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ヒグラシが寂びの静けさ連れてきて [2015年07月21日(Tue)]

fumihouse-2015-07-21T19_22_02-1-thumbnail2.jpg夜の静寂(しじま)を破り、朝を告げる音があります。鶏と蜩(ヒグラシ)の鳴き声。けたたましく安眠を妨害するのが鶏鳴で、じわりと朝を感じさせるのが蜩です。

カナカナカナと形容されますが、表しきれない面白みがあるのです。深山から神々がのぞき見をして、幽玄なる谷を木の精霊が駆け回るような不可思議な感覚になります。

出だしは低く、徐々にスピードと音量を増して、再びゆっくりと収束していく。その揺らぎには、地から湧き出してきたかのような得体の知れない感覚をもってしまうのです。わびやさびの世界でもあるでしょう。

夕方の日が暮れる頃に鳴きますが、昼でも深い山に入るとよく鳴いており、別世界に入ったようです。朝に鳴くのは「日暗し」というよりは「日明かし」と言えるでしょう。

日が昇り、ニイニイゼミが金属のような音を響かせ、アブラゼミが暑そうな音で間断なく鳴く頃には、ヒグラシは静かになってしまいます。蝉時雨の質が変わるのです。

今日も全国的に熱中症が多発して厳しい暑さが人間を襲いました。夜にひと息ついて、また明日の早朝にヒグラシの幽寂な音で目を覚ますことにしましょうか。

ところで、蜩という字をついつい「タイ」と読んでしまうのです。魚の鯛と似ているからです。そんなことありませんか?

(出雲・高瀬川の清流をバックにして菊系の花が咲きます。この梅雨は島根では雨が不足していましたが、水量は安定している斐伊川から分水されて高瀬川も豊かに流れます)