知は光り学は闇を払うもの [2017年12月31日(Sun)]
【無学】には2つの意味がある。ひとつは仏教言葉で、煩悩を断ちつくして学ぶことのなくなった境地。わたしも含めて普通のひとには縁のないことだ。
もうひとつは、学問・知識のないこと。知識が多くても活用する智恵がなくても無学だ。さらにどんなに知識と智恵があったとしても、利己的な使い方であれば意味はない。読み書きができない無学文盲の人はこの地球上にあまたいる。 「誰も置き去りにしない」を理念としているのは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)。2030年までに地球上から貧困をなくし、地球環境を保ち、人類の平和を実現するためには、無学という闇を振り払っていかなければならない。利他のための知が光る2018年になるよう願っている。 |