戦前に始まるラヂオ体操よ [2017年08月17日(Thu)]
今朝のラジオ体操は長崎・大村市。講師に応えて来場者の明るい挨拶が響きわたり、ラジオ体操の歌がこだましていく。夏休みの間、講師やアシスタント、ピアノ伴奏者が全国各地を巡回する日本の夏を代表する行事。戦前から始まったものだそうだ。
子供の頃、この放送を毎朝聞いた。第1体操が終わると補助体操がある。首を中心とした体操でピアノ伴奏はアドリブも入って、今思えばオリジナリティあふれる工夫がいっぱいだったのに違いない。しかし私たち子供はタラタラして何もしなかった。そして第2体操。これもチンタラやって、終わりの音楽が流れ10分間は過ぎる。 主催する自治会の家の人が判子を押してくれて(毎夏持ち回りだった)、ラジオ体操カードのマスを今日も埋めた。マスが赤い判子で詰まっていくことだけを楽しみに眠いのをガマンしながら通ったものだ。だから体調不良で出られないのは屈辱ものだった。親戚に行っても当地で必ず出た。懐かしい子供のころの記憶。 (女郎花(オミナエシ)は秋の七草。でも7月初めから咲いている。小さな星形がかわいらしい) |