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東京を襲う伝統シン・ゴジラ [2016年07月31日(Sun)]

fumihouse-2016-07-31T22_48_09-1-thumbnail2.jpg『シン・ゴジラ』は第一作ゴジラのオマージュにあふれた映画だ。伊福部明作曲の歴代テーマ曲は原音に忠実に無骨な響きでゴジラの恐怖をじわじわと広げる。島嶼部伝説の海神「呉爾羅(ごじら)」のエピソードも出てきて懐かしい。

驚いた。ゴジラの新しい態様に驚いた。口から熱戦を吐くのは当然として、背びれや尻尾からも熱戦を出す。吐くなんてもんじゃない。超強力なレーザー光線が巨大ビルを切り裂き、高射砲をバラバラにし、ステルス戦闘機を撃破する。生気のない眼がいっそう怖さを引き立てる。新ゴジラの説明はそこまでにしておこう。

庵野総監督のゴジラは展開が早い、セリフも機関銃のように速い。テロップや文字情報は長くて多くて専門用語の漢字だらけ。ネット社会も含めて発信される情報の膨大さを示す。すべて読みきるのは不可能で、それを意図した作りになっている。

想定もしていなかった事態が起こったとき、霞が関や自治体はどう動くか。クライシス・マネジメント(危機管理)のあり方である。会議を開いて意志決定することは効率的ではないが、文民統制を貫こうとすれば必要な経緯である。そのためにも予め最悪を想定した構想を立てることを忘れてはならない。その構想が会議での決定を早める。

警察や消防の献身的な避難誘導が頼もしかった。作戦を手早く企画立案し、失敗した場合のプランBも用意していた自衛隊。国民をまもる最後の砦という言葉が印象に残る。日中・太平洋戦争時には、高級参謀たちの希望的観測が作戦を次々と失敗させて奈落に落ちた。ゴジラではそうした日本軍の失敗を繰り返すことはなかった。自衛隊が実際に武力行使するまでの過程をつぶさにを見せてくれた点でも、自衛隊への信頼を高めると思う。

ゴジラの災禍を災害としてではなく、戦争ととらえて絡んできたアメリカ。国連決議をかざし核使用を迫る。戦後日本はアメリカの属国化したという言葉も印象に残る。それでも独自の知恵で作戦を遂行しようとする若手官僚たちの戦術を支持し、早急に中ロの要求を押さえ込むのもアメリカだった。よき同盟国との関係を育てなくてはならない。

シン・ゴジラは、新ゴジラ。日本人の琴線に触れる心ゴジラ。見る人の度肝を抜いてまさしくゴジラ、真ゴジラ。日本文化の軸をなす点や日本の伸びしろを支える点で、芯ゴジラ、伸ゴジラでもある。審議を尽くし危機に対処し、他国や大災害に備えるべく、審ゴジラであり、侵ゴジラ。進め日本、進ゴジラ。日本の未来を信じて、信ゴジラ。油断大敵、震ゴジラ。人間の事情など斟酌せずに破壊し続ける清ゴジラ。終わりに、無敵で崇高なまでの存在、神ゴジラ。様々なシン・ゴジラがあるだろう。いずれにせよ、地球とともに生きることを宿命づけられた日本のあり方に、ゴジラは警鐘を鳴らす。

防衛大臣役をやった余貴美子を見ていたら、都知事候補の小池百合子を思い出した(投票終了と同時に当確が出た)。内閣と省庁が招集されたゴジラ対策会議の全スタッフのうち女性は防衛大臣しかいなかったのに違和感があった。ここまで男社会かと。石原元都知事が小池氏について 「厚化粧の大年増に任せられない」と発言し、その場でヘラヘラしていた増田候補には逆風となった。初の女性都知事の登場で新しい風が吹く。

(ゴジラの皮膚の質感は従来ゴーヤに似ていたが、今回は違った。異相のゴジラはより怖い)
朝が来たラジオの声に健やかで [2016年07月30日(Sat)]

fumihouse-2016-07-30T09_32_19-1-thumbnail2.jpgラジオ体操の歌を聞くと心が弾む。心が躍る。夏休みの記憶とともにあるからだろう。

目が覚めた 明るい朝だ
山鳩が鳴いている 蝉時雨はまだ静か
今日はいいことあるだろか
きっとあるにちがいない
深呼吸してみた 朝の空気はまだ冷たい
夏の風 夏の匂い 夏まっただ中にいる
イチニノサンで 出発だ

 新しい朝が来た 希望の朝だ
 喜びに胸を開け 大空あおげ
 ラジオの声に 健やかな胸を
 この香る風に 開けよ
 それ 一 二 三
  (藤浦洸作詞・藤山一郎作曲)

夏が苛烈になってこのかた、朝から暑い。真昼の熱さを夜のうちに冷ますことができず、日々暑さが蓄積していく。熱冷ましの雨は降らない。出雲工業高校の外構工事にとっては、工程が順調に進みいいことこの上ないが、炎天下で作業される工事関係者には大変にご苦労をかけ、熱中症の危険は高まる。夏らしく、でも健やかな夏でありたい。

(今日も新しい朝が来た。朝と言えばアサガオ。朝の顔である。近頃日除けの座をゴーヤにとって代わられてしまって、軒下に見かけることが減ってきた)
平和とは身近な人の安寧から [2016年07月29日(Fri)]

fumihouse-2016-07-29T17_20_18-1-thumbnail2.jpgかの男は「日本国と世界平和の為に」と称して相模原市の施設で残忍な事件を起こしました。衆院議長への手紙や事件前のSNSでもって、重度障害者が安楽死させられる革命的な世の中にするため自分は先駆けとなって数百人を抹殺する、その後は心神喪失を理由に2年で自由の身にしろ、5億円の支援をせよ、とほざいています。

悪いことと知りつつ敢えて行う確信犯ではなく、信念から正義の行為であると信じる狂気の沙汰ではありますが、かの男は心神喪失や心神耗弱ではありません。厳正に裁き、その思想は誤りだったと反省させてから刑に服させなければなりません。

平和とヒューマニズムを装っていてもテロリズムです。究極のエゴイズムであり、快楽主義的な発想がかの男にはあったのでしょう。抵抗のできない弱者を狩る残虐ゲームの発想です。老人がギャンブルするのをなじる発言もありました。おそらく彼の矛先は病者も含めた弱者全体に向けられています。たまたま事情をよく知る施設にいた弱者を標的にしたのでしょう。明らかに猟奇殺人です。

