えたから、以後はそれを貫こうとしたのはあまりに幼い。第三者委員会の報告書完成が遅れることを恐れたとも聞く。

市教委幹部も校長も訂正する機会は何度かあったが嘘を重ねた。人事異動があり次の校長も幹部の命令に従い前例を踏襲した。学校にとって最大のステークホルダーは生徒であることを忘れた対応に、唾を吐いてやりたくなる。保身と体面しか考えていない。

市教委は会見で、2人しか経緯を知る教職員はいなかったとしたが、組織的な隠蔽工作、もしくは知らぬが仏的な空気があったことだろう。今回、誰かが水面に一石を投じたか、ここだけの話として市教委にとっては不用意な発言を外部にしたために明るみになったのだと思う。嘘はバレる。情報はかならず漏れていく。

(ガザニアの花は長らく咲く。それでもかならず終わりがくる)
時は過ぎ病も癒えて立ち上がれ [2018年06月04日(Mon)]

fumihouse-2018-06-04T22_18_03-1-thumbnail2.jpg時間は滅ぼす。多くを滅ぼす。宇宙ですらやがて滅ぼす。
時間は生きる。時間はひとを生かす。志をもつ意欲あるひとを生かす。
時間は有限だ。時間は誰にとっても有限だ。だからチャンスはめぐってくる。
時間は輝く。ひとの意思によって輝く。終わりがあるからこそ今が輝く。
きょうもひとは時間を積み重ねるのだ。自己の強い意思をもって。弱って病むときがあっても、ふたたび立ち上がる強さをもつ\(^o^)/

(紅空木のシーズンは終わった。残酷にも骸をさらし、時間に殺された)
スポーツに田中か中田か騒ぎあり [2018年06月03日(Sun)]

fumihouse-2018-06-03T13_15_17-1-thumbnail2.jpg渦中の人、田中英壽 日大理事長から連想して、中田英寿を思い出した。言わずと知れたサッカー元日本代表。昨日こんな会話をした。

 中田がワールドカップに出場したのは2つ前の大会だった?
 妻曰く。「もうひとつ前よ」
 ホント?
 娘にも確認。「もう大昔だよ」
 妻曰く。「大人の時間は速く過ぎるから」

確かにそうだった。中田は2006年ドイツ大会までで、前回ブラジルはもちろん、2010年南アフリカも出ていない。

そうだったのか。大人の時間は速く過ぎる。大人の時間はウサギの時間。反対に子供の時間はカメの時間。子供にとっては1日も1年も、時間は長い。しかし、子供はやがて大人になり、カメからウサギへ移る。そして時間が速く過ぎると嘆くのだ。ザマァみろ!

(時間の経過とともに、白から黄に変わっていく吸葛 (すいかずら)の蜜は甘い。時間は過去の思い出を甘美なものに変えていく)
黙示とは苦しい時の神頼み [2018年06月02日(Sat)]

fumihouse-2018-06-02T21_38_47-1-thumbnail2.jpgフランシス・コッポラ監督の『地獄の黙示録』は、アメリカ映画ベスト100にも選ばれた名作ではあるが、見るのはけっこうしんどい。

長い。147分という時間はもちろん、重いテーマであることから長く感じる。ベトナム戦争がモチーフとなっているわけで、おのずと重い。そして難解だ。前半の戦争シーンはわかりやすい。泥沼化する戦争は狂気であり地獄をあらわしていた。

なぜ黙示録なのか。原題は『Apocalypse Now』(現代の黙示録)。黙示とは覆いを取り払うこと。今から二千年前、ヨハネは世界の終末像を示し、キリストが再臨して理想世界が来ると予言した。それでもって激しい迫害を受けている信者を励ましたのが黙示録である。現代の黙示録って何だろう。

米軍のヘリ部隊がベトコンの村に奇襲攻撃を掛ける。士気を高めるために隊長機から大音響で流れるワーグナー「ワルキューレの騎行」。攻撃する側から見れば威勢がよくて痛快なシーンだが、ベトコンにとっては不測の地獄図。戦争礼賛と受け取られても仕方ない。もちろん全体としては熱帯のジャングルで米軍は苦戦していた。

ウィラード大尉に与えられた特殊任務は、ベトナム国境のカンボジアで独立王国を築く元グリーンベレー隊長のカーツ大佐を暗殺することである。カーツは命令を無視して暴走していたのだ。

ウィラードは哨戒艇で大河を奥地へと進む。最前線の米兵はジャングルに潜む敵に怯え、疑心暗鬼になって非戦闘員を虐殺し、麻薬に溺れていった。地獄図そのものである。

ウィラードはカーツの王国を目の当たりにする。カーツを教祖として崇め奉り、正気を失った現地人の姿があった。宗教的教義や法があるかどうかは不明だが、家畜ばかりか人までも生け贄にする狂った共同体王国。ウィラードは祭りの夜にカーツの暗殺を決行した。

新世界はあらわれた。ウィラードは新たな教祖として拝まれる対象となった。ミイラ取りがミイラになるとはこのことだ。これが現代の黙示録なのだろうか。首を捻ったまま映画館をあとにした。

(地獄にはこんな薔薇は咲いていそうにない)
老骨よカネが欲しいかそらやるぞ [2018年06月01日(Fri)]

fumihouse-2018-06-01T17_38_50-1-thumbnail2.jpg45年前の実話を元に描かれた映画が『ゲティ家の身代金』。石油王にして史上最大の富豪と言われたアメリカのジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を題材にしている。ゲティはいくら儲けても飽き足らず、老骨の身ながらひたすら株式の売買に精魂傾けた。

ローマで孫が誘拐され巨額の身代金を要求される。母親(自分の娘)の頼みにもかかわらずゲティは支払いを拒否。母は必死だったが、守銭奴としても有名なゲティは「そんなムダなカネはない」と。ゲティは儲けて何に使っていたのかというと、美術品の蒐集に血眼になっていた。それが税金対策になるという実利もあった。

R15指定になった残虐シーンもあったりはするが、人物像やドラマ、映像に濃淡がない映画だった。金曜夜のレイトショーということもあって、眠さをこらえて見た。物語としては孫の体が残酷に傷つけられてゲティは身代金支払いに応じる。守銭奴の真骨頂は、身代金を孫に貸し付けた形式をとろうとするところ。

しまいにはゲティは死ぬ。一枚の聖母子の絵を抱いて死ぬ。これが欲しいがために数々の美術品を集めてきた。それを胸に抱きながら孤独に死んでいったゲティ。エンドロールの音楽は静かな3拍子。しかしワルツのように踊りたくなる代物ではなく、カネだけを追い求めた哀れな老人へのレクイエムに聞こえた。彼は鎮魂されたのか。そもそも彼に信仰心はあったのか。あったとすればカネを本尊とする宗教への信仰心が篤いゲティであった。

(カネに執着しても、スモークツリーのように、蔵の財は煙のように消え失せる。)