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あんぐりと口を開けてはやり過ごす [2016年09月22日(Thu)]

fumihouse-2016-09-22T22_45_05-1-thumbnail2.jpgスポーツジャーナリストの瀬戸口仁氏の講演を聴く機会に恵まれました(トリニティ出雲医療福祉専門学校のセミナー)。題して『アンガーマネジメント〜自分の怒りの感情をコントロールできれば、どの未来にするかは自分で決められる』。アンガーマネージメントとは、衝動的に爆発させがちな怒りの感情をコントロールすることです。

瀬戸口氏は、今日から使える即効性のあるテクニックを9つ教えてくださいました。怒りとは人間が持つ当然の感情であり、将来に向けてのエンジンとなる良い面もある一方で、瞬発的に暴発し、悪の連鎖を生み続ける怒りもある。これを沈静化していくのがアンガーマネジメントであると氏はおっしゃいました。

1■まずは6秒をやり過ごす
 これができると最悪状況を免れられます。怒りを爆発させず、6秒やり過ごすと怒りは次第に収まっていくようです。確かに怒った場面から数十分も経てば、あの感情はどこへ行ったのだろうと思うことがあります。

【tec1】カウントバック
 100から順に3を引いて、97,94,91,88,85と数えるうちに、6秒をやり過ごす。
【tec2】呼吸リラクゼーション
 吸う⇒止める⇒吐く。これを繰り返してやり過ごす。
【tec3】ストップシンキング
 錦織圭もやっている方法。怒りや後悔の心が起こったら「やめとけ」「ストップ」「考えるな」とつぶやき、怒りの矛先を転じてやり過ごす。このとき緊張で上がった肩をほぐすために、上げきってゆっくり下ろしていく。
【tec4】グラウンディング
 目の前の相手以外の物体に集中しやり過ごす。例えば時計、ペン、机の模様。
【tec5】タイムアウト
 その場から逃げる。例えば「10分ください」と宣言して外に出てやり過ごす。タイムアウトでは飲酒と運転は厳禁。危ない結果になりがち。

2■次に価値観の三重構造を気にとめる
 価値観はひとによって違いますが三段階に分かれます。自分と同じ価値観⇔許容範囲⇔自分には全く許せない範囲。できるだけ許せる範囲を広げることで気持ちが楽になり、アンガーマネジメントができるそうです。

【tec6】アンガーログ
 怒りの内容を文字にして見える化することで、コントロール可能となる。
【tec7】スケールテクニック
 怒りの程度を0点から10点まで点数化する。見える化することは、6も含めて怒ることがバカバカしくなる効果がある。
【tec8】ブレイクパターン
 知らず知らずのうちに枠を作って自分をはめがちになるパターンを破ってみる。毎朝電車の同じ車両に乗る、同じ通路を通る、毎日○○をするなどパターン化したものを違えても何ら悪いことは起こらない。何が起こってもイラつかないメリットがある。

3■分かれ道がある
 世の中にはコントロールできることと、できないことがあります。天気や渋滞、人の心はコントロールできません。過去⇒後悔、未来⇒不安や心配。これらに煩わされるのは時間のムダであり、今現在に全力で取り組むことだけがコントロール可能であると。
 ヤンキース時代の松井秀喜が巨人時代から続いていた連続出場記録が途切れたことがありました。捕球時の右手骨折が原因ですが、彼は連続出場には目を向けず(過去のこと)、今は一日でも早くけがを治して復帰することしか考えていない(現在のこと)と応えたそうです。

【tec9】24時間アクトカーム
 丸一日怒らず穏やかに(カーム)行動すること。怒った感情を湧かせないことはムリだが、顔と声と態度に出さないことは可能。傍目に怒ったように見えなければ怒ったことにはならない。

氏はワークを二つ聴衆に課しました。一つは10円玉の絵を描くことです。意外に小さく描いてしまうものです。平等院鳳凰堂の絵などもちろん書けません。デッサンを何度も繰り返せばやがて見なくても描けるようになる、すなわちそれがトレーニングであると。

二つ目は後出しじゃんけんです。「後出しじゃんけん、ポン、ポン」で後の人は負けるよう出すのですが、誰もが勝つことだけを考えてきたわけですから勝ってしまいがちです。氏は、トレーニングを繰り返すうちに克服できるわけで、アンガーマネジメントも繰り返しやって体で憶えてほしいと強調されました。

(道路端に咲く白い曼珠沙華。黄色がかった象牙色で、一部が淡い淡い桃色に染まっている。風呂上がりに浴衣を着ているかのよう)