そして優生思想です。劣等な子孫(彼らが言うところの)の種を断ち、優秀な血統を増やすことにより民族全体の繁栄を図ろうとするナチスも取り入れた発想です。

弱者を取り除くと集団は強くなるというのは錯覚です。彼らは弱肉強食が正しいと考え、不適者は生存する価値がないと信じているようですが、違います。進化論にあってもすべてが同じく変異するわけではありません。変化した先で環境が激変すれば一気に滅びてしまうかもしれません。多様性が必要なのです。地球という社会では、人間だって弱者ですし(ジャングルや砂漠で独りで生きられる人はほとんどいない)、今は強者だと胸を張っていても、いつ立場が逆転するかはわからないのです。

人間という種がとった生存のための方法は、集団を保って生き抜くことでした。社会をつくって力を合わせるのです。そこから導かれるのは、障碍者や困難をかかえる人たちを守って共に生きていくことなのです。一見効率が悪いようでも、人間にとって共生することが未来へつながります。考え方を発展させれば「人権」の尊重という理念につながりますが、それは後の話です。

共生や協働の幅が広がれば広がるほど、戦う相手(他民族だけでなく自然環境も含めて)が少なくなればなるほど、人間総体としては平和になります。かの男の思想は間違っています(思想というほど高尚ではないが)。事件を受けて、全国手をつなぐ育成会連合会は緊急声明を出しました。まさにそのとおりです。

≪私たちの子どもは、どのような障害があっても一人ひとりの命を大切に、懸命に生きています。そして私たち家族は、その一つひとつの歩みを支え、見守っています。事件で無残にも奪われた一つひとつの命は、そうしたかけがえない存在でした。(中略)国民の皆様には、今回の事件を機に、障害のある人一人ひとりの命の重さに思いを馳せてほしいのです。そして、障害の有る無しで特別視されることなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会づくりに向けて共に歩んでいただきますよう心よりお願い申し上げます≫

結局は誰もが死にます。オレは強いと粋がってもいずれ死ぬんです。ならば気持ちよく死んでいきたいし、共生の考えを広めつつ良い社会を次世代につなげていきたいものですね。

(夏の太陽のもと輝く百日紅。サルがスベってツルツルと、白い衣が涼やかだ)
白鷺城白が過ぎたと地元民 [2016年07月28日(Thu)]

fumihouse-2016-07-28T21_48_26-1.jpg昨年工事を終えた姫路城大天守。壁面が漆喰で白いのみならず、屋根瓦を接着がてら盛り上げた漆喰でおおってあるので、全体が白く見える。白鷺城と呼ばれるのは周知のことです。漆喰にカビが生えた小天守などと比べると、改修後の大天守は神々しいまでに輝いて見えました。地元のひとは「白スギ城」と称しているようですね。

暑いあつい一日でした。ツアーバスから出ると熱気が体中を焼いてきます。それでも天守の窓から吹き込む風は心地よく汗を冷ましていきました。

(大天守から見える屋根瓦。50万人口の姫路市街を一望)
柳風おとつい来いと悲しんで [2016年07月27日(Wed)]

fumihouse-2016-07-27T17_47_38-1-thumbnail2.jpg出雲弁に「おとつい来い」という言い回しがある。標準語で言えば、おととい来い。あるいは、おととい来やがれ。招かれざる客が玄関を出た瞬間に小さく罵声を浴びせたり、胸くそ悪い客に面と向かって切る啖呵である。過ぎ去った一昨日に出直すことはできないから、二度と来るなという意味になる。

室生犀星にこんな詩がある。
「昨日いらっしって下さい」
 きのう いらっしってください。
 きのうの今ごろいらっしってください。
 そして昨日の顔にお逢ひください、
 わたくしは何時も昨日の中にいますから。
 きのうのいまごろなら、
 あなたは何でもお出来になった筈です。
 けれども行停り(いきどまり)になったきょうも
 あすもあさっても
 あなたにはもう何も用意してはございません。
 どうぞ きのうに逆戻りしてください。
 きのういらっしってください。
 昨日へのみちはご存じの筈です、
 昨日の中でどうどう廻りなさいませ。
 その突き当たりに立っていらっしゃい。
 突き当たりが開くまで立っていてください。
 威張れるものなら威張って立ってください。

柔らかい言い回しながら、いらだちがある。あなたをあんなに思って忠告したのに言うことを聞いてくれなかった、恨み節もある。好きなだけ後悔すればいいさ!と啖呵を切りたい恋人か妻か。今どきこんなに思ってくれる人に恵まれたなら、有り難く思わなくてはいけないね。

(瑠璃柳(るりやなぎ)は南米原産。琉球経由で伝わったことから琉球柳とも。瑠璃色の花が透明感があって涼し気。葉っぱが柳に似ている。忠告を柳に風、と受け流してはいけないよ)
世代超え時間の波を行き来する [2016年07月26日(Tue)]

fumihouse-2016-07-26T20_33_32-1-thumbnail2.jpg豪華なセットや多くのエキストラを用いたスペクタクル映画ではないがとても満足した。スピルバーグの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見た。全編を通しで見たのは初めてだ。

スペクタクルの軸、見ていてドキドキする元は二つ。一つは、期せずして30年も前にタイムトリップしたマーティが、30年前の博士の助けを借りて1985年に帰れるかどうか。もう一つは、高校生だった父と母が無事に結ばれるかどうか。そうしないと兄や姉、そしてマーティの存在までも消えてしまうからだ。

気弱で弱虫で、女の子に興味のない父。一方母は積極的で、こともあろうか息子になるはずのマーティに恋してしまう。タイムマシンの修理は博士にまかせてマーティは奮闘するが、やるほどに母の恋心が燃え立つのはもどかしい。父が勇気を奮い起こしてワルをやっつけるくだりには快哉を叫んだ。

切れ目のない連続性の中で私たちは刻一刻未来に向かう。「刻一刻」というと、1秒間に何コマかを撮影した映写フィルムを並べると切れ目ない映像であるかのように錯覚することを思い出すが、時間は切れ目なく連続する。どんなに科学が発達してもある過去に戻ることはできないし、未来も同様だ。仮に時間のコマごとに別の自分が存在してしまったら困ったことになってしまう。

