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どちらかな大人の針と子供の針よ [2017年06月03日(Sat)]

fumihouse-2017-06-03T21_30_24-1-thumbnail2.jpg高村光太郎は『新緑の頃』で歌った。エネルギーに満ちた青葉を、その集まりとしての山野を。少年少女たちへの期待にかけて歌ったのだと思う。

 青葉若葉に野山のかげろふ時、
 ああ植物は清いと思ふ。
 植物はもう一度少年となり少女となり
 五月六月の日本列島は隅から隅まで
 濡れて出たやうな緑のお祭。
 たとへば楓の梢を見ても
 うぶな、こまかな仕掛に満ちる。
 小さな葉っぱは世にも叮寧に畳まれて
 もつと小さな芽からぱらりと出る。
 それがほどけて手をひらく。
 晴れれば輝き、降ればにじみ、
 人なつこく風にそよいで、
 ああ植物は清いと思ふ。
 さういふところへ昔ながらの燕が飛び
 夜は地蟲の声さへひびく。
 天然は実にふるい行状で
 かうもあざやかな意匠をつくる。

わたしには、自然とともに成長していく人間社会の息吹を歌っているように思える。ところが時代は変わり、今日の新聞は報じた。昨年生まれの赤ちゃんは100万人を切って97万7千人まで落ちたと。合計特殊出生率も1.44まで落ちた。長生きしてこられたお年寄りも亡くなり始め、130万人もの死亡者がいる。なりふり構わぬ政策でもって少子高齢社会、人口減少と戦っていく時代が来てしまった。

(時計草のオトナの針はどれ? コドモの針はどれ? 私にはわからないけれど時計草は知っている)