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羽ばたいて今を掴んでズンと生き [2016年09月10日(Sat)]

fumihouse-2016-09-10T17_23_02-1-thumbnail2.jpg故ロビン・ウィリアムス主演の『今を生きる』の原題は、『デッド・ポエット・ソサイアティ(死せる詩人の会)』。秘密結社的な響きがあるが、ロビン扮するキーティング先生が学生だった頃に、生徒同士が密かに詩で思いの丈を語り合った会である。

キーティングは、人はすべて死ぬことを教えた。どんなに名声を博して元気な人でも、地下にあって草木の養分となってしまう。だから「今を生きよ(Seize the day)」と教える。毎日をがっちりと掴んで後悔しないことが大切だと。権威や過去のしがらみにとらわれることなく切り開いていけ! 違う角度から眺める視点を持ち、諦めるな! 耐えるべきは耐え、時がくるまで待つ知恵も持て!

最初は風采のあがらない風変わりな中年教師だと思っていたのだが、生徒たちはキーティングの意気に感じた。そして死せる詩人の会結成に動いたのだったが、米国東部の名門パブリックスクールであるから締めつけは厳しい。有名大学への進学者が多い。親の重い期待も背負って、その厳しさは生徒を押しつぶさんばかりだった。

キーティングは少年期から青年期に移る多感な生徒に火をつけた。分別のつかない年頃とも言えるし、可能性を秘めた年頃、動にも静にも揺れる年頃、陰気に落ちこみ陽気にはしゃぐ年頃、恋も覚える成熟期でもある。

キーティングは規律は必要ながらも自由に考え行動することが生徒を大きく伸ばすと信じた。一方で、学校側は伝統・栄光・規律・美徳を金科玉条とするわけでやむを得ない面もあるが、生徒に自由は与えない。権威に従順であることを良しとし、自由は生徒をダメにするとした。

若い頃に見たときは、若者のことを考えない大人に強く怒りを感じたが、今見ると少し違う視点を持った。新と旧、大と小、強と弱、貧と富……。立場が違えば価値観は違うのだ。相互に相克することはやむを得ない。

相容れない者どうしに思えたとしても、もはや狭くなってしまったこの地球に生きる同志として、共存する道を探らない限り、未来はないのだ。コミュニケーションを続けなければならないのだ。

(野葡萄が赤紫、青紫、黄、緑の実をつけている。葡萄というがブドウにあらず。食べられない)