ともあれ一世代に相当する30年前に戻ったのは良かった。それ以上長ければ現在との落差が大きすぎて比較することができない。短いのも面白みに欠ける。

二軸に加えて、社会階層の問題、日米貿易摩擦(TOYOTAやビクターが登場し世界の頂点に立つ古き良き日本が描かれて感慨深い)、年齢を隔てた男同士の友情、家族が幸せを感じる意味など多層な楽しみ方ができるステキな映画だ。

(30センチの巨大な花を咲かせるアメリカ芙蓉。この元気はいかにも良き時代のアメリカっぽい。雄しべは天狗の鼻のよう)
母校には初の夢なり甲子園 [2016年07月25日(Mon)]

fumihouse-2016-07-25T18_02_17-1-thumbnail2.jpg島根県立出雲高校はわたしの母校。機動力を生かした野球で並みいる強豪校を打ち破り、夏の甲子園出場を勝ちとった。一戦ごとに力をつけて波に乗った姿は頼もしい。公立高校としては12年ぶりの出場となる。出雲高の校歌を紹介する。

♪ 翆(みどり)色濃き鷹の沢 久徴園(きゅうちょうえん)に鳥啼(とりな)きて ♪

出雲高には校訓がない。それに相当するのが「久徴」。中国古典の中庸に由来する。至誠はやむこと無し、やまざれば即ち久し、久しければ則ち徴(しるし)ありと教わった。久徴園は校舎裏山にある植物園。小高い丘の校舎。よって山校(やまこう)と称されるが、私の年代にとってはいわく付きで使いたくない呼称。

♪ 松吹く風のさやかなる 我等の出雲 懐かしき学びの舎(いえ)の友垣よ ♪

応援する生徒たちの友垣よ。今はなき懐かしき校舎で学んだ卒業生の友垣が喜びに揺れ、満面の笑顔をかわしあった。松の樹間で気持ちよい風に吹かれながら、久徴園で食べた弁当を思い出す。爽やかに出雲の市街が一望できた。青春のさなかは鬱屈する日々もある。それでもただ懐かしい。

♪ 仰げ仰げ正義と真実の 光あまねきこの舎を ♪

決勝の舞台でも選手が発揮した諦めないで食らいつく精神。そして今の試合を全力で楽しみ切るという楽天性。その真実の光が遍く学舎に広がる。守備が光った。9回裏2死、強烈な3塁への打球。抜けたかと思いきや三塁手が食らいついて高々とグローブを挙げた。甲子園への切符をつかんだ瞬間。笑顔の似合うバッテリーよ。本番でもピンチには駆け寄って笑顔で励ましあえや。

(今日の出雲高校はオープンスクール。多くの中学生がいたことに合わせて、昨日の野球部優勝の余韻で華やかな雰囲気をたたえていた)
知事選で格の違いを見せつけて [2016年07月24日(Sun)]

fumihouse-2016-07-24T08_04_39-1-thumbnail2.jpg東京都知事選の投票日まであと一週間。小池、増田、鳥越各氏の三つどもえが注目されるが、その他の候補者も面白い。さすが東京はエンターテイメントの街。魅力の一端だ。年齢順に並べてみた。

32男*元派遣社員/32女*幸福実現党役員/33男*便利屋業/43男*映像配信会社長/44男*元市民団体会長/48男*政治団体代表/48男*ジャーナリスト/51男*ソフト開発社長/51女*元学習塾講師/52男政治団体代表/59男*元陸上自衛官/60男*元大阪市北区長/61男*日大教授/63男*歯科医師/64女*元防衛相(小池)/64男*政治団体代表 /64男*元総務相(増田)/67男*スマイル党総裁/75男*元労相/76男*医師/76男*ジャーナリスト(鳥越)

都知事は2代続けて金に絡んで途中退場させられた。今回も政治とカネの問題を重視する有権者が多いようであるが、カネによって行政が歪められることはご法度にしても、政治資金の使い道に少々漏れがあった云々で揚げ足を取るのはつまらぬことだ。政策で勝負させてあげたい。

(荒神谷遺跡の千年ハスは泥中から花を咲かせる。知事も泥中を見据えながら地に着いた政治家でありたい)
徘徊しポケモンGOは何のため [2016年07月23日(Sat)]

fumihouse-2016-07-23T18_04_50-1-thumbnail2.jpgポケモンGOについて、懸念材料はニュースなどで報じられるとおり。アプリを起動すると、≪周りをよく見て、常に注意しながらプレイしてください≫と表示される。節度をもった使い方をしたい。歩くゾンビとけなされてはいけない。

さて、麻生財務大臣が「海外では引きこもりやオタクが外に出てポケモンをするようになり、精神科医よりよほど効果が出る」と評価した。観光地や店舗へ人が動くことによって経済効果も期待されるし、地方創生への助けともなるに違いない(ご当地ポケモンもあるようなので)。

ただ、思うのである。ポケモントレーナーにとって、ポケモンがいる場所に行く意味は大きいが、次々と捕獲することだけが目的になると、そこに居続けることの意味はない。スマホに収めたら、はい終わり!と立ち去るような気がする。

観光地で記念写真を撮ってしまうとさっさと退散するひとがいる。きれいな写真で紹介される名高い景勝地は多い。そこに行って写真に収まると満足してしまい、行ったぞ!という証拠だけを集めるために写真を撮るのだ。実にもったいない。

ポケモンGOにも同じおそれがある。今後アプリにはオプションが付加されて、関連サービスも開発されていくだろうが、行った先で一帯の魅力を感じて、できれば金も落としてから帰ってほしいものだ。

わたしは昨日休みをとっていたのをいいことに、午後にダウンロードして夕方からポケモンゲットに着手した。今日は松江に行ったついでに松江城、島根県民会館、県庁外周でたくさんモンスターを獲得した。友人同士や親子連れが夢中になっているのも見かけた。このまま行くと私も虜にされて膨大な時間をムダに使いそうなので、島根県立美術館を最後に封印した。原発に侵入するとか、崖から落ちるとかする連中の気持ちが少しはわかったような気がするんでお仕舞いといたしましょうか。

