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厳冬のハドソン川に不時着す [2016年10月03日(Mon)]

fumihouse-2016-10-03T20_43_25-1-thumbnail2.jpg映画の原題は『Sully』。サリーとは、サレンバーガーのニックネームで、2009年1月15日に乗客乗員155人が乗ったUSエアウェイズ旅客機の機長その人でした。両エンジンを鳥の群れとの衝突で破壊されたにもかかわらず、冷静な判断でニューヨークのハドソン川へ不時着水し全員を生還させた機長として米国では有名です。サリーと題名をつけても分かるのでしょう。当時世界中のメディアが『ハドソン川の奇跡』と報じたことから、邦題ではそれをとっています。

マスコミと世間はサリーを英雄視しました。彼は機長の職責を果たしただけで、すべてのクルーがプロとして立派に働いたのだと自信をもって訴えました。

ところが、全員の無事を確認して安堵する間もなく、彼は苦しめられるのです。事故調査委員会が、機体をダメにしたばかりか人命を極めて危険な目に遭わせたのは間違った判断だった、近くの空港に着陸するのも十分可能だったと疑ったのです。執拗な尋問で彼と副機長を痛めつけ、事態は不利な方向に動いていました。

しかし、彼ら二人には為すべきことをした確信がありました。他のクルーや乗客も含めた全員のチームプレーによって達成された勝利であるとの大確信でした。

主演のトム・ハンクスの抑えた演技が光ります。そして、夫婦の愛、親子の愛、同僚愛を人間ドラマとしてみせてくれます。彼らはアイラヴユーを端々に散りばめて会話します。不言実行ではなく有言実行あるのみとする即物的な思考ではありますが、日本人だって試練を乗り越えた時くらいは、「愛してる」を連発しても可笑しくはないと思うのです。

ともあれ、プロたる者はいざという時に備えて、訓練やイメージ想定を怠らず、個々の力をまとめて目標の実現に邁進すべし、という今の時代に即したリーダー像を示してくれています。見応えのある映画でした。