(太陽の花よ、ひまわりよ、キミは元気だ!)
陸上にロシアが消えて欠五輪 [2016年07月22日(Fri)]

fumihouse-2016-07-22T17_30_45-1-thumbnail2.jpgスポーツ仲裁裁判所の裁定がきっかけで、陸上どころかロシア選手団全体がリオ五輪に出場しない可能性も出てきた。このことは、ゲリラ掃討作戦に似ている。組織的ドーピングをしたロシアの連帯責任を問うか、選手個別の事情を斟酌するか、二つの論点が言われるが、私には敵の姿が見えないゲリラ掃討に思えるのである。

ゲリラは正規軍を奇襲して遊撃戦を行う。民間人に混じって集落の一員と思わせておいて突然襲いかかる。装備は貧弱だとはいっても、神出鬼没に正規軍を恐れさす。日中戦争において、日本軍が村々で民間人を虐殺したというのも、人民軍がゲリラとなって潜んでいたからだ。疑心暗鬼になって罪のない民を殺してしまったのも無理はない。だからといって罪が減じられるわけはない。そもそも中国人民を蹂躙し、全土に戦線を広げたこと自体が誤っているのは言うまでもないからだ。

ロシアが組織的にドーピングに手を染めて、一部の選手や役員も隠蔽や偽証に協力した。ロシアはゲリラの総本部、選手や役員は隠れたゲリラである。ゲリラと民間人(ドーピングしていない選手)は外目には全く区別がつかない。十把一絡げに扱うしか方法はない。

今後も規制の網をすり抜ける手法が考え出されるのは間違いない。そこまでして金メダルを穫りたいかと問えば、そうだ!と答えるであろう。ブラジル国内でムスリム過激派のテロ攻撃が事前に摘発されたと聞く。こちらのほうもきな臭い。いいオリンピックになりますように。

(女郎花(オミナエシ)が早くも咲いている。夏の風に揺れながら、秋の気配を漂わす。イヤまだまだ早いよ)
思い出のいっぱい詰まった今日の日よ [2016年07月21日(Thu)]

fumihouse-2016-07-21T12_58_36-1-thumbnail2.jpg7月21日は特別な日。
夏休みの始まりはじまりー。
今でこそ土曜日が休みで、海の日があって、
夏休みの初日が前倒しになることも多いけれど、
その昔は神聖なる期待の一日。
指折り数えて待って20日の終業式を終わり、
友達とワクワクしながら夏休みの話をした。
ひまわりが咲いていた。
蝉時雨がにぎやかだった。
6時半にはラジオ体操が始まった。
当番の家に毎朝ガンバって通った。
昔はそれをウルサいと文句を言うような大人もいなかった。
特別に大旅行するなんてこともなかったけれど、
少年時代の夏が始まる7月21日。
実に懐かしい。
さぁ、今日も一日、笑顔でいきたいね。

(透きとおったレモン色、オクラの花が咲いた。オクラのように今日も笑顔いっぱいの一日でありますように)
凡庸か天才なのかは誰決める [2016年07月20日(Wed)]

fumihouse-2016-07-20T18_22_22-1-thumbnail2.jpg凡庸なる者の一人としてこの映画を見た。彼は神に我を捧げ、音楽的才能の開花を渇望した。青春を賭けて血のにじむ努力を重ねてきたであろうが、彼は神と決別した。老いさらばえた男の独白が重い。

彼は神を捨てはしたが、神を否定したわけではない。モーツァルトだけを寵愛し天賦の才を与えた神を怨み、凡庸な自身をはかなんで嫉妬に狂った。モーツァルトを苦しませることは神への復讐。その罪深い行いに対し、神は永遠の責め苦を与えることを覚悟しての彼の振る舞いであったのだ。

映画『アマデウス』では、モーツァルトの交響曲第25番が冒頭に流れ、速いテンポの短調で物語の悲劇性を暗示する。終曲のピアノ協奏曲第20番がもの悲しい。神と戦い終わっても彼は勝利感にひたっていない。

モーツァルトは今でいう発達障害であろうが、天真爛漫で思うままを口に出し、礼儀正しく振る舞っておけば他人から支持されることを露知らず、自己の才能はスゴいと臆面もなく主張する。誰もがモーツァルトの人間性に眉をひそめる。

ただ一人、彼だけはモーツァルトとは神が生んだ最高傑作であることを理解したのだ。天才には優良なマネージャーが必要なのだが、モーツァルトは恵まれなかった。頼りになる父も失い、妻は考えが浅い。周囲に真の味方はおらず、モーツァルトは孤立無援だった。彼は味方のふりをしてモーツァルトの前に現れる。そしてモーツァルトを崖っぷちに追いつめていく。

彼とはアントニオ・サリエリ。非凡なる才能を見いだす鑑賞眼から、今ならば傑出した批評家として名を馳せるであろう。天才モーツァルトには比ぶべくもないがオペラを作曲し宮廷音楽を司る力。神聖ローマ皇帝の宮廷作曲家として並ぶ者がいない地位。皇帝をはじめ凡庸なる生徒をおだてて音楽に向かわせる教育力もあり、穏やかに上位者を説得する常識力もある。

サリエリは傑出した非凡な男である。しかしサリエリは自分がモーツァルトでなければ我慢ならなかったのだ。神を恨んだ。なんとも贅沢なこと、哀れなことだ。

モーツァルトの遺体は共同墓地の大墓穴に投げ込まれたまま、他の遺体とともに薄汚い白布で覆われて投げ置かれた。当時の庶民の実相がピアノの音とともに悲しかった。

(金鎖(きんぐさり)、別名は黄花藤(きばなふじ)。晩春に咲く。ヨーロッパ原産というがモーツァルトもこの花を見たろうか)
日陰には夏の天使が控え居る [2016年07月19日(Tue)]

fumihouse-2016-07-19T23_03_46-1-thumbnail2.jpg梅雨明け二日目の今日はどことなく爽やかでした。風のない室内では冷房が効きにくくはありましたが、戸外の日陰に出ると涼やかな風が通っていきました。先週の雨のおかげで大地が冷やされたからかもしれません。

夕方からは空が澄んできました。余分な雲が払われて空の青さがくりっと際立ちます。夜になると満月がお目見えしました。まん丸です。眩しく白く輝いています。

満月なのに漆黒の空です。星がよく見えます。暗い星こそ見えないですが、沈みかけた木星が大きく見えます。火星は橙色で、赤いさそり座アンタレスを直角の軸にして土星も明るいオレンジ色です。さそり座のS字もくっきりです。

地面には私の影が映っています。目映い光線でアスファルトも一部が乱反射しています。こんなに明るい夜はめったにないでしょうね。明日もいい天気のようです。過ごしやすいと嬉しいですね。

(千代萩 (せんだいはぎ)は5月に咲く。ふつうの萩は秋に咲く。今夜の満月の色に似ている)
胸元を熱の気筒が上りけり [2016年07月18日(Mon)]

fumihouse-2016-07-18T20_18_32-1-thumbnail2.jpg外歩きから帰ってひと息つくと、襟元から熱気が立ち上ってきます。蒸す中で作業しても胸元から熱い空気が顎や頬を撫でるのです。食事のあとも同様です。発した熱を冷ましてやらないと身体はまいってしまいます。それが熱の気筒となって喉元を抜けるのです。

九州から中四国、近畿、東海にかけて梅雨明けが発表されました。中国地方は平年より3日早く、昨年より6日早いようです。昨日までも十二分に暑くて蒸していましたが、いよいよ本格的な夏。夏休みも始まります。熱中症を避けつつ、健やかに夏を乗り切りたいですね。

(橙色や紅色のものとは花の感じが違うが、葉っぱからして間違いなくマリーゴールド。ライムイエローが爽やか)
宇宙から地球防衛ウルトラ軍 [2016年07月17日(Sun)]

fumihouse-2016-07-17T19_46_00-1-thumbnail2.jpg地球防衛軍の極東基地は科学の粋を集めて地中深く建造された。この秘密基地にはモロボシダンの属するウルトラ警備隊をはじめ300人の隊員が働いている、と初回の『ウルトラセブン』では説明した(一昨日DVDを見た)。

秘密基地というからには民間人や委託事業者が出入りしては秘密は保てない。食料調達、設備機械の開発から修繕まで自前でこなせなくてはならない。おそらく技術者や軍属も含めて数千人規模の隊員が必要だろうと思う。隊の特殊車両ポインターは目立つ。そのクルマを使って警備隊員は結構プライベートな送迎をしているではないか。辞めた舛添都知事があの時代なら公用車を私用で使っても非難されなかったかな。

今の知恵で思うそんなツッコミはどうでもいい。怪獣が優勢になると、セブン頑張れ!とわたしは声援を送り、人間に化けた宇宙人があなたの隣にいるよとナレーターからささやかれて怖がり、隊員同士のジョークにニコニコしていたことは間違いない。少年のわたしは真剣に物語に没入していたのだ。

ところで、宇宙人たちは宇宙の彼方からやってくる。ご苦労なことだ。太陽系に来るだけでも大変なのに、地球人を奴隷にして支配するためにやってくる。圧倒的な科学技術の差で彼らが地球を征服したとしよう。故郷を離れて支配層になる宇宙人は孤独である。しかも征服された地球人たちが反発しないわけがない。暴動が頻発する。鎮圧のエネルギーたるや大変なものだ(昨日のトルコの軍クーデターは鎮圧はされたが、イスラム過激派と戦うべき軍力が減退した)。莫大なコストを考えると引き合わない。友好的に仲良くする方がよっぽど得だ。

またツッコミを入れてしまったけれども、侵略宇宙人は確かにいない。しかし、第二次大戦時代の枢軸国、東西冷戦時代の東側、そういった共通の見える敵が存在するのはある面幸せである。味方同士は団結して戦うことができる。少々の自己犠牲もともなって貢献しあう良き関係がたくさんできる。今は人びとを団結させる軸が見えなくなった。敵味方もはっきりしない大変な時代だと言える。ウルトラセブンの頃が良かったのかどうかは知らないが、時代は確実に変わった。

(黄花コスモスが咲いた。狂い咲きではないけれど、まだ早過ぎの感覚はある)
槌音を響かせ新の塩冶ヶ丘に [2016年07月16日(Sat)]

fumihouse-2016-07-16T10_13_24-1-thumbnail2.jpg出雲工業高校の旧校舎は昭和37年に建設されて以来50数星霜。さすがに古くなったので、5年かけて改築がすすみ、来年早々には目映い姿となってお目見えする。最終段階の今は古い実習棟の解体、ちょい古の実習棟の内部や外壁の改修、外構の工事が事業者によって進められている。

現場事務所をのぞくと、「作業者の安全心得」が貼ってある。≪ちょっとしたミス、エラー、慣れすぎ、無雑作、手抜き、横着、自分勝手、無確認な動作が取り返しのつかない大きな災害を招くことを常に念頭におこう≫と。

安全に無違反で施工を行うためのPDCAサイクルを日々おろそかにせず、無事故で完工を目指す姿勢が的確に標語化してある。その前提として、睡眠を十分にとること、安全な服装であること、常に確認し考えるのに努めること、整理整頓を怠らないことに注意を促す。

いったん事故が起きれば当人が不幸になるばかりでなく、監督を困らせ同僚の手をかけ関連事業者にも迷惑を及ぼす。家族が不幸になることは言うまでもない。工程が遅れ事業全体にも支障をきたす。出雲工業高校整備事業が完成の日を無事故で迎えてくれることを祈っている。

(元気印の黄色い薔薇が目映い。これはいつだったかの松江イングリッシュガーデンの薔薇)
身を守れ防犯女子に油断なし [2016年07月15日(Fri)]

fumihouse-2016-07-15T07_49_43-1-thumbnail2.jpgセコムの働く女性の安全委員会では、「防犯女子」という愛称をつくって、女性の防犯対策をすすめている(聖教新聞7月15日付け)。

予防が大切なことを強調する。電車で立つならば中ほどがよい。なぜなら、ドア近くだと混雑しやすい上に痴漢はすぐ逃げられるから。エレベーター内では操作パネル近くに壁を背にするのがいい。なぜなら、すぐにボタンを押せるし、痴漢や盗撮など不審者の気配を察しやすいから。不審者とおぼしき者が入ってきたら、電話がかかってきたふりをして降りるとよろしい。

次に当てはまる項目が多いほど危険だ。都会での基準とはいえ参考になる。

□ゴミ出し程度なら鍵をかけない
□毎日同じ時間の決まった車両で通勤通学する
□携帯を操作したり音楽を聴きながら歩く
□帰り道いつも同じコンビニに寄る
□暗い道では電話をしていた方が安全だと思う
□オートロックだから安心

油断大敵。悪い奴に動きを悟られない。夜道のケータイで周囲の気配を消さない。アンテナを張りめぐらすことが肝要だ。

(かぼちゃの花が元気に咲いている。あの硬い、甘い実をつけるためにたくさん日を浴びる)
広いかなやっぱり狭いと人はみな [2016年07月14日(Thu)]

fumihouse-2016-07-14T22_49_25-1-thumbnail2.jpg脳の容量は有限だが、その可能性は無限大∞(可能性だけは)。新しい神経繊維を広げてつなげて宇宙大の広がりをもつ(場合によってはという条件で)。人類は脳を広げて能力を増し、記録と人同士のネットワークを広げて地球史上初の(当たりまえか)科学技術を手にしている。

一方で心の容量は狭い。広い人も中にはいるが、たいていは狭いもんだ。人のために動けるときもあるが、たいていは自分のことで精一杯だ。人間は広い、そして狭い。

(春の終わりから咲いている万年草。黄色の星形の花が道端に咲く)
平凡か刺激がいいか毎日に [2016年07月13日(Wed)]

fumihouse-2016-07-13T17_57_00-1-thumbnail2.jpg梅雨空が続いています。今日も降ったり止んだりの一日でした。今雨は落ちていませんが、今夜も雨は続くのでしょう。九州北部には前線が停滞して長らく降っているようです。早く梅雨が明けてくれたらいいのですが……。

暑い!暑いと言い続けるのもイヤですが、雨続きも困ります。わがままだと言われそうですが、人間などそんなものです。小さな幸せを望むのです。かといって平凡な毎日が続いてしまうと、刺激が欲しいと、またわがままになるのです。

(原産地の中央アメリカでは大昔トマトル(黄金のりんご)と呼んでいたのが、トマトに変化したとか)
挨拶はひたすら暑い暑いねと [2016年07月12日(Tue)]

fumihouse-2016-07-12T21_26_42-1-thumbnail2.jpgいま時分のあいさつは簡単。「暑いですね」と言っとけば十分。誰も納得して過不足がない。先月の末頃だと、ひとによっては暑くない。体感気温が違うものだから、暑いねと言われても同意しにくい(かといって、イヤ違うと反応するのも大人げない)。

今日は雨が降った。幸いに豪雨ではなく適度な雨模様であった。熱に浮いた大地が冷えて快適になるかと思いきや、さにあらん。この夏一番の暑さを感じた。冷房の効いていない廊下に出ると湿り気がまとわりついて気持ちが悪い。

今日もやっぱり「一段と蒸しますねえ」。これで決まり! 明日も熱中症に気をつけよう。

(エキゾチックに明るい緑黄色に咲くソテツの花。弱ったら鉄分を与えると蘇生するから蘇鉄と名づけられたというのは本当か? 出雲工業高校に咲いている)
鯛に似た蜩の字は夏の調べ [2016年07月11日(Mon)]

fumihouse-2016-07-11T20_47_52-1-thumbnail2.jpgヒグラシ(蜩)が朝に夕に鳴いている。朝は日明かし、夕は日暮らし。裏山にカナカナカナと鳴いている。

強く弱く濃く淡く。シンクロし揺らぐ異界の響き。怪談になくてはならぬ音。林に染み入り、恐怖の蝋燭を灯すのだ。異界の主は深山の神々と書きたいところだが、なわけはない。それでも幽玄なる谷を木の精霊が駆け回り、時間の観念もすっ飛んでいく不可思議な感覚。出だしは低いが速さと音量を増してゆっくりと収束していく。ゆたりと日本の美を感じるひととき。

今日も厳しい暑さで体も心もだるい。せめて夕暮れの入りしなには、ヒグラシの音でわびさびを思い、朝の苛烈な太陽が昇る前にヒグラシの幽寂で目覚めようではないか。

(ヒグラシの幽玄さとは対照的なひまわり。太陽に向う葵の大花がキラキラしている)
サイレントお祈りメールに変化あり [2016年07月10日(Sun)]

fumihouse-2016-07-10T10_53_32-1-thumbnail2.jpg6月1日から大卒新卒の採用選考が解禁されて1ヶ月余りたった。7月1日から高校生への求人も解禁された。面接の結果、企業から不採用通知を送る際の常套句、今後のご活躍をお祈り云々を「お祈りメール」と言うが、近ごろは「サイレント」が多くなっているという。お祈りメールさえ届かないわけだ。企業イメージを良好に保つためには連絡が必要なことだと思うのだが、当の企業人はどう考えるのだろう。

応募が多すぎて不採用通知を送る手間を省く理由に合わせて、大手に合格した優秀者が内定辞退をした場合に保険をかけるのだ。内定辞退が出たときに、端境にいる不合格者を補欠として合格させる腹づもりらしい。あえて不合格と確定せず引き延ばすわけである。

やられた学生はたまらない。宙に浮いた状態で次の志望先に向かうのは苦痛だ。どうせなら補欠の準合格とでも知らせてくれたほうがありがたい。ただ学生側も面接の約束をドタキャンしたり、無言欠席する者も多いらしいので、企業人も困っている。どっちもどっちだ。

(黄色いカンナ。赤や黄、オレンジのカンナを横目に企業訪問にいそしむ学生もまだ多いことだろう)
太陽のゴールド浴びて夏が行く [2016年07月09日(Sat)]

fumihouse-2016-07-09T13_07_22-1-thumbnail2.jpg3ヶ月前までは外を出歩くとき、日なたが気持ちよかった。太陽を浴びて歩いた。ところがいまではどうだ。日影を縫うようにして歩き、木陰に入るとホッとする。あの日陰まで行くと少しはましになると足を鼓舞する。

3ヶ月前までは戸外に駐車中の車に乗り込むとほんわかと温かさに包まれた。ところがいまではどうだ。ムッと熱が鼻を刺す。窓を開けて熱気を押し出しながらクーラーが効いてくるまでしばらく我慢だ。

3ヶ月前までは昼間は静かだった。夜は蛙の大合唱が始まったころでかまびすしかったが、自然界の昼は静かだった。ところがいまではどうだ。蝉時雨がけたたましい。いまはニーニーゼミが高い金属音を際限なく続かせる。体力の続くかぎり存在を主張する。朝方早くと日暮後は蜩(ヒグラシ)が神秘的だ。

季節は次々と移り変わる。

(炎天下に咲くマリーゴールド。濃いオレンジはまさに太陽のゴールド)
匿名でツウホウさせて解決へ [2016年07月08日(Fri)]

fumihouse-2016-07-08T12_23_13-1-thumbnail2.jpg匿名通報ダイヤルというのがあります。暴力団が関与する犯罪や子供を保護する必要に迫られた事件に関する通報を民間団体が受けて、警察の捜査に役立てるというものです。通報する市民は匿名通報もできますから、名前を明かさなくてもすみます。躊躇せずに電話やウェブサイトから通報できるでしょう。対象となる情報はだいたい次のものです。

●暴力団の対立抗争事件
●賭博、覚せい剤、ノミ行為、振り込め詐欺、強盗・窃盗
●恐喝、企業・行政対象暴力
●暴力団事務所の開設や実態
●暴力団員がかかわる企業・団体
●薬物の所持、譲渡、製造
●拳銃の所持、譲渡
●振り込め詐欺
●少年少女の売買春、有害な就労
●児童虐待
●人身取引

警察が解決に役立ったと判断した場合は情報料が支払われます。金目当てで偽物情報を流す者はいないでしょうが、時代は変わったものですね。自分には関係ないと決め込まずに自分の気づきが役に立つといいですね。フリーダイアルは 0120-924-839 です。

(山桃の実がみのっています。口に含み噛むと甘酸っぱい汁が広がりました)
離れても逢うか会わぬか七夕や [2016年07月07日(Thu)]

fumihouse-2016-07-07T07_49_37-1-thumbnail2.jpg今日は七夕(本来は旧暦だがそれはおく)。天の川で離ればなれになった彦星と織姫が逢い引きできるのが年に一度、7月7日の夜しかない。牽牛星(鷲座アルタイル)と織女星(琴座ベガ)の中国の伝説に基づく。

さて、「7月7日にしか会えない」と表現するのがふつうだが、助詞を替えたらどうなるだろう。

「7日にだけ会える」「7日だけは会える」
これもふつうの変哲もない表現だ。年に一度しか会えない、だから一刻も早く会いたいという気持ちを正直に表している。

「7日は逢える」「7日に逢える」
長い一年間。逢えないけれど耐えた。そしてやってくる、7月7日が。待ちに待ったデートの日までもうじきだ、という感じが伝わる。

「7月7日も会う」
蛇足だがこう表したら、また会うのかよ〜いいかげん飽きたな、というニュアンスだから明らかに倦怠期。

「7月7日も逢える」 
これは建設的だ。宇宙大の時間にあっては一年などあっという間。二人が永遠の命をもっていたとしたら、一年一年、一回ごとの逢瀬を楽しむことだろう。

(ホットリップスはセージの一種。赤と白のコントラストがつがいのようだ)
高温と食の中毒気をつけて [2016年07月06日(Wed)]

fumihouse-2016-07-06T17_43_43-1-thumbnail2.jpg松江地方気象台から今日午前、高温注意情報第1号が発表されました。警戒をうながすために暑めに予報しているのでしょうが、厳しい内容です。

○島根県では6日の日中は気温が35度以上となるところがある
○外出時や屋外での作業時、高齢者、乳幼児、体調のすぐれない人は特に注意/水分をこまめに補給し汗をかいたら塩分も補給/カーテンで日射を遮る、冷房を適切に利用
○予想最高気温(30℃以上の時間帯)
 松江34℃(15時頃まで)/浜田32℃(13時頃まで)/西郷31℃(12時頃まで)

県庁の薬事衛生課からは食中毒注意報も発表されました。食品の取り扱いにあたっては十分注意したいものです。

ともあれ猛暑です。炎暑、厳暑、激暑、焼けつく暑さです。炎天下に立つとクラクラしてきます。わたしは残暑と称します。残酷、残忍なまでの酷暑を略して残暑。「自分は大丈夫!」という慢心が一番危険です。気をつけましょうね。

(出雲工業高の一角にネジバナが咲いています。暑さに負けず爽やかです)
四半世紀バイオに核にゴジラ棲む [2016年07月05日(Tue)]

fumihouse-2016-07-05T12_34_02-1-thumbnail2.jpg『ゴジラvsビオランテ』は1989年の映画だ。バイオテクノロジーのあだ花たるビオランテが復活二作目のゴジラと戦うのだが、それより自衛隊の活躍が華々しい。

ゴジラは特殊な災害とされ、自衛隊が災害警戒態勢を発動して存分に戦う。放射能熱線を反射して対抗するスーパーX2(急発進、空中浮揚も思いのままの無人機)や、超能力少女までも自衛隊の手駒としてゴジラに対する。

自衛隊機や戦艦が登場し、自衛官たちもエキストラとして参加している。逃げ惑う一般のエキストラは緩んだ表情で映像に水を差すのに対して、自衛官たちは統制のとれたきびきびした動きで映画に切迫感を与えている。自衛隊はいまだに憲法にうたわれない悲運な存在だが、実際の災害現場で命がけの救出活動にあたっているばかりか、エンターテイメントの世界でもこうして貢献を重ねている。

どこかの政党が「防衛費は人を殺す予算」だと言ってひんしゅくを買っているが、自衛隊は日本になくてはならないものだ。その党は、自衛隊は違憲につき政権をとったら直ちに解散させるが何かあったら自衛隊に戦ってもらう、とバカげたことを言っている。

さて、映画で最も注目すべきは抗核エネルギーバクテリア。放射性物質を食べてゴジラを弱らすバクテリアが威力を発揮する。これがあったらなあ〜と思う。福島原発もチェルノブイリも解決する。何万年もの放射能半減期を地下深くで待つことなく、バクテリアが無毒化してくれたらどんなに偉大か。廃炉処理に福音となるに違いない。

だが待てよ?! 今地上で最強の兵器、核爆弾。これが実戦で使われた後ではバクテリアにも為すすべはない。使う前段階の核兵器を無力化する効能があるわけだから、世の悪人たちはこぞって抗核バクテリアを欲しがるだろう。それをめぐってテロや戦争がひきもきらず起きることになる。それは困る。

(風蘭。フーテンの寅ではなくフーラン。優美な白色だ。どことなくビオランテの触手に似ている)
台風と暑さがうまく平均し [2016年07月04日(Mon)]

fumihouse-2016-07-04T17_58_29-1-thumbnail2.jpg遅い台風1号が3日に発生したといい、そこそこの強さで北西へ進んでいる。エルニーニョが最盛期を過ぎた翌年は台風発生が遅くなるというが、発生件数が減るわけでもあるまい。8月、9月に軒並み列島を縦断されたのではたまったものではない。

台風は南海の熱い海を母に生まれる大量の水蒸気のかたまり。巨大なエネルギーが北へ北へと押し出されることで大雨や大風の被害をもたらす。直撃せずとも、熱い空気が日本を包むことで蒸し暑さも増す。厳しい暑さはゴメンだが、水不足にあえぐのもイヤだ。適度な夏であることを願う。

(長い夏を息長く見守ってくれる百日紅(サルスベリ)が咲き出した。これはピンクだが、薄青紫や白いのもなかなかよろしい)
困ったらヘルプ!と言おう遠慮せず [2016年07月03日(Sun)]

fumihouse-2016-07-03T18_36_48-1-thumbnail2.jpgザ・ビートルズ来日から50周年ということで、テレビでもラジオでも懐かしのサウンドがよく聞かれる。わが家までも懐かしいビートルズCDがクルマに入っている。

『ヘルプ! 』が聞こえてくる。人気絶頂の彼らが本音を漏らした詩なんだと思う。誰か助けて!(Help! I need somebody)というわりには、誰でもいいわけではなくって、君が頼りだ、君に助けてほしい!と訴えかける。恋人か親友かは分からないが、信頼すべき人を求めている。

前は若かった、今よりずっと若かった。そのころ誰にも助けてほしいとは思わなかったのに、最近はうまくいかなくて…。
(When I was younger, so much younger than today, I never needed anybody's help in anyway. But now these days are gone, I'm not so self assured)

元気づけてほしいんだ、君に。そばにいてくれるだけで、とってもありがたい。僕を助けてくれる?
(Help me if you can, I'm feeling down. And I do appreciate you being 'round. Won't you please, please help me?)

今は何かしら困ったときに使うのはネット。そこにはノウハウが満ちあふれ、よくある質問(FAQ)まで取りそろえてある。サービスの依頼先まですぐ検索できる。だが一応の解答は得られても満足感がないのは、気持ちが満たされないからだ。

助けて!と言えるのは若さの証拠。年をとればとるほど、利害得失なしにお願いできる友は少なくなるものだ。見栄もあるから素直に助けを求めることもしなくなる。でも、助けを求めてみよう。ケチなこと言わずにね。

(元気のないときは、こんな満面の笑顔のような花がいい。ルドベキアの花言葉は「鮮やかな態度」とか。困った友を助けてあげたい)
カントリーほんとの田舎はボールなし [2016年07月02日(Sat)]

fumihouse-2016-07-02T17_34_53-1-thumbnail2.jpg松江カントリークラブが自己破産した。半世紀前に島根県内で初めて開業した老舗がつぶれてしまったのは、わたしのせいだ。浜田カントリークラブや水明カントリークラブ(邑智郡)が経営をやめてしまったのもわたしのせいだ。松江カントリーにはかつて年3回は行っていた。浜田にも通算6,7回は行った。水明でも1度プレーしたことがある。わたしがゴルフしなくなったのが原因だ。わたしの責任である……。

なんていうのは冗談としても、ブームに乗じて島根県内に11のゴルフ場があったが、時代の波に逆らえずどこも経営が苦しくなった。企業が接待に使わなくなった、健康目的ならば他の手段でも歩けることがわかった、環境問題から広大な山を切り開くことに反感が広がったのもあろうが、猫も杓子もゴルフをしなくてもいいと皆思うようになったのだろう。

わざわざ時間と大枚かけて遠くのゴルフ場まで行かなくても(島根だとたいてい近いが)、交友する方法はいくらでもあるし、おべんちゃらを使わなくても正当な企業努力でより良いサービスの提供はできる。要はあのゴルフブームはあだ花だったと多くが気づいたのだと思う。

残る県内のゴルフ場は8つ。広いフェアウェイが荒れ果て原生林化するのは困る。がんばって経営を続けてほしいものだ。

【松江】玉造温泉カントリー
【出雲】出雲空港カントリー、島根ゴルフ倶楽部、いづも大社カントリー、出雲ゴルフ倶楽部
【雲南】クラシック島根カントリー
【浜田】金城カントリー、浜田ゴルフリンクス

(廃業になったゴルフ場にも、この時季こんな木槿(ムクゲ)の花が咲いていることだろう)
さもしさも生きる力か明日へ行け [2016年07月01日(Fri)]

fumihouse-2016-07-01T21_06_34-1-thumbnail2.jpgさもしい男を阿部寛がうまく演じた。映画「テルマエロマエ」のルシウスとは対局にある見苦しさ。嘘を平気でつき、打算的で欲得尽くであさましい。無精ひげを剃らないばかりか、歩き方だってみすぼらしい。怠惰で初志貫徹など無関係で、言い訳と見栄で生きている。借金まみれな上に、元妻への月5万円の養育費もとどこおっている。しかも未練たらたら。卑しい笑いに虫酸がはしる。映画『海よりもまだ深く』の篠田は、愛すべきひとではあるが、誰にも共感されそうにない。

元妻役の真木よう子もぶっきらぼうで、人生思うにまかせないという映画のテーマにそぐう演技だったと思う。篠田の老いた母役の樹木希林も味を出した。夫と息子二代にわたるダメ男に困らされ、こんなはずじゃあなかったと嘆きつつも、貧しい日々を丁寧に生きている。

前作「海街diary」のように原作があるのとは違って是枝監督オリジナルのせいもあろうが、どこで私の人生間違ったのかしら?などのセリフがあざとい印象を受けた。ひっくるめて自分の人生に責任をもて!というメッセージもわからないではないが、露骨に感じた。

池松壮亮が演じた後輩、リリーフランキーの探偵所長など脇役にもそれぞれの人生がある。描かれることはなかったが、思うにまかせない人生を背負っている雰囲気を感じられて、想像力が駆り立てられる。

心揺さぶられる映画ではないけれども、思うにまかせない日々の暮らしにあって、なんとかなるもんさと、ある時には諦観し、またある時にはしゃにむにやり通す。ひとの生き方に定番はない。自分自身にも今までとは違うやり方で思い切って舵を切るのもいいと、ともあれ何かしらやってみようかと思うのです。

(トリトマ。初夏から夏にかけて咲く。別名、トーチリリー又は松明百合。いかにもそんな感